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松前町立小島小学校だより【11月号】

「少年の主張」を聞きながら

校長 藤谷 毅

 いよいよ師走が近づいてきており、 年末年始に向けての準備など、 慌ただしい日々を迎えようとしています。
 さて、 先日、 松前中学校体育館で令和5 年度松前町少年の主張大会が行われ、 子供たちの主張を聴いてきました。本校からは5年の堀川劉斗さんが出場し銀賞を受賞しました。小学生6名が出場しましたが、 どの子の主張も甲乙つけがたい素晴らしい主張でした。
 ところで、 「主張」と「わがまま」。どちらも自分の思いや考えを相手の伝えるという点では共通していますよね。ではどんなところが違うのでしょうか?辞書で引いてみると
「主張」・・・・・・・・いつも持ち続けている強い意見・考え。持論。
「わがまま」・・・・他人のことを考えず、 自分の都合だけを考えて行動すること。
 このように自分以外の他人のことを思いやることができているか、 考えているかということが大事になってきますね。
 さらに主張は、 相手を納得させる必然性や論理性が必要になってきます。そのためには、 相手に理解されるための思いや情報が必要となります。より多くの情報を集め、 それを相手に理解されるよう論理的にまとめ、 そして、 相手のことを思いやりながら伝えることが、 正しい主張ですし、 今子供たちに求められている「情報活用能力」の第一歩なのではなのではないだろうかと、 子供たちの主張を聞きながら感じていました。
 大人も子供も自分の主張をすることは大変なことではありますが、 『言葉にしなければ伝わりません。』最初は稚拙でも相手を思いながら、 自分の考えを伝えることは素晴らしいことだと感じます。まずは家族でお互いの主張を聞き合ってみてはいかがでしょうか?
 日一日と寒さも増してきています。子供たちも寒さのせいか、体調を崩す子もちらほら。まずは、たっぷりの睡眠、たっぷりの栄養、そして暖かい服装を心がけてほしいと思います。


防火書道作品表彰

 10月13日に第35回防火作品展の表彰式が、松前消防署を会場に行われました。本校からは、3名の児童が入賞し表彰されました。審査をされた方々からは、入賞作品を決めるのがとても難しかったという講評がありました。松前町の書道のレベルの高さを強く感じました。
 【入賞児童】
 優 秀 賞(議長賞)       : 4年 五十嵐 春馬さん
 佳作(防火安全協会長賞)  : 5年 阿部 梨愛さん
 佳作(消防署長賞)     : 4年 吉田 恵麻さん


熊出没の対応について

 市街地での熊出没と人的被害が、過去最多と言われています。本校付近でも熊の目撃があってから、 保護者へ車での送迎をお願いしています。熊が冬眠に入り、安全が確認されるまで、もうしばらくご協力お願いいたします。


ハロウィーンパーティー

 すっかり日本の文化に馴染んできたハロウィーン。本校でもハロウィーンについて学ぶとともに、みんなで体験をしました。思い思いの仮装をし「トリック・オア・トリート」と言いながらハロウィーンを楽しむことができました。


鮭養殖場見学

 本校の2 年生が茂草にある鮭の養殖場を見学させていただきました。国語の教科書に「さけが大きくなるまで」という題材があるのですが、写真で見ることに加え本物を見せていただいたことで、 実感を伴って深い学びをすることができました。
 この体験の場を作ってくださった川合孝雄様、堀川一夫様をはじめ関係の皆様には感謝申し上げます。ありがとうございました。


12月 行事予定


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