『ジョジョラビット』-映画日記-

 『ジョジョラビット』という今年のアカデミー脚色賞をとった映画を観た。
 『パラサイト半地下の家族』『ジョーカー』『ジュディ虹の彼方に』に続いて、今年のアカデミー賞作品を観たのは4本目。
 『パラサイト半地下の家族』が一番よかったが、その次くらいによかった。
 けっこう重いユダヤ人差別の問題を扱っているのだけど、コメディータッチで面白く描いている。
 主人公は、たぶん10歳くらいの子どもだと思う。ヒトラーがイマジナリー・フレンドだという設定。
 そして、家の屋根裏にユダヤ人の若い女性がかくまわれているのに気がついてしまうところからドラマが動き出す。
 コメディのように見えて本当は深刻な政治問題や社会問題を扱っている、というタイプの映画で、映像が奇麗で役者の演技もうまく安心して見られるけどそれでいてまったく飽きない、とてもうまく創ってある映画だと思った。

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