東急株式会社のホテル・リゾート事業子会社を再編し、「東急ホテルズ＆リゾーツ」が新たに始動します
～ブランドラインナップを拡充してお客さまの多様なニーズにお応えし、新たな成長を目指します～
東急株式会社
株式会社東急ホテルズ
株式会社東急シェアリング
2023.2.28Released
東急株式会社（以下、東急）、および東急のホテル・リゾート事業子会社である株式会社東急ホテルズ（以下、東急ホテルズ）、株式会社東急シェアリング（以下、東急シェアリング）、およびTKホテル準備株式会社（以下、TKホテル準備会社）は、２０２３年 ４月１日に会社再編を行います。TKホテル準備会社は、東急ホテルズの運営機能を吸収分割、および東急シェアリングを吸収 合併するとともに、商号を「東急ホテルズ＆リゾーツ株式会社（以下、東急ホテルズ＆リゾーツ）」に変更します。
東急、東急ホテルズはホテル・リゾート事業の経営に特化し、一体的に資産マネジメントを行うとともに、まちづくりや都市開発に貢献するホテルを企画・開発することで、まちや地域により高い付加価値を創造していきます。また、事業展開方針や個別店舗への投資に関する検討・判断・実施を機動的に行い、事業リスクの低減や成長に向けた投資の集中、強化を図り、収益性の向上を目指します。
新たに始動する東急ホテルズ＆リゾーツは、東急ホテルズが１９６０年に銀座東急ホテルを開業してから紡いできた歴史と 伝統を継承する会社として、これまで蓄積・進化させてきた多岐に亘るホテル運営実績を礎に、さまざまな事業を展開する東急㈱グループならではの総合力を活用しながら、質の高いホテル運営力を強みとして新たな運営受託店舗を獲得し、ネットワークを 拡充することで成長を目指します。
また、東急ホテルズ＆リゾーツの始動にあたり、東急のホテル・リゾート事業のブランドラインナップも新たに再編します。これまでの「東急ホテル」「エクセルホテル東急」「東急ＲＥＩホテル」の各ブランドに、東急が展開し、東急シェアリングが販売・運営を 受託する会員制滞在型リゾートである「東急バケーションズ」ブランドが加わるほか、新たなブランド群として「DISTINCTIVE SELECTION」 を新設し、ブランドポートフォリオを再編・拡充します。
「DISTINCTIVE SELECTION」は、唯一無二の価値を追求して一店舗ごとに個別ブランドを設定する『単独型ブランド』と、ブランド認知の拡大を企図し、複数店舗に展開する『展開型ブランド』で構成します。単独型ブランドは、本年５月に東急歌舞伎町タワーにて開業を予定している「BELLUSTAR TOKYO」や「HOTEL GROOVE SHINJUKU」などをラインナップし、展開型ブランドはライフ スタイルホテルとして新設する「STREAM HOTEL」や、ホテルコンドミニアムの「STORYLINE」で構成します。
なお、「STREAM HOTEL」は、渋谷ストリームエクセルホテル東急を「SHIBUYA STREAM HOTEL」としてリブランドするとともに、本年開業予定の「(仮称)札幌すすきの駅前複合開発計画」のホテルブランド・名称を「SAPPORO STREAM HOTEL」と決定し、渋谷と札幌から新たに展開していきます。
東急、東急ホテルズ、東急シェアリングでは、東急のホテル・リゾート事業における会社再編および新たなブランドラインナップの再編・拡充を行うことで、経営・運営機能の分化と特化による各機能の強化を図り、収益性の向上を目指します。また、新たに 始動する東急ホテルズ＆リゾーツは、さまざまなお客さまの多様なニーズにお応えするとともに、ホテル経営や投資を検討するクライアントの皆さまに、幅広く柔軟なブランド選択肢を提供することにより、新たな事業成長を実現していきます。
※会社編成に伴い、これまで株式会社東急ホテルズで行っていた新卒採用は東急ホテルズ＆リゾーツ株式会社が継続して行います。なお、採用会社の変更による待遇の変更はございません。