【月風魔伝UM】ver1.1.0での調整内容振り返り

というわけでSwitch版発売から2か月とちょっと経った頃、ついに大幅VerUPが入りました!調整中とか中間報告もなかったから見捨てられたのかと思いました…。

(ページにタイトルが設定されていないだと…?)

詳細は公式のパッチノートを参照頂くとして、とりあえず熟練者と求道者で1周ずつした身として、気になった調整内容をいくつか抜粋してみます。


主武器「剣斧」実装

リーチ長めの主武器で、刀と槍の間くらいの性能といった印象でした。両得物や手甲などリーチの短い武器と相性が良さそうです。
通常攻撃は地上が振りも遅く隙も甚大なのでイマイチっぽいです(隙はキャンセルで誤魔化せる)。空中で振っていくのが基本でしょうか。

特殊アクションは地上が当て身、空中が急降下斬りとなっていて、特に当て身は今回のVerで大幅調整がされているため、使いこなせばかなり強いかもしれません。僕は両得物でいいかな…。

ハルバードみたいなのを想像していたのですが、同じカテゴリーに太刀と斧が混在しているようです。つまり「剣ないし斧」ということですね。なぜ同じカテゴリーにしたし。


副装備「護符」実装

武器としては使えず、強力なパッシブ効果を付与するだけのアクセサリーみたいな副武器です。目玉は「朱血」などのレア特性がデフォルトで付いている護符で、後述の武具調整と併せれば、いつでもレア特性の恩恵に授かれるようになる…かもしれません(未実験)。
主武器をメインに使うプレイスタイルで大いに活用できるかもしれませんね。


新難易度「求道者」追加

VerUP適用後に一度熟練者でクリアすれば開放されます。敵の配置がより熾烈になるだけでなく、多数のトラップが登場するようになり、より繊細な立ち回りが求められます。
このトラップの配置が非常にいやらしく、角度の関係で仕掛けが見えづらい位置にあったりして、油断するとバシバシ喰らいがちです。幸いダメージは大したことないんですけど…。

また、求道者から新規ザコ敵が登場するようになります。

▼震丸虫
アルマジロのように丸まったおじさん。毒ガスを吐いてくる。横方向だけでなく上にも吐いてくるので地味に注意。
丸まっている時はダメージが通らず、一応「破」も狙えるがかなり硬いので、素直に顔を出した時を狙おう。

図鑑で見ると虫と化した若旦那ということが分かるが、遠目で見るとうだつの上がらないサラリーマン風で、なぜ高難度ステージにこんなギャグマンガみたいなキャラを実装したのかと首をひねってしまった。ごめんよ若旦那。

▼狒狒
普段は天井にぶら下がっているが、月風魔を認識すると結構なスピード&誘導精度で突っ込んでくる。追加ザコの中では一番危険。地上に降りられたらさっさと逃げた方がいいかも。突っ込んでくる予備動作で身を引く関係上、接近戦や火薬玉で撃ち落とすのは地味に難しく、遠くから火縄銃などで撃ち落とすのが理想。
攻撃方法がバーサーカーバレッジそっくりなので生前はウルヴァリンだったのかもしれない。

▼狂蠍
コナミワイワイワールドのモアイステージにいたサソリのそっくりさん。毒弾を撃ってくる。古宮都みたいに段差が多い場所だとあんまり脅威にはならないが、HPが多いのでそこだけ注意。
そういえば毒を回復する手段として「水場で身体を洗う」が用意されているのに、古宮都に水場がないのは設計ミスではなかろうか。いや大したダメージじゃないからいいんだけど。


「武具調整」実装

武具台に配置される武器を自由に変更できるVer1.1.0における最大の神機能です。何と副武器も設置できます。「しょっぱなから大華火を手に入れて序盤に楽をする」「吸魂を主武器強化に費やすことを想定して血器刀を配置しておく」などなど、そのカスタマイズ性は非常に高いです。
ただあくまで初期配置なので(道中手に入る武器に比べれば)段位はやや低めになる点だけ注意しましょう。


閃撃システム改修

今までは「カウンターダメージ上乗せ」みたいな感じの要素でしたが、新たに下記2種類の効果が追加されました。効果は主武器の種類によって違うようで、どの種類がどちらに属するかは、新しく追加されたアイコンで判別できます。

▼決殺(鈍器/戦傘/鎖鞭/剣斧)
追加で固定ダメージを与える。『難易度凡人が最大HPの10割』を基本として、難易度が上がるごとに倍率は下がる模様。要は「即死効果」みたいなイメージ。

▼乱撃(刀/槍/両得物/手甲)
「乱撃」を使える武器の攻撃力がアップする。ダメージを受けるor「乱撃」を使える武器をすべて外すまで効果が続く。

閃撃は高難度だと狙ってホイホイ出すような余裕はあまりなく「出たらラッキー」程度にしか考えていないので、あんまり意識しなくても良いシステムな気もしますが、そもそも閃撃が出た時点で致命傷を与えられる訳ですから、どちらかと言うと乱撃の方が優位な気はしないでもないですね。


戦傘(と剣斧)のガードに新機能追加

色々追加されて強化されました。残念ながら刀の当て身は対象外らしいです。

▼吸絶(戦傘のみ)
受流しに成功するとHPがちょっと回復する。一定時間経たないと再度「吸絶」は発動しない(ガードは出来る)。

▼射絶(戦傘/剣斧共通)
飛び道具を反射できる。反射できない飛び道具もあるらしいが、研究が進めば攻略に組み込める可能性はありそう。

▼応撃(剣斧のみ)
敵の攻撃をガードした直後の攻撃が強化される。あくまでガードする必要があり、受流しだと発動しない。

当て身は使いこなせば非常に強力ですが、ミスすれば致命傷になりかねない諸刃の剣。慣れないうちは特性に「当て身の受付時間延長」を持つ武器を使うようにしましょう。


主武器・副武器いろいろ修正

アッパー調整だらけと思いきや、火薬玉全部と火縄銃「大筒・国崩」がナーフされてしまいました。火薬玉はナーフ後でも十分強い(鈴蘭の無限撃ちも据え置き)ので安心して使えますが、国崩は露骨に攻撃力が上がらなくなっています。性能据え置きの衝嵐砲で代用しましょう(これも相当強い)。

…元々国崩は性能過剰な雰囲気もあったのでやむを得ないかも知れませんが、あのピーキーな性能大好きだったんですけどね。もはや国は崩せないのか…。


敵の行動パターン追加

「鬼」2種と「鎧霊鬼:触手」が、遠くにいると猛烈な勢いでダッシュしてきて思い切りぶん殴ってくるようになりました。
これがとんでもなく危険で、かなりの遠間からスライドしながら殴りかかって来るため、画面外から走ってきたと思った時にはもう殴られて甚大なダメージを受けていた…なんてことがしょっちゅうあります。おかげで大した敵ではなかった釣鐘鬼が一転してヤベーやつに昇格してしまいました。スト2のバイソンかよ。

これらの攻撃は難易度によって頻度が変わるとかあるかもしれませんが、今のところ未調査です。


裂傷ダメージの調整

コナミ公式は「仕様」って言ってたのに!


鬼人化改修

何と時間経過&ステージクリアで解除されなくなりました。これは大きい。代わりに秘伝「荒神の加護」は「鬼人になりやすくなる」効果に変わったそうです。
あと毒ダメージでも解除されなくなっている…気がしたんですが、これは元からだっけ?


瞬間移動の終了から一定時間の間プレイヤーに対してエネミーが攻撃を行わないように変更しました

ここでいう瞬間移動というのは鳥居ワープのことのようで、遊郭の裏表移動は含まれていませんでした。つまり『表の遊郭に移動した瞬間、鬼に殴られそうになったでゴザル』はそのまま…どころか、前述の通り鬼のダッシュストレートも実装されたので、遊郭の危険度が増してしまいました。

そもそも鳥居ワープって敵を倒した後の場所に移動することが殆どでしょうし、調整するなら遊郭の方を何とかしてほしかったんですが…。


ますます良い感じに仕上がってきている月風魔伝Undying Moon。これで一段と良い地獄ライフが捗りますね!


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