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松前町立小島小学校だより【3月号】

卒業証書授与式を終えて

校長 藤谷 毅

 弥生3月、道内で最も春の早い松前町に三寒四温の中、少しずつ春が近づいてきています。
 3月18日(月)に「第123回松前町立小島小学校卒業証書授与式」が行われました。昨年5月に新型コロナウイルス感染症が2類から5類への移行したことにより、数年ぶりに多くの来賓・保護者の参観のもと7名の子どもたちがここ小島小学校を巣立っていきました。卒業生・在校生ともに3学期に入り着々と学習の合間をぬって練習を重ねてきました。その様子は今回の卒業式のテーマである「感謝」の心に満ちあふれている素敵なものでした。在校生はこれまで面倒を見てもらったり、助けてもらったりした事への感謝。卒業生は、これまでの多くの行事をともに彩ってくれた事への感謝。それぞれが精一杯の感謝を表現しようと頑張っている姿がいつも見ていて微笑ましく思いました。当日も、開始直後から子どもたちの感情の高ぶりが手に取るように伝わってきていました。私自身も子どもたちの一生懸命な姿や表情を見ているだけで、 式辞を読みながら「なんて良い子どもたちなんだろう」と感動し、感極まってしまいそうになっていました。また、松前町教育委員会教育委員の濵村明美様、本校PTA会長堀川一寿様からも心温まる祝辞を賜り卒業証書授与式に花を添えていただきました。卒業生・在校生からのお別れの言葉を問いていると、いろいろなことを話しながら歩いた春の遠足、悪天候の中体育館で行った運動会、寝食を共にした6年生との修学旅行・5年生の宿泊研修、 芸達者な子どもたち、それを十分に活かそうと奮闘していた学習発表会、ハロウィンやクリスマス。多くの行事が走馬灯のようによみがえりました。このような素敵な子どもたちのいる学校の校長でいられることに私自身も感謝しかないと痛感するとともに、卒業生7名、 在校生11名ともに「幸あれ」


卒業おめでとうございます

 一年間最上級生として学校の中心となってくれた6年生。そんな頼もしい6年生が、本校を巣立ちました。
 式での卒業生たちは凛として清々しく、堂々としたものでした。6年間の子どもの成長の凄さを見せつけられたようでもありました。
 卒業生たちは4月から中学校という新しいステージで勉強や部活動等に励み自らを高めていくこととなります。
 中学校で自身を大きく成長させ、高めることを期待するとともに信じております。


修了式

 2 2日の修了式をもって2~5年生は今年度の課程を修了しました。4月からはそれぞれ一つ上の学年となります。
 また、2年ぶりに1年生が入学してきます。
後輩を育てながら自らも成長してほしいと心から願っています。


お別れする先生の紹介

齊藤文孝教頭先生(松前町立松城小学校へ)
 1年間という短い間でしたが教頭としてお世話になりました。この度、町内の松城小学校に異動することとなりました。
 この間、とても素直な子どもたちに囲まれ、また、保護者の皆様や地域の方々には、たくさんのご協力をいただき、本当に感謝しております。PTAバレーやPTAレク、 4地区の祭典等々とても楽しく充実した1年を過ごすことができました。
 これまでの経験を活かし、新しい場所でも全力で取り組んでいきたいと思っています。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
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上田悠光先生(福島町立吉岡小学校へ)
 
私は小島小学校が本当に大好きでした。きれいな海岸線に建った綺麗な学校。そこには素朴で純粋な子どもたちがいました。いつも理解を示してくれる協力的な保護者がいました。夏に暑くて教室の窓を開けて授業をやっていると、「いつも元気で声が大きいね!こっちまで聞こえてきたよ!」とグラウンドの向こう側の地域の見知らぬ方が芦をかけてくださいました。なんて暖かい人達なんだろう。コロナ禍がなければもっと地域の方々とも仲良くなれたはずなのに…もっとこの学校にいられたら…ずっとこの学校にいられたら…そのように思い続けた4 年間。
 私にとって本当にあっという間で、そしてかけがえのないものでした。
 この度、福島町立吉岡小学校へ転任することとなりますが、これまで同様「一期ー会」の気持ちを忘れず、純朴な子どもたちに寄り添っていく。いつまでもそんな教師であり続けたいと思います。本当にお世話になりました。本当にありがとうございました。
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五十嵐鈴美事務職員
 
二年間大変お世話になりました。
 小島小学校の子供たちの明る<元気な姿に力をもらい、充実した日々を過ごすことができました。
 保護者の皆様や地域の方々からたくさんのご支援やご協力をいただき心より感謝しております。
 本当にありがとうございました。
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近江谷由紀子教育業務支援員
 
事務職員、学習支援員、教育業務支援員と呼び方はいろいろ変わりましたが、随分と長い問小島小にお世話になりました。若い人、また、若すぎる子どもたちと一緒に過ごした時間は宝物です。私も大分歳を重ねました。めんこいばっちゃんになることが昔からの夢だったので、これからは建康に気をつけていきたいと思います。皆様もどうぞ元気でお過ごしください。たいへんお世話になりました。


4月の行事予定


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