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東急テクノシステム~鉄道車両機器整備に関わる仕事について~

氏名:太田 佐和香              
卒業学部・学科:経営学部 経営学科
  

  O.S.

私の現在の主な仕事は、お付き合いのあるお客様の車両が円滑に運用されるよう、鉄道事業者や関連会社を訪問し車両機器整備でお力になれることはないか、整備についてのご相談に乗り、当社で作業可能か検討及び提案を行っています。また、新規のお客様を開拓するため、訪問も行っています。

私は入社後から営業へ異動になるまでの約5年間、現在担当している車両整備の現場に配属となり、実際に整備の仕事を行ってきました。力仕事で初めはかなり体力的に厳しいと感じることも多かったですが、経験を重ねることで女性でも十分やれる、仕事の幅を増やせると実感するようになり、やりがいを感じていました。6年目の6月に営業への異動を命じられ、最初は戸惑いもありましたが、元々所属していた部署に関連する仕事を任されることになり、今まで見えていなかった視点から自分のいた部署に関わることができ、面白さを感じています。

■新入社員の頃の思い出は?

工具を持つことが初めてに近かったので、工具の名前を覚えるところからのスタートでした。先輩に指示された工具を瞬時に選び、渡すだけのことにも緊張したのを覚えています。また、自分の体の半分くらい長さのあるトルクレンチという工具を使用することがものすごく大変で、1回「カチッ」とトルクをかけるのに初めは20分程かかりました。経験を積むうちに力の込め方や体の使い方が分かると作業スピードが上がっていき、1日に出来る作業量が増えていくのが嬉しかったのを覚えています。

■入社以来、一番大変だった出来事と、どのようにして乗り越えたかを教えてください。

入社後すぐに配属された車両整備部では男性ばかりの環境で仕事をしてきた方が多く、上手くコミュニケーションが取れない状況にもどかしさを感じていました。そのため作業中に聞きたいことがあっても聞きづらい、相談しにくい空気がありました。しかしこちらから積極的に話しかけて距離を詰めていき、冗談を言えるくらいの関係性を築くことで自然と乗り越えられました。

■大切にしていること、あるいは大切にしている言葉を教えてください。

つい他人と比べて「どうして私は・・・」という思考になってしまうので「人の良いところは参考にしつつ、私は私のペース、私にとってベストなやり方を見つけよう」とよく自分に言い聞かせています。

一人悶々と考えてしまうところがあるため休日にしっかりリフレッシュできるよう、新しい趣味としてバイクの免許を取得しました。これから練習を重ねてツーリングを趣味にしようと考えています。

■どんな人と一緒に働きたいですか。

周囲の人と活発にコミュニケ―ションをとり、巻き込んでいけるような人と一緒に働きたいですね。

営業は単独行動が多く、自分以外の人が持つ案件を把握しきれない部分があります。そのため、営業のフロアにいる時は積極的に周囲の人と会話し、自分の持つ案件の相談をしてみたり、逆に周囲の人がどんな仕事をしているのか聞いてみたりするなど自発的にコミュニケーションをとれる人が良いです。社外の方々と接する機会も多い部署なので大切な部分かと思います。

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学生から社会人となることで自分を取り巻く環境が大きく変化する為、不安や心配が尽きないかと思います。今会社にいる全員がそれを経験し、乗り越えた人たちです。

困ったとき、相談すれば手を差し伸べてくれる先輩が必ずいますので、安心してください!