膨大wiki/ゆっくり茶番劇商標登録化騒動

※膨大wikiからの書き起こしです。削除申請はtwitterまで

ゆっくり茶番劇商標登録化騒動(-ちゃばんげき しょうひょうとうろくか そうどう)とは、2022年5月15日に起こった、「ゆっくり茶番劇」が株式会社柚葉企画によって商標登録・告示されたことによる騒動である。
概要

この騒動を引き起こしたのはYouTubeでゆっくり系の動画を投稿している「柚葉」というアカウントである。以前は「たまゆら」という名義で活動していた。
実は、昨年の10月にすでに商標登録が申請されており、3月に受理されている。そして、5月1日制定されることになったのだ。しかし、登録商標の取得が発表されたのは5月15日であった。
ちなみに、5月1日までは異議申し立てをする事が出来たのだが、それまでは公にせずあえて隠していた説が浮上している。

影響・反応

当初、この商標登録が認められたことにより、ゆっくり茶番劇、あるいはそれに類似するもので利益を得た場合、年間でなんと10万円もの利用料を払わなければならないこととなっていた。
だが、16日21時に利用料は取らないことに変更した声明を発表した。
しかし、権利は柚葉企画が所有すると主張しているため、今後利用料が変更される可能性もある。

これによりゆっくり界隈の衰退が予測されるばかりか、「他のコンテンツでも商標登録化が進むのではないか」と危惧している人も多い。
また、この騒動により日本のインターネットは大盛り上がり。
ツイッターでは「#ゆっくり茶番劇の商標登録に抗議します」「#柚葉を許すな」「#ZUNさん」「#異議申し立て期間」「#商標登録」などが相次いでトレンド入りした。また、多数のゆっくり実況者達もこの騒動に反応している。
また、この騒動によってゆっくり実況者が、動画の名称変更を相次いで行っている。例えば、中堅実況者のパトパトチャンネルでは、「ゆっくり茶番劇」から「フェイスアニメーション」という名称に変更する対策をとった。
主にDairi氏の立ち絵で物語を投稿している まったりさん氏は、「商標登録されたので、今日から『ゆっくりぢゃヴぁんげぎ』にします」と宣言し、笑いを取っている。
柚葉のツイートはフォロワーしかコメントできないようになっているが、そのフォロワーからも柚葉への注意がされている。

なお、15日19時頃、柚葉の所属するCoyu.Liveは、柚葉に対して警告処分を行うと決定した。事務所に無断での登録商標取得、アカウント買い取りの発覚など、今回の騒動が関係しているのではないかと推測されている。

また、ひろゆき氏や鋼兵氏などがTwitterにて名前の後に『@ゆっくり茶番劇』を付けた事もネット上を騒がせている。

問題点

今回の商標登録は、商標法に定められた「他人の業務にかかる商品もしくは役務を表示するものとして需要者の間に広く認識されている商標は、商標登録ができない」という条項に違反しているのではないかという指摘がある。
そもそもゆっくりは東方Projectから派生した、いわゆる二次創作であり、営利化するのはガイドラインに違反しているのではないかと思われている。
しかし、ここ近年ではゆっくりのオリジナルキャラクターやそういったものにより複雑化して版権元が曖昧になってしまっていた。

また、この人物は『ゆっくりに東方Projectへのリスペクトは要らない、あんなの古参がイキって威張っているだけ(要約)』と以前から態度が問題視されていたり、元々あった非常に登録者が多いアカウントを買っているといった疑惑もある*2
そうしたことが今回の騒動に繋がったと考えられる。

柚葉氏は、「ゆっくり茶番劇は東方Projectとは一切関係がない、キャラクターを出して会話させる動画全般が『ゆっくり茶番劇』にあたる」としている(これに関しては異議が唱えられているが)。
なお、本人は過去にゆっくりは東方の2次創作であるという旨の発言をしているため完全に矛盾している。

その他にも、一個人に過ぎないYouTuberがこのようにして営利化するのは大多数に影響が出る危険性もある。
あくまで、今回は『茶番劇』という狭い部分ではあるが、いずれかはゆっくり全体に影響を及ぼしかねない。
および、騒動発生後の柚葉氏の対応・反応も、過度な自己の正当化、「効いてませんよアピール」など、問題点が多かったと指摘されている。
過去にも同じような事例として、ギコ猫事件などが発生している。

商標登録は取り下げられる?

先述の通り、異議申し立て期間はすでに過ぎてしまっているが、商標登録から5年以内なら取り下げの無効審判というものができるので、まだ希望がある。
しかし、その無効審判には30万円ほどかかる上、商標登録によって被害を被っている人でないとできない。また、請求者の本名も公開しなければならない。
そのため、神主とよばれるZUN氏が現在有力だと言われている。現在ZUN氏は無効審判を行ってはいないが、「法律事務所の方に相談したところ、商標権の効力は及ばないと確認されたので、ライセンス契約などをしてはいけない」との見解を示した。
また、柚葉氏やZUN氏、特許庁などに勝手に問い合わせしたりすることは、騒動がより混乱するだけでなく、執拗な問い合わせによって商標登録の無効審判で不利になる場合があるので、今は控えよう。
誹謗中傷や犯罪予告などもってのほかだ。
なお、早速Web上では署名運動も起きている。
また、5月21日、柚葉の所属するCoyu.Liveは、柚葉に対して商標権を放棄するよう指示した。

動画


これが公式発表の動画。異議申し立て期間を過ぎてから発表したことになる。
なお、この動画も収益化されている。そのため、収益に貢献したくないけど見たいという場合はオンラインビデオコンバーターなど動画ダウンロードサイトなどを使おう。
https://youtu.be/q1Hp09MCI4I (直リン回避済)

関連サイト


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