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革命のはじめ方【レッスン10】『車輪の下』ヘルマン・ヘッセ著

いくら羽ばたこうが反抗しようが
_俺たちは虫けら。
巨大な車輪の下敷きになって
_自分が生物であったことすら否定されるぐらい
__物質的にペチャンコにされ
___残骸すら誰も気づかぬうちに消えていく。
システムは俺たちを否定するために
__環境を味方につけ
____時間すら味方につけ
______跡形もなく俺たちを消し去っていく

__あの本、お前も読んだろ。
_この現実はヘルマン・ヘッセが『車輪の下』を書いたときから
__なにも変わっちゃいない。
___いや、もっとタチが悪いさ。
____当時よりも社会を支配するシステムは発展している。
支配という重戦車は高性能なボディと兵器を装備しているんだ。
__俺もお前も『車輪の下』のハンス少年と同じなのさ。

______でも安心しな。
支配システムの存在にすら気付いていない輩がなんと多いことか。
_そんな奴らよりはお前さんは少しはマシだがな。
__さぁ、俺たちは明日から何の話をしようか
_今さら、見ない振りをして
____奴らとともに笑いあう事なんて出来るのか

◇◇東京ハバナの理屈の想定外のコーナー◇◇
東京ハバナです。新宿駅でホームレスの若者を見た。先週より増えていた。家賃が払えなくて、追い出されたんだろう。彼らはずっと立っている。明日も立ち続けるのだろうか。いつまで立ち続けるのだろう。
Stay Home. Stay Home.
彼らはどのようにその呼びかけを訊いているのだろう。すぐそばに都庁があるんだ。マスコミだって彼らを無視する。彼らはどうやってこの状況を抜け出すんだろう。彼らを助けるために政治があるんじゃないってこと。それははっきりとわかった。これは事実です。悔しいがいまの私では、そういう事実を忘れないようにすることしかできない。
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