思い出の金鯱賞 1988

金鯱賞は当時は中京夏開催の名物レース。
中京夏開催のフィナーレ高松宮杯(当時は芝2000のG2)へのステップレースでもありましたが、当時の金鯱賞は芝1800のハンデ戦だったので結構展開や馬場の影響で荒れるレースが多かったです。

この年の人気は、シンウインド、ヒデリュウオー、プレジデントシチー、パッシングパワーでした。

レースはパッシングパワーが逃げる展開。ヒデリュウオーが二番手、プレジデントシチーは先団、シンウインドは後方から。
岩元市三騎手のシンウインドは道中まくって行きますが、最後の直線で力尽き後退。他の人気3頭は番手は変わりませんでしたが、安田隆行騎手のヒデリュウオーは伸びず、高橋隆騎手のパッシングパワーは先頭を譲らず、南井克巳騎手のプレジデントシチーは二番手に上がりますがあまり差が詰まらず、最後伸びて来たのは武豊騎手のタニノスイセイでした。

勝ったパッシングパワーはこれが初の重賞制覇。鞍上の高橋隆騎手もこれが初の重賞制覇。高橋隆騎手といえば息子は元騎手で現調教師の高橋亮調教師。2000年頃は親子鷹として有名でした。

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