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大森靖子さんの『うんめー』が心に突き刺さる

久々に音楽記事が書きたいなっと思ったところに、筆者の心に刺さりまくりな曲が配信された。大森靖子さんの『うんめー』だ。この曲は大森靖子さんがゆるめるモ!さんに楽曲提供をしていたもののセルフカバー。

筆者的にはゆるめるモ!さんも大好きで、大森靖子さんに至ってはもう尊敬しているレベルである。大好きなゆるめるモ!さんに、尊敬する大森靖子さんからの楽曲提供。当時は感動と狂喜乱舞とした記憶がある。その楽曲を本人がセルフカバーとなれば心躍らざるを得ないのだ。

大森靖子さんとは

「超歌手」を名乗るシンガーソングライター。2018年からはアイドルグループ・ZOCを結成し、プロデュースの他、自身もメンバー(「共犯者」)として参加する。

ゆるめるモ!さんとは

「(きゅうくつな世の中を)ゆるめる」というメッセージと「You'll melt more!(あなたをもっとトロけさせたい)」という2つの意味をこめて命名されたアイドルグループ、「ニューウェーブガールズグループ」を自称する。略称は「モ!」。

『うんめー』の歌詞

『うんめー』という楽曲の魅力はたくさんあるのだが、筆者としてはサビの歌詞がとてもとても尊いと思っている。筆者はこの歌詞のテーマは、自分の可能性にフタをしないってコトだと思っている。憧れた世界とか夢とかそういうモノって、実はそんなにかけ離れた世界にあるもんじゃないんだって言うコト歌ってくれているように思うのだ。

『うんめー』の歌詞の抜粋

「ここにあるのは君と僕の透明な運命と境界線
こっち側なんてないんだから君もおいでよ
ここにいるのは君と僕と僕の君と君の僕だ
どの世界線辿っても出会う巡り会う君と僕」

この曲を歌っている舞台上の「僕」と観客として見ている「君」がいて、その境界線すごく深くて濃いものだって、観客側は思いがちだったりする。だけど実はそんな境界線なんて、ほんとは境界線なんて透明で「こっち側」も「あっち側」もないのだ。

その場には、舞台上の「僕」と観客としてみている「君」だけじゃなくて、「僕から見た君」(=「僕の君」)と「君から見た僕」(=「君の僕」)がいて、「僕」と「君の僕」は同じじゃないし、「君」と「僕の君」も同じじゃない。

今は、舞台上の「僕」と観客としてみている「君」って世界線だけど、舞台上の「君」と観客としてみている「僕」って世界線もあって、同じ舞台上に立つって世界線もあるかも知れない。

勝手に境界線なんて引いてないで、来たいと思うなら「君」もおいでよ。

筆者はそんな風に解釈している。

勝手に境界線を引いている人って多い

実際勝手に境界線を引いている人って多いと思うのだ。「自分とあの人は違う」っていう感覚って持ってしまいがちだと思う。それは芸能の分野だけじゃなくて、日常の仕事やビジネスに関しても同じ。

「自分とあの人は違う」って思った途端に、境界線は色濃くなるというか色濃く感じるようになるのだ。自分の目指す目標は陸続きで、境界線なんてない。そう思うコトって何より重要だったりする。

筆者は勝手に壁を感じそうになった時に「うんめー」を聞くようにしている。ほんとは日本語のわかる全人類に聴いてほしい、きっと前に進める人がふえると思うのだ。

ゆるめるモ!『うんめー』

大森靖子『うんめー』


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