逃げるは恥だが役に立つ。

小さい頃のドッヂボールは、ボールから逃げて最後まで生き残っていたソーシャルワーカーです。

本日、患者さんに一緒に関わっているケアマネさんから担当を辞めたいと相談がありました。

ご家族からの問い合わせが、ケアマネさんに集中してしまっての疲弊。休日の夜に呼び出されたり、頻回に電話が来たり、ケアマネさんの範疇でない質問も多く、対応しきれない…

そんなお電話が入り、一緒に後任のケアマネを探すことに。


支援途中のケアマネからの担当変更は、人によって「逃げ」と思われるかもしれないです。でも、私はケアマネさんの対応は正しいと思っています。

責任を持って最後までやり遂げなければならない場面もあると思いますが、手に負えないケースは、対応出来るところに繋ぐ。

それって、お互いにとって良い方向へ進むためのことなんじゃないかなって。

なかなかに白旗を挙げるのって難しい。

ましてや他機関に、弱音を吐いて一緒に探してもらうのは、勇気がなければできないこと。

ケアマネさんが真剣に向き合った結果として、「自分ではなく、出来る人への変更」なんだと思う。

介護保険は、自由契約制。それは、患者さんにあると同様に提供者にだってある権利。

お互いにとってベストのマッチングをするための制度でもあるんじゃないかな。

一見、逃げているように見えるが、それはお互いのための行動。

言うならば、

逃げるは恥でなく役に立つ

【逃げるは恥だが役に立つ】
ハンガリーのことわざ。「逃走のような恥ずかしい逃げ方でも、生き抜くことが大切」
自分の戦う場所を選べという意


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