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栄養が足りない 2024/06/15

人からあんまり食べないんだねと言われることがあるけど、自分的にはちゃんとご飯を食べてるつもりでいる。お腹が空いた時にちゃんと食べたいだけ食べている。
寝てもいる。できるだけ、寝たいだけ寝るようにしている。睡眠に抗うと大抵、ろくなことがない。寝ずに作業するよりかは一旦寝て作業したほうが、明らかに短期間で質の良い結果を残すことができる。だから、たとえ課題があっても面接があっても、眠いと思った瞬間ギリギリまで寝るようにしている。
ご飯食べてるし睡眠も足りてるし身体的な栄養はある方だと思う。
じゃあ何が足りないかというと。

逆質問で必ず「この会社の好きなところを教えてください。」と質問するようにしているのだか、ここから派生して入社の経緯を聞く流れが大半で、そうすると「そんな理由で通るのか」みたいな答えがほどんどだった。薄っぺらく聞こえる。そんなんでどうして通ったのかなと不思議に思う。
予想だけど、こちらから見て「そんな理由で通る」人は面接の場で気持ちが相当乗っているのだと思う。私なんかに志望動機を話す時よりも、面接の時とてつもない「おおきい」気持ちで、心から、言っている。私と話す時は時間の関係ではっしょったようなことも丁寧に伝えちゃったりなんかしちゃうのだが、それ以上に、気持ちが乗っている。面接する側もできるだけ流されないようにしようとはするものの「なんかいいかも」には抗えないのだと思う。ワクワクする人とと仕事がしたいものだもの。
自分の物語を伝える力が、発生している状態。

「一刻も早くインターネットで自分の気持ちを発信したほうがいい」
「日本の同調圧力に殺される前に早く海外に行け」
小学生の私が書いた日記を読みながらそう言ってくれたのは、塾の先生だった。そんな人がフィリピンへ半年間移住するらしい。昨日一日そのことについて考えていた。私の人生ではじめてできたファンといえる存在であることに気づいた。日記には毎日とてつもない量の「気持ち」が込められていた。

家の鍵を閉めずに外へ出ようとしていたことに、ドアを閉めて廊下を歩き出した瞬間に気づいて、それと同時に読みたい本を持ち歩くことを忘れていたことにも気づく。調子が悪い、テンポが悪い。ライブに行くのにお金が入っていない。郵便局のATMに寄るが、空いていない。仕方なくコンビニのATMでお金を下ろす。バイトに行く。お皿の盛り付けのクオリティを下げたくないからセンスを盗み見るようにしていた成果が出たみたいで「お、ええやん」と言ってもらえた、嬉しい。小さい頃からご飯の盛り付けは綺麗にしろとうるさく言われてきたのでシンプルに嬉しい。最近やっと人生はじめてのカフェのバイトに慣れてきた。頼まれた商品とお客さんの顔が結びつくようになり、できなかったことができるようになってきた。でももっとこの人から見習いたいこと全てを盗めていない。1日でも早くこの人に近づけるようになりたいなとのんびり営業をこなしていたら30分早く上がることができた、ライブに間に合う。でも19時までに上がれるならわざわざ手数料かけてお金を下さなくてもよかった、でもまあいいか。今自分が学ぶべき環境がカフェの方だったので月一しか働かなくなったバイト先に到着。紅白歌合戦みたいにAPU vs 別大の学校対抗ライブ的になっていた。イベントの宣伝も兼ねていた
が、それよりも同年代への刺激を求めていた。

私が私であるための、至って単純なシンプルな要素が欠けている。
やるべきことがわかっていてもこれができないと何もできない。
栄養が足りない。