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松前町立松城小学校だより【7月号】(※6月号はありません)

困難を乗り越えるしなやかな心

校長 長縄 達幸

 爽やかな初夏の天気が続くようになりました。学校では、1学期の大きな行事である運動会が無事終わり、今は各学級で様々な学習や活動に意欲的に取り組んでいます。6年生は、来月の修学旅行(青森・弘前方面)に向けて、事前学習や準備を頑張っているところです。協力して思い出に残る旅行にしてほしいと思います。一方で、今年も暑い夏になるのではないかという予報が出ております。松前学園としても対応を共有するなど備えをしておりますが、お子さんの体調管理にご留意ください。
 さて、話は変わりますが、今の社会は先行きが不透明で、将来の予測が困難な時代を迎えているといわれることがよくあります。そのような時代を生き抜くためには、「変化に適応する力」「逆境を乗り越える力」(レジリエンスとも言われています)を育てていくことが大切とされています。困難なことや失敗などのつらい経験に出合うと、落ち込んだりやる気をなくしたりといったマイナスな感情になることがあると思いますが、レジリエンスがあると、日常生活におけるストレスに柔軟に対応したり、受けたストレスから早く立ち直ったりすることが可能となり、ときにはストレスを糧にしてさらなる成長を遂げることもあります。逆境に柔軟に対応する「しなやかさ」も兼ね備えた力です。(参考:ベネッセ総合教育研究所HP より)
 学校の活動には、教科の学習や学級活動、行事など様々な場面で、このレジリエンスを育む要素があります。学級や縦割りでの活動などの中で、自分や他者を大切にすることや感情をコントロールすること、困難に立ち向かい目標をクリアすることなど、様々な経験を通して、困難を乗り越えるしなやかな心を子どもたちに培っていきたいと考えています。


◇◇蛍の川を守るフィールドワーク◇◇

 6 月11日(火)は、5 年生による校外学習『ホタルの川を守るフィールドワーク』を実施いたしました。当日は、元松前城資料館長の久保 泰さんの説明を聞いた後、ホタルの餌となるカワニナを探しました。


◇◇まち探検◇◇

 6 月12日(水)は、2年生がまち探検をしました。学校を飛び出し、自分の町を再発見する学習。子どもたちは皆目を輝かせて生き生きと取り組んでいました。


◇◇地震・津波に備えて◇◇

 今月は、地震と津波を想定した避難訓練を全校児童対象に実施しました。子ども達は、校内放送をしっかり聞いて、避難することができました。また、松前町役場の方の説明を聞き、災害から命を守るための行動の重要さを学びました。


タブレットの使用について

 国が進めるGIGAスクール構想の推進のため、松前町では1人1台のタブレット(iPad)が整備されています。
 学校では、タブレットを活用した「ドリル」「調べ活動」「作品や 活動記録」「発表ツール」…など、様々な学習活動で使用しています。また、家庭へ持ち帰り、自主学習や宿題の配信等で活用している学年もあります。
 ご家庭での使用にあたっては、以下の点について改めてご確認をお願いします。


熱中症対策

 今年の夏も暑さが厳しい日々が続くと予想されています。水分補給のための水筒持参にご協力いただきありがとうございます。児童には『登下校中に喉が渇いたらベンチ等に座って水分補給してもよい』(立ち飲み・歩きのみをしない)と指導しています。なお、スクールバスの中では飲食できません。
主な給水ポイントはこちらです。


北海道みんなの日

 7 月17 日は「北海道みんなの日( 愛称:道みんの日)」です。北海道の歴史、文化や風土について理解と関心を深め、道民であることを誇りに思う心を育むことを目的として平成29年制定されました。
詳しくは、北海道教育委員会のホームページをご覧ください。


7月 行事予定表

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