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松前町立松城小学校だより【12月号】

今の社会を生きるための情報活用能力

校長 長縄達幸

 初雪も降り、冬の気配が強まってきましたが、松城小の子ども達は元気に学習や諸活動に取り組んでいます。インフルエンザの流行も今のところ大丈夫ですが、他市町では急激に罹患者が増えて学級閉鎖等になっているケースが多いようです。一人一人の感染予防が大切ですので、基本的な「手洗い・うがい」の徹底をご家庭でもお願いします。
 さて、学校では、1 1月より学級通信等のおたよりのペーパーレス化を開始しました。児童用iPadを活用しての取組ですが、おかげ様でスムーズな移行ができたのではないかと考えております。不具合な点等がありましたら学校までお知らせください。
 この児童用iPadが整備されることになったのは、文部科学省の「GIGAスクール構想」の実現に向けたICT環境整備の一環ですが、社会のあらゆる場所でICTO)活用が日常のものとなっている今の時代を生きる子ども達にとっては、このような機器を使いこなす力等を含めた『情報活用能力」は必須なものとなっています。情報活用能力とは、機器を使いこなすだけでなく、インターネット上の様々な情報の真偽を判断したり情報を発信する側としての責任などを理解したりすること(情報モラル・情報セキュリティ)や、学習や日常の場面で問題を解決するために効果的に活用すること等も含まれています。学校では、日常の学びを深めるために様々な試行をしながら活用の幅を広げているところです。
 一方で、情報化社会には、情報過多やプライバシーの侵害、デジタル依存などの負の側面も指摘されています。また、長時間使用による生活リズムの乱れや睡眠不足など、子どもへの負の影響も心配されますが、ご家庭とも連携して子ども達が正しく情報活用能力を身に付けることができるよう、取り組んでいきたいと思います。


松城小学校教育活動のご紹介



いじめアンケートの結果

 10月に行った「いじめアンケート」では、4月~9月までで「いやな思いをしたことがある」と回答した児童が全体の27%でした。(解決済みを含む)
 学校では、すぐに児童から間き取り調査を行って対応するとともに、全職員による共通理解を行いました。
 また、「いじめは許されないことだ」と回答した児童は全体の
94%でした。
 子ども達が、安心して通える学校にするために、職員全員が子ども達を見守っていきます。普段の生活の中でご心配な点などあリましたら、気兼ねなく担任や学校へご連絡ください。


松前町 少年の主張大会

 I I月18日(土)に松前中学校で「少年の主張大会」が行われました。本校から3名が代表として出場しました。3名とも練習の成果を発揮し、堂々と発表することができました。
◆小野寺萌紗『魚がとれる綺麗な海を目指して』
◆佐藤妃奈乃『風力発電と自然環境について』
◆宮島蒼来『差別について考える』


松前町PTA連合会研究大会《ご案内》

 松前町PTA連合会、下記の日程で研究会を実施する予定です。今回は、ふるさと学習でお世話になっている東急不動産の方による講話と、お子さんも一緒に体験できる創作活動も行います。申込は20日(月)に配布した文書で学校へ申し込みください。


12月 行事予定表


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