アーセナルVSボーンマス観戦日記

アーセナル
GK:ラムズデール
DF:冨安、サリバ、ガブリエル、ジンチェンコ
MF:ウーデゴール、トーマス、ヴィエイラ
FW:サカ、トロサール、マルティネッリ

ボーンマス
GK:ネト
DF:スミス、メファム、スティーブンス、セネシ、ゼムラ
MF:ワッタラ、ロスウェル、ビリング、セメンヨ
FW:ソランケ

前半

ボーンマスボールでキックオフ。ソランケからパスを受けたロスウェルがワッタラにロングパス。ワッタラが仕掛けてクロスを上げ、ルーズになったボールをビリングが押し込み、ボーンマスがファーストチャンスで先制点を奪う。

4分 ボーンマス陣内でトーマスがプレスをかけてボールを奪い、ウーデゴールがシュートするもネトがセーブ。こぼれ球をサカが狙うも再度ネトがセーブする。アーセナルにとって同点に追いつくビッグチャンスだっただけに決めたかった。

5分 トロサールが仕掛けて、マルティネッリへパス。パスを受けたマルティネッリはウーデゴールに落とす。ウーデゴールはダイレクトでシュートするもネトの正面にボールがいく。

9分 ボーンマスが自陣でボールを奪ってカウンターを仕掛けるもトーマスがボールを奪う。こういうシーンでのトーマスの1VS1でのボール奪取やカバースピードの早さは素晴らしい。攻めているときはこういった選手が非常に求めらる。

20分 サカのシュートをブロックし、ボーンマスがカウンターを仕掛ける。ソランケがボールを運び、ビリングにスルーパス。ビリングが中に折り返し、中に入ってきたワッタラがシュートする。これをラムズデールがセーブ。完全に崩されていたので失点をしてもおかしくなかったが、ラムズデールに救われたという感じ。最近はカウンターからこういったシーンが多い分、ラムズデールの存在が大きいなと感じることが多い。

22分 トロサールが怪我により交代。スミスロウが入る。

30分くらいまでアーセナルがハーフコートゲームでボーンマスを攻め立てるも得点には至らず。セカンドボールを回収したり、奪われてもすぐにボールを奪い返すなど、完全にゲームを支配していた。その中で得点が取れていたら、もっと楽な試合展開になっていたかもしれない。
ただ、30分以降はサリバの背後などソランケに何度か抜けられてしまうシーンがあったので、前がかりになった時のリスクケアについて、改善する必要がある。

前半はアーセナルが支配するも得点なく、0-1で折り返す。

後半

冨安を下げて、ホワイトを投入する。

54分 ガブリエルのクリアを拾った、サカがドリブルでボールを運び、マルティネッリへパス。パスを受けたマルティネッリは仕掛けてシュートまでいくも、枠には入らず。

57分 ボーンマスのCKからセネシが頭で合わせ、ボーンマスが追加点を奪う。トーマスがマークを外されて、ニアサイド合わせられてしまった。アーセナルの方が押し込んでいただけにセットプレーから追加点を奪われるといういう嫌な展開となってしまう。

62分 アーセナルのCKからネトが弾くと、こぼれ球をスミスロウがヘディングし、最後は走り込んできたトーマスが合わせて、1点を返す。途中出場のスミスロウ、失点に関与してしまったトーマスの活躍でまずは1点を返すことに成功する。ホワイトもいい囮となって相手をひきつけていた。

65分 カウンターからロスウェルのパスを受けたソランケがシュートするも、ラムズデールがセーブ。ラムズデールの活躍が目立つ試合。

70分 トーマスがボールを運び、左サイドのネルソンへパス。ネルソンはファーストタッチでボールを運び、左足でクロスを上げる。これをファーサイドから入ってきたホワイトがシュートし、同点に追いつく。ネルソンのクロス精度の質もホワイトのシュートも素晴らしい。途中出場の選手が流れを変えたこともあり、スタジアムはイケイケムードに

75分 トーマスの浮き球パスからマルティネッリがドリブルで運び、シュートするも枠に入らず。マルティネッリは今日の試合何度か自分で運んでシュートまでいくシーンが多い。サイドで受けて仕掛けるのもいいが、縦にスペースがある状態で受けて、仕掛けていく方がイキイキしている気がする。

97分 アーセナルのCKからボーンマスがクリア。クリアボールはネルソンのところに渡る。ネルソンは胸トラップから右足で少し触り、左足を振り抜く。これがファーに決まり、アーセナルがロスタイムに逆転に成功する。
ネルソンは途中出場で1G1Aの活躍。アーセナルの采配が的中した。

試合はこのまま、アーセナルが逆転勝利でリーグ戦4連勝を飾る。
開始早々に先制点を奪われて、トロサールが負傷交代、後半に追加点を奪われて、流れ的によくない中で同点に追いついて、ロスタイムに逆転というドラマのような試合だった。
ネルソンのプレーを見たのはおそらく初めてであったが、利き足ではない左足であれだけ精度の良いキックができたり、ボールを持った時に何かしてくれるのではないかと感じさせてくれる魅力のある選手だと思った。

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