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YouTubeじゃ恥ずかしくて言えないこと

ぼくの夢は、

・30歳までに両親に月35万円仕送りする
・お父さんに無人島を買う
・かっこいいお父さんになる



これが本当の夢なんだ


これを今日伝えようと思ったのは、
今日がぼくの19歳の誕生日だからなんだ

その理由と最近考えたことをここに書きます

ちょっと長くなるけど、最後まで読んでほしいんだ
これが今の自分の考えていることのすべてだからさ

というわけで
「YouTubeじゃ恥ずかしくて言えないこと」の始まり始まり



最近があまりに楽しすぎて
昔の記憶はなかなか思い出せないんだけど
一番昔で覚えていることは、
5才の時
妹が生まれたときに病院にいた光景



子ども2人には小さいからってことで
その年に家を買って、そこに引っ越したんだよね


今思うとそれって本当にすごいことなんだってことがわかるんだ

だって10年後に愛する人がいて
その間に2人の子どもを授かって
その場所に住み続けるって決心して、
おそらく相当、長いローンで家を買うってことでしょ
想像できないよ


でもそんな矢先にお母さんが病気になったんだよね

新しい建物を建てるときに使われる材料に体が反応しちゃって
めまい、吐き気がする


そんな病気に


だから新しく引っ越したマイホームにその時は住めなかった

だからマイホームに引っ越してすぐに
おじいちゃん、おばあちゃんの家に
家族4人で引っ越したんだ

5才当時の記憶はあんまり覚えてなくて
たった一つ覚えていることは

小さいころに1番気に入ってた、ぞうのぬいぐるみを
「とも、そいつはもぐらか?」
っておばあちゃんに聞かれてへこんだことぐらいで(笑)
本当にその当時のことは覚えてないんだ

(ここからスキマスイッチ「ありがとう」
 を聴きながら読むと100倍よき)

  

まじめな話にもどします


お母さんはその病気のせいで
新しい家には住めなかったんだ

だからすぐ新築の家をリフォームした
お母さんが住めるように


ざっと振り返ると
妹が生まれ
新しい家を買ったら
お母さんが病気になって
その家には住めなくなって
リフォームして
お金は相当かかったんだろうね

お父さんはお母さんの分まで働いて、
お母さんは具合が悪いのに家事を頑張ってくれて、
2人の子どもを育ててくれた


そのことに
12才のときに気がついたんだ



見つけたんだ

本棚の奥にあった
通帳を


ぼくが5才ぐらいのときから
預金残高がどんどんすくなくなっていく


そんな通帳を

そのときに気づいたんだ
ぼくはお父さんとお母さんにだまされていたんだって

あんなに毎日幸せそうにしてたら気づかないよ

たしかにテレビは大きくなかったし
外食もあんまり行かなかったし
サンタさんは高いプレゼントをくれなかったし
うちの車は他の家の車よりも小さかったし
家族旅行もほとんどなかった


それでもね


毎日幸せだったんだ
これと言って理由はないんだけど
いい思い出しかないんだ


ってふりかえると気づかされるんだ



最近、他にも気づいたことがあるんだ


お父さんとお母さんは
「18になったらぜったいに家からだす」
って前から言ってたし

定期的にかけてくる電話だって

「長野はどう?元気でやってる?」
      「うん!絶好調!」
「それならよかった。体にはきをつけてね」
で終わるし、


湯田中から岩手に帰るか
どうしようかって話した時も
「こっちに帰ってこなくていいから長野にいろ~」

なんて言うから

「うちのお父さんとお母さんはどんだけ放任主義なんだよ」
なんて思ってた


でもね

8月の後半あたりから
インスタのストーリーを上げると
10分もたたないうちに
フォロワーじゃない2つのアカウントが
“必ず”見てくれてるんだ

お父さんとお母さんの名前のアカウントが。


2人はただの放任主義じゃないんだってことに
最近になって気づいたんだ


長野に予定よりも2ヵ月早く行った子どもが
親には言わないでYouTube始めるって
知ったらいろんなこと聞きたくなるだろうし
「やめとけ」って言いたくなるだろうけど


「長野はどう?元気でやってる?」
      「うん!絶好調!」
「それならよかった」

でいつも終わるんだ

そういうところに
本当に感謝してるんだ


どうせお父さんとお母さんは
この文も読んでくれてるんでしょ?

きっと読んでくれると思ってさ



これは2人のために書いたんだ


面と向かって言えたら一番よかったんだけど

長野と岩手じゃ新幹線でも5時間はかかるし

なにしろ恥ずかしくてさ
手紙を送るのもどこか照れくさくて

YouTubeだったらもっと恥ずかしいなと思ってさ。

だからね
ここで伝えることにしました

そんな息子を許してください


でも1つだけ約束してほしい

これをさいごまで読んだとしても
読んでないことにしてほしいんだ。


今のお父さんお母さんとの距離感がけっこう気に入ってるんだ。
いきなりよそよそしくなるのは嫌だからさ


それでも
今考えてることを形にして
2人に伝えたくて。

だからもう少しだから聞いてほしい

また話がそれちゃったから本題に戻すよ

ぼくの夢は

・30歳までに両親に月35万円仕送りする
・お父さんに無人島を買う
・かっこいいお父さんになる



この理由を説明するのには
おじいちゃんとおばあちゃんの話から説明しなきゃいけないんだ

前に住んでいた方のおじいちゃんとおばあちゃんは
ぼくが高校在学中に2人とも死んじゃったんだよね

お父さんとお母さんには言ってなかったけど
おじいちゃんがぼくに最後にかけてくれた言葉があるんだ


「じいちゃんな、ともには期待してるから」



おばあちゃんもぼくに最後にかけてくれた言葉があるんだ


「とも、がんばれよ」


だった



2人とも抽象的すぎてさ

「どうすればいいんだよ」

「もっと、ちゃんと言ってくれたら迷ったり悩んだりしなかったのに」

ってなんども思ったよ

でもね
「あえて限定せずにいろんな選択肢をくれたのかな」

「さいごのさいごまで2人はやさしかったんだ」

「もしかしたら2人はそこまで深く考えてなかったかもしれないけど(笑)」

なんてことをずっと考えてたんだ
でも結論は簡単にはでなかった



だから色んなことに挑戦してみたんだ
応募しているものがあったら
とりあえず手を挙げてみた

そのせいで色んな人に迷惑もかけた

それでもなかなか答えは見つからなかった


でもね親元を離れて2ヵ月が経って気づいたんだ

お父さんお母さんに恩返しをしたいって

こころから思ったんだ


だから今まで頑張ってくれた分
お父さんとお母さんの老後は2人のやりたいことを
思いっきりやってほしいんだ

だからね「老後 余裕のあるくらし」って調べてみたんだ
だいたい月35万円くらいあればいいんだって

だから月に35万円仕送りしたいんだ



お父さんは
結婚する前は色んな国に旅をしてた
小さい頃そんな話をよくしてくれたよね


でもお父さんは
結婚してから守るべき存在がふえて
朝からずっと夜までずっと働いてくれてたから
大好きな旅行には全然てな行けかったんでしょ


いつだか覚えてないけど
「年とったら無人島ほしいな」って言ってたよね

だからね無人島を買ってあげたいんだ
何に使うかわかんないけどね(笑)


そんな
自称:少年のこころを持ち続けるお父さん
家族のためにもくもくと働くお父さん
悪いことをしたときはとことん叱ってくれたお父さん
変なところで頑固なお父さん


そんなお父さんはぼくの憧れで


自分も子どもができたら
「こんなお父さんになりたい」
ってぼくがお父さんに思ったように

自分の子どもにも
そう思われたいんだ

だから「こんな人になりたい」って思ってもらえるような
かっこいいお父さんになりたいんだ


終わりになりますが

今日まで育ててくれてありがとう


両親はこの世に2人しかいないから
こんなこと言うのは浅はかなのかもしれないけどさ

2人がお父さんとお母さんで本当によかった

あなたの19歳になった息子は
こんなことを考えられるまで育ちました。


fin


最後まで読んでいただきありがとうございます

ここまで読んでくれた人は相当やさしい人だと思います

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ぼくの夢を認知してくれる人を1人でも増やして
みなさんでぼくが逃げ出さないように監視してください(笑)



これからも期待してお待ちください。

By 期待に応える男 千葉共将

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