思い出の弥生賞 1990

この年の人気も朝日杯3歳ステークスの勝者アイネスフウジン。共同通信杯快勝からの出走でしたが、あいにくの不良馬場。
サクラホクトオーの悲劇がよぎりましたが、逃げ先行馬だから有利に働くかもと言うことで本命。人気はあと○メジロライアン、プリミエールと続きました。

レースは大方の予想通りアイネスフウジンの逃げ。二番手はこのレースから主戦の堀井雅広騎手から郷原洋行騎手に乗り替わった△カムイフジ。メジロライアンは後方グループ、その前に▲ホワイトストーンがいました。

アイネスフウジンは元々首を低くして走るタイプでしたが、この日の馬場にはノメって走っていました。それでも最後の直線でも先頭をキープしてカムイフジも振り切りましたが、そこで飛んで来たのが横山典弘騎手のメジロライアン。あっさりアイネスフウジンを差し切り、柴田政人騎手のホワイトストーン、河内洋騎手のツルマルミマタオーを抑えて1着。一躍アイネスフウジンのライバルにのし上がりました。2着ツルマルミマタオー、3着ホワイトストーンも有力どころ。アイネスフウジンは4着でしたが、良馬場ならという期待は残す内容でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?