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【資格取得】交渉アナリスト 2級

最近職場で取得する方が増えていて、日常生活にも活かせそうかなと以前より気になっていたこちらの資格を今回取得したので、記録として残しておきます。

●交渉アナリストとは?

特定非営利活動法人「日本交渉協会」が認定する民間資格
交渉アナリスト」とは特定非営利活動法人「日本交渉協会」が認定する民間資格で、MBA レベルの交渉知識と交渉技術を身につけた実践者の育成を目的としています。(公式ホームページより引用)

●受験方法は?

「通信講座」「オンデマンド講座」「通学ゼミ 土日集中講座」の3パターンから選択できます。※受講料や合格基準が異なります。

私は「通学ゼミ 土日集中講座」を選択しました。2日間の短期間で学べるということと、レポートのみではなくて実際に会話をして"交渉"のイメージを掴んでみたいと思ったからです。

●土日集中講座の内容は?

座学が多いと思いきや、座学は2時間ほどで終了。講師の方が実例を出しながら説明を進めてくださり、とても丁寧でわかりやすくて、あっという間でした。1日目の午後からはグループワークやプレゼン、ロープレがほとんどでした。普段の仕事ではグループワークやプレゼンの機会はほぼないため、1日目終了時にはかなり疲れてしまい、2日目しんどいな、、、と思っていました。

2日目の講義は 「交渉における倫理観」についてのグループディスカッションがありました 。これが2日間の講義で個人的に最も興味深い内容でした。いざスタートすると、交渉においての「嘘になること」「嘘にならないこと」の捉え方に人によってかなり違いがあることがわかりました。もちろん捉え方に正解も不正解もないので、答えを出すのが目的ではなく「私は○○だからこう思う」という議論をグループ内で行うのですが、予想の斜め上を行く視点からの発言もあったりして、とても気付かされることが多かったです。

ちなみに参加者の年齢は大学生~定年後の方までと幅広く、職種も多様で営業・弁護士・看護師の方などもいらっしゃいました。九州や関西からの参加者もいて、意欲の高い方が多くていい緊張感がありました。

●最後に

今回講座を受けるまで、交渉=ネゴシエーターという堅いイメージが強かったのですが、2日間の講義の中でイメージが大きく変わりました。今までは交渉は勝つか負けるかの【分配型交渉(Win-Lose)】と思いがちでしたが、本来、交渉とは交渉条件を増やして相互にメリットのある【統合型交渉(Win-Win)】を目指すものと学びました。また、交渉は身近な日常生活にもあって、決して特別なことではないことも知ることができたので、今後活かしていきたいと思います。

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