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いきなりCO2を30%削減出来るかも・・


沖縄電力から沖縄ガスニューパワーに乗り換えます。今までの電気代と比較できるシミュレーションによると、ほとんど誤差の範囲というくらいしか安くならなさそうだけれど、料金以外に二つの動機で申し込みました。

一つは、スマートメーターに変えてくれるらしいというもの。

沖縄電力がスマートメーターに変えてくれるのは、まだ来年以降になりそうでした。今まで、月単位でしか見えなかった電力消費の推移がいきなり30分ごとにわかるようになるようで、これは嬉しい。(下記 沖縄ガスニューパワーホームページより)

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それまででも、昨年のウオーターサーバー解約後、はっきりと下がったことがわかるなど、原因追求できたこともありました。また、時期的にみてこの大半はエアコンが原因だろうなと、推測も成り立ちます。

冷蔵庫の30Whだとか、ONU/ルーターの9Whなど、24時間通電していて、なおかつ消費電力に変動がなさそうなものは推定できるけれども、それ以上はわからなかったんです。スマートメーターで30分単位で推移がわかれば、変動した時間と照らし合わせて、より詳細に内訳を導き出せるかもしれないと、期待してます。

もう一つは、沖縄ガスニューパワーの電力構成の30%以上が再生可能エネルギーらしいこと。

沖縄電力も御多分に洩れず排出CO2の削減を期待されているものの、現状はかなり難しそうです。まあ原発もないので(原発の是非は置いておいて)仕方がないとも言えるますが。ちなみに、太陽が燦々と降り注ぐイメージの沖縄は、実は曇りの日が多かったり、台風などの災害が多かったりで、太陽光発電や風力発電には若干タフな環境だそうです。

それでもどうにかしろと、昨年は有識者に怒られちゃった・・

ちなみにauでんきというのも盛大にCM流しているけれども、調べてみたら再生可能エネルギー比率はあまり高くなさそう。

それに比べて、沖縄ガスニューパワーは、今年、新バイオマス発電所が稼働する予定です。これにより、再生可能エネルギー比率がより上がりそうで、ワクワクです。

ただ、燃料は輸入木質バイオマス(パーム椰子殻・木質ペレット)とあり、この点は微妙かもしれないですね。

バイオマス発電といってもわざわざを輸入するってどうなのというご意見もよく見かけます。

沖縄の肩を持つとしたら、サトウキビなどはすでにかなりのところまで活用しきっているし、木材も豊富なわけではないので、外から持ってきて燃やすか、太陽光や風力など他の発電方法のさらなる進化に期待するしかないのが現実なのでしょう。

ただ再生可能エネルギー比率が上がればいいのか

とはいえバイオマス発電も同量以上の植栽を継続するからこそのカーボンニュートラルな訳で、やはりここは野放図に電力を消費する考えから、必要なところに必要なだけ使うという考え方が大事な気がします。加えて、発電・送電・消費の過程の中で、よりロスを減らすことも大事でしょう。買電100%の状況では、これらのロスは誰かが努力して改善してくれるのを待つだけになってしまいます。マンション住まいとしては、屋根一杯に太陽光パネルを敷き詰めて、夜は蓄電池を使うことで、買電を減らすというアプローチは取れないわけで、せめてより節電できる仕組みを考えていこうと思っています。

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