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「メイド喫茶とまり木」

 初めまして。メイド喫茶とまり木、店長の鏡花と申します。
 X(Twitter)アカウント開設とメイド服公開後から、沢山の温かいお言葉を頂戴しております。とても嬉しく、励みになっております。
 これからどうぞよろしくお願いいたします。

 本日は、どうして「メイド喫茶とまり木」と名づけたのかについてお話させていただこうと思います。それには、大きく分けて3つあります。


①メイド喫茶とは、誰かのこころのとまり木だと思うから


 皆さんにとってメイド喫茶・コンセプトカフェはどんな場所でしょうか。多種多様なコンセプト、こだわりやシステムがある中で、どんなお店が好きで、何を求めていますか?
 当店は名前の通り、利用される方にとっての「とまり木」のような場所でありたいと思っています。外の世界で疲れた時や苦しい時、悲しい時に、もしこの場所を思い出していただけたなら。当店を訪れて誰かと笑ったり、心を通わせたりして羽を休めたら、また少し飛んでみようなんて思っていただけたらいいな。
 メイド喫茶とは、誰かのこころのとまり木なのかもしれない。これはメイドとしてもお嬢様としてもメイド喫茶で過ごした私の答えでした。
 そんな願いと期待を込めて、「メイド喫茶とまり木」と名づけました。
 

②メイドがいるから、羽を休められる


 先ほど「メイド喫茶とは、誰かのこころのとまり木なのかもしれない」と述べました。これは個人的に考える概念であって、定義するための条件ではないけれど、それでいいと考えています。
 ただしその際、メイドと名乗るのであれば、"メイドとしての心"だけは、自分も含めて当店で働くメイドさんには忘れて欲しくないなと思います。
 例えば夏に、店内で寒そうな仕草をしていたり、チラッとエアコンを見たりしていないかとか、そんな方にお出しするドリンク(飲み放題の場合)の氷の量はどれくらいが適切かなとか。自分が本当にメイドとしてお仕えしている、敬愛するご主人様お嬢様が目の前にいたらどうするだろう。常に、目の前の方のために何が出来るかを考えて行動していきたいし、してもらえたら嬉しいなと思います。
 不快にさせてしまうようでなければ過度に格式高く上品である必要もないし、明るくその人らしい話し方で接してもらっても、メイドが一杯いただくことがあっても、敢えて言うならば何を身にまとっていても自分はメイドだと、背筋を伸ばして過ごしてくれるのなら構いません。
 店内に、メイドとしての心を配ってくれること。これが当店で働くメイドさんに求める一番大事なことであり、それさえあれば訪れた方はいつでも安心して羽を休められるでしょう。


③Bar=とまり木だから


 ここまで読んでいただいた方は、じゃあ"喫茶"と名乗っているのはどうして?と感じたかもしれません。また、メイド博覧会のサークルカットでは「メイド喫茶Barとまり木」と名乗っていたのに、どうして「メイド喫茶とまり木」になったの?と気づかれた方もいらっしゃると思います。
 理由はとても簡単で、「Bar=とまり木」だからです。

 酒場としてのBarという言葉は、元は横木や棒という意味から来ています。アメリカの西部開拓時代(1800年代頃)、当時お酒は樽から量り売りをしていたのですが、酔っ払ってくると勝手に自分で注ごうとしてしまうお客もいて、これを防ぐためにbar(棒)を置いて設置したのがBar(酒場)という言葉の由来になっています。(諸説あり)
 つまりメイド喫茶とまり木は、メイド喫茶Barでもあるというわけです。これは、ノンアルコールでもお酒でも好きなものを楽しんでいただきたいという気持ちと、どんなものを提供していてもそれ以外のところでメイド喫茶を感じてもらえるようにするという決意でもあるかもしれません。


 ここまで読んでくださり、ありがとうございます。何をもってメイド・メイド喫茶とするのかを考え、それを体現していくことはとても難しいことだと思います。
 でもきっと、目の前の方のために何が出来るかを考えて行動することは難しくないと思うし、その一つ一つの行動の積み重ねが、「メイド喫茶」としての皆さんの体験になれたら良いなと思います。
 
 改めて、これからどうぞよろしくお願いいたします。


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