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『ふたりのはなし』の話

先日2024年5月5日にイベント参加してきました。
賑やかで楽しかったな。そこで出した短編の健忘録などを書いておきます。

◇ふたりのはなし(タイトル)
いろんな本丸のふたりのはなし
本当にほぼ2振しか出ませんでした。

◇極光の夜
極光🟰オーロラのこと
合戦場以外にも飛べたりするんでしょうか。故障していたので飛べました。
描こうと思ったわりに極地についてあまりに無知だったので資料館に行きました。知らないことだらけでとっても楽しかったのでオススメです。東京都立川市にあります。(https://www.nipr.ac.jp/science-museum/
時空転移装置で時間旅行みたいなこともできたりしないのかな。ちょっとぐらいしてもいいよね、戦いの最中それくらいできても罰は当たらない。

政府出身の刀は政府割(?)として、くろのすけから秘密道具貰ってたら可愛いね、と思いました。暖房器具だって持ってるんだ!水心子はすごいやつだからね!

◇夏に入道雲
夏の内番、ひまわり畑。
ここはたぶん山の中の猫がたくさんいる本丸の話。
昔の本を読んでくださった方は既視感があったかと思います。遊んでみました。

入道雲が出ると夕立がくるって言われているらしいですね。いまあんまり夕立って言葉を聞かないけど、降った後に少し涼しくなるあの感じ

本丸の夏は時間的には未来だけど、昔の懐かしい夏が残ってたらいいなぁ〜と思います。


◇ワスレグサ
忘れたいけれど忘れない大切の話

水心子と清麿は別本丸の個体です。

昔描いた漫画と関連しています。これを入れようか迷った末結局やめたので、ここで上げておこう

むかしのはなし
どちらの過去なんだろうね


ワスレグサ、別名カンゾウ
昔憂いを忘れさせてくれると言われていた花
花は短命で一日しか咲かないそうです。


本丸から少し離れた山の中の一角の花畑に3振はいます。ゲートから遠く案内が必要です。当番制ですが、場所を知っているのは本丸でも数振のみ。役目は白山くんが担うことが多いようです。

「あの花に願えば憂いが晴れるらしい」
そんな噂が噂を呼んで、辿り着いたのがあの本丸。


大切なもの
それが大切なだけ、失くしたときに心に開く穴は大きい。
喪失感を前に前は向けるのだろうか。それならば、どうやって向くのだろうという話。

縋って代わりを求めたくなるかもしれないし
全て忘れてなかったことにしたいかもしれない

でもそれには意味がないってわかってる
そんなふたりのはなしでした。

帽子を脱いだのは敬意を示してです。
彼の大切な、自分じゃない彼へむけて

白山くんを案内役に選んだのは、きっと静かに寄り添ってくれる気がしたからです。そしてそれを、仕舞い込まずに口にしてくれそうだなと思ったので。 誰かが語る必要があるな、閉じ込めてしまわないように。
清麿の進んだ先はそれぞれに捉えていただいて…


最後に
大慶が実装されて、晴れて江戸三作が揃ったので(うちには居ないが)次に本を描くときは三振の話を描きたいなぁと思いました。新しい関係性の話。言うだけではタダなのでね。彼らのことがより一層好きになりました。益々狂います

こうして毎度分かりにくい話を描いている自覚はあるのですが、癖なので…。
気持ちがはやるあまり筆を急ぎ、諸々の反省点もありますが本にできてよかったです。
拙いものではありますが、手にとっていただけたこと、とても嬉しく思います。楽しく描けているのは読んでくれている方々のおかげです。いつも、本当にありがとうございます、心より感謝申し上げます。

またどこかでお会いできたら嬉しいです。

              2024年5月8日 えと