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松前町立小島小学校だより【5月号】

「学び」の充実をめざして

校長 藤谷 毅

 新学期が始まって約2か月。新型コロナ感染症も5 月8日から2 類感染症から5 類へと変更になり、感染予防も少しずつ緩やかとなってきております。これまで蔓延予防のために制限されてきた教育活動も段階的にではありますが、少しずつ再開してきております。
 学校行事では,福島町へのバス遠足や避難訓練・立ち止まり訓練、防犯教室などソーシャルディスタンスを意識することなく実施することができております。4 月21 日に行われました授業参観・全体懇談,PTA全体会ではご多用の中、ご来校いただきまして感謝申し上げます。活発な意見を多数いただき、保護者の皆様の小島小学校への期待をヒシヒシと感じることができました。
 さて、北海道教育推進計画(2023 ~ 2027 年度) が新たに策定され、今年度より実施となります。北海道では人口減少社会やSociety5.0 の到来などにより、人々の価値観や生活様式が大きく変化してきています。子供たちが、この変化の激しい未来社会の創り手として成長していくことができるよう、我々大人が手助けしていかなければなりません。そのためには、子供たちが主体的に学習に取り組む態度、互いに認め合い協働的に学びに取り組む態度、自ら課題の発見し解決することのできる学びが必要となります。同時に学校を核とした地域づくりや生涯にわたる学びの場の充実なども必要となってきます。そのような中で、以下の施策の柱が北海道から示されました。

 <施策の柱1>子どもたち一人一人の可能性を引き出す教育の推進
 <施策の柱2>学びの機会を保障し質を高める環境の確立
 <施策の柱3>地域と歩む持続可能な教育の実現
 
このような北海道の教育推進計画を踏まえ、我が小島小学校でもこの柱を具体化し、1 日1 日1 時間1 時間の学習を大切にすることにより、子供たち一人一人を大事にした教育を進めていきたいと思います。


春の遠足

 4月28日(金)に遠足を実施しました。
 今年度は福島町に行き、横綱記念館・青函トンネル記念館を見学したり、公園で楽しく遊んだりしました。天候には恵まれたものの、お弁当を食べるには少々寒かったのですが、体育館を貸していただくことができ、楽しくお弁当をいただくことができました。
 児童会企画のレク( 子供の力) や福島町の人々のご厚意( 地域の協力) とさまざま人たちが関わり合って楽しい遠足を実現することができました。


中学校での学習体験

 6年生が、松城小学校・大島小学校の児童と一緒に中学校で1日一緒に学習する「乗り入れ授業」を行いました。6年生たちは、生徒総会を見学したり、一緒に給食を食べたりと、ちょっぴり緊張したけど楽しく過ごすことができたようです。
「乗り入れ授業」は2学期にも予定されています。この体験を通して、安心して中学校に進めることができればと思っています。


複式公開授業研修会

 渡島の複式校の先生たちを迎え、3・4年生が公開授業を行いました。たくさんの先生たちに囲まれて、いつもと違う雰囲気の中で行う授業に子供たちは少し戸惑いながらも、一生懸命学習に取り組んでいました。


6月 行事予定

水筒の持参と歯磨き活動について

 コロナウィルス感染予防のためにこれまで、児童に水筒の持参を呼びかけていましたが、5類へ移行となったことから、本校では、6月1日から水筒の持参は任意といたします。
 また、「給食をしっかりと食べる」を重点とし指導を進めるため、食べる時間を十分に確保したいと考えています。従って、ハミガキセットの持参も当面行いませんので、ご理解いただきますようお願いいたします。


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