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ボイチェンのお話

ボクが使ってるボイチェン、利用者が少ないようで検索しても使用感とかの情報がほとんど出てこないので、個人的な使用感とか書いてみるよ。

使ってるボイチェンについて

適用してるのは株式会社インターネット(メグッポイドとかの会社)の「AdvPitchShift2」というVSTプラグインタイプのだよ。このボイチェン、VSTプラグイン単体の他に、同じ会社の音声入力用マルチエフェクトソフト「Audio Input FX」にも同梱されてて、ボクが購入したのはAudio Input FXの方。

素敵なところ

  • AdvPitchShift2の変換性能は高いと思う。ピッチ+1200cent(1オクターブUP!!)の設定で雑に発声しても、そこそこ聞こえる音声にしてくれるよ。

  • Audio Input FXには仮想マイクデバイスも入っているので、別途仮想ミキサーとか用意しなくてもボイチェン出力をそのまま別ソフトに入力可能。このソフト入れるだけでボイチェン環境が整うよ。

  • Audio Input FXはボイチェンの他にも使えるエフェクトが有るので、これ単体でもゲートによるバックグラウンドノイズ抑制とか、リバーブかけてお風呂っぽくしたりとか、イコライザで微調整したりとかできるよ。

  • Audio Input FXにはVSTホスト機能もあるので、足りないエフェクトはVSTプラグインで追加可能だよ。

  • 国産ソフトウェアなので、マニュアルもサポート対応も全部日本語!!

いまいちなところ

  • 結構お高い有料ソフト。AdvPitchShift2単体で5,500円。全部入りのAudio Input FXだと8,800円。世の中には無料ボイチェンも色々あるから、この値段はちょっとって感じは受けるかなー(Audio Input FXには14日間使える試用版もあるから、気になった人は試してみても良いかも)

  • AdvPitchShift2は遅延がものすごいよ。500ミリ秒くらい遅れる気がする。

  • Audio Input FXのVSTホスト機能は、一度に適用可能なプラグインが2個までだったり、標準のエフェクトも含めて各種エフェクトの適用順が固定だったりするところが残念。

ボクの使い方

ボクが使ってる設定はこんな感じ。

Audio Input FXのメイン画面

中央のINSERT EFFECT列で青くなってるのが適用してるエフェクトだよ。
VOICE CHANGER~EQまでの部分がAudio Input FXの標準エフェクト、その下の2列(NoneとClarity Vx Monoの所)は外部のVSTプラグインを設定する箇所になってるよ。
適用順は、それぞれのエフェクトに書いてある数字の順番で固定みたい。

なので、エフェクトのかけ方としては、VOICE CHANGER(AdvPitchShift2)でピッチとフォルマント変換、EQ(イコライザ)で微調整、Clarity Vxっていうバックグラウンドノイズ除去用のVSTプラグインでノイズ除去して出力という形。
各エフェクトの細かい設定は秘密❤

以前はバックグラウンドノイズ除去に標準エフェクトで入ってるCOMPのノイズゲートを使ってたんだけれど、ノイズゲートだと声の立ち上がりが消えやすいので、最近はClarity Vxを使ってるよ。


ということで、ボクの微妙なボイスの秘密でした。

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