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おげれつたなか先生「ハッピー・オブ・ジ・エンド」

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「ハッピー・オブ・ジ・エンド」の感想です。 こんなにも素晴らしいBLに出会えて幸せです。
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2022年8月の記事一覧

「ハッピー・オブ・ジ・エンド」ドラマCD ep.01-08 感想

BLドラマCD怖い病を克服 「囀る鳥は羽ばたかない(以下囀る)」のドラマCDがあまりにも素晴らしかったので、私のBLドラマCD怖い病はすっかり治り、気に入った作品のドラマCDは恐れず積極的に買おうと思うようになった。 (実写化怖い病はまだ続いている。「囀る」はアニメもよかったけれど、実写は心配…)  ドラマCDを聞くことで新たな発見があり、原作とドラマシナリオの差異の中に、自分の解釈とのずれが浮かび上がってきて、より深く原作を味わえるのだと知った。   「ハッピー・オブ

2022年夏 おげれつ先生のトークショー&サイン会、個展の感想、「ハッピー・オブ・ジ・エンド」について

はじめに  私にとって2022年の夏は、おげれつ先生の夏だった。  7月15日「ハッピー・オブ・ジ・エンド」ドラマCD2巻発売、7月23日「ヤリチン☆ビッチ部(以下ヤリ部)」5巻発売、7月30日トークショー&サイン会、8月8日~9月4日個展開催、とイベント目白押しで、おげれつ先生のことを考えない日はなかったような気がする。  個人的には心身ともに苦しい時期だったので、またしてもBLが生きる支えとなってくれた。 トークショー&サイン会  マンガ展で「ヤリ部」5巻を購入

「ハッピー・オブ・ジ・エンド」 ep.14 感想

ep.14  引き続き、物語は重く暗い空気に包まれている。  マヤが千紘を拉致して暴力をふるうこと、そのために浩然が苦しむことは予想していたが、14話の最後のページを目にした時、私は驚いて息を飲んだ。  まさか、こんなことになるなんて…。  ここからはネタバレを含みます。コミックス派の方は閲覧にご注意ください。  13話以降、表紙の記載がep.13、14ではなく、No.13、14となっていますが、この記事では2巻までと同様にep.を使用しています。  千紘の退院後、二人