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Airbnb体験ホストになる方法

このnoteでは「Airbnb体験ホストになる方法」について紹介します。どんな体験をデザインするべきか、予約を増やす方法、体験ホストになることでのメリットやデメリットなどについての記事は別のnoteをご覧ください。

□ Airbnbのアカウントを作成

Airbnbの体験ホストになるには、まずAirbnbアカウントを作成する必要があります。まだAirbnbアカウントを持っていない人は以下のAirbnbアカウント作成ページよりアカウントを作ってみましょう。旅行の際に使える割引クーポンがもれなくもらえます。

Airbnbアカウント作成ページ
https://www.airbnb.jp/c/jzhang1

□ 体験ホスト招待ページへ

アカウント作成後、「体験ページ」を作成することができます。以下の「体験ホスト招待ページ」から体験ページを作成すると、初回のゲストを迎えた際に特別報酬*がAirbnbから別途支払われますので、是非リンク先から体験ページを作成してみてください。

*「特別報酬」についての情報は同様に下のリンクページから確認できます。

体験ホスト招待ページ
日本語:http://www.airbnb.jp/x/jzhang1
英語:http://www.airbnb.com/x/jzhang1

「体験ホスト招待ページ」にアクセスすると、下の画像のようなページが表示されます。赤線丸枠内にある「はじめる」ボタンを押すと、体験ページの作成に進みます。

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□ Airbnbの体験について理解する

体験ホストになるには、まず最初に、Airbnb体験ホストになるまでの全体の流れ、体験ホストとはどういうものなのか、体験に求められるクオリティ基準など、体験に関わる基本的なことを理解する必要があります。

体験作成ページではまず最初にそれらの説明が下の画像のようにされますので、1つずつ確認しましょう。体験ホストは通常の観光ガイドとは違うものなので、あなたが提供しようとするものがAirbnbの体験ホスト基準に適しているのか知ることはとても大事です。また、体験サービスの中身をよく理解していないと、審査落ちした際に、どの点が至らないか後に自己判断することができます。

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以下、重要な点を完結にまとめました。

体験を実施するのに必要なことは?
・企画する体験内容の知識と熱意があること
・場所の案内や見る、行くだけでなく双方の対話や行動をとおして深く体験できること
・ゲストが特別な場所やコミュニティにアクセスできること
・ホストのユニークな視点が表れていること
Airbnbの体験に適していないもの
・大人の団体ツアー
・体験を案内してくれる特定のホストがいない
・サービスの提供(空港の送迎など)
・ほとんどの旅行者が通常の観光でできること

□ 体験ページを作成する

体験ページは正直、画面上に表示されるAirbnbの指示に忠実に従えば、簡単にできます。

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サービスがまだ初期段階だったときは、履歴書を書くぐらいのことをしなければなりませんでしたので、その頃と比べてみても、とても作りやすくなってます。ここでは作成の際に意識したほうが良いこと、気をつけなければいけないことについて共有したいと思います。

全ての情報をまず日本語で記載する
アカウント作成後、Airbnbから様々な情報を記入するように求められます。Airbnbの体験に参加するゲストの多くは外国人観光客で、英語情報の記載が本来であれば望ましいですが、いきなり英語で全ての情報を記載するのは至難の業です。まずは日本語で全ての情報を記載してみましょう。日本語で体験ページを作成することで、質問に対する自問自答が起き、少しずつ自身で体験をデザインすることができます。また、体験の審査が無事に通れば、後に他言語での情報を付け加えることができます。

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体験サービスが利用可能エリアか確認する
体験を開催したい都市によってはAirbnbの体験サービスが利用できない可能性があります。体験開催都市を記入欄に記入し、体験ホストができるエリアかどうか事前に調べましょう。

2018年7月30日より、日本国内であればどこでも体験ホストになることができます。(Airbnbプレスルーム『Airbnb、「体験」の提供範囲を日本の全地域に拡大』

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「保存して終了」ボタンを上手に使う
全部の情報を一気に記入するのは大変です。記入できるところからまず記入し、記入に困るところは適当に「あああああ・・・」と記入して、一度ページ全部に必要な情報を記入してみましょう。その後、余裕があれば、適当に記入したページを中身のあるものに書き換えましょう。途中、画面右上にある「保存して終了」ボタンを押し、作業を中断することも可能です。時間をかけて、自分の提供したい体験がどういうものなのか、書きながら考えてみましょう。

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専門性をアピール
体験の数が増えてくると自分と似たような体験が自然と出てきます。体験が全く同じコンテンツであれば、ゲストは安い値段の体験を選ぶでしょう。しかし、1つとして同じコンテンツは世の中にありません。それは、人それぞれが様々な人生経験を経ているからです。なぜあなたの体験が特別なのか、なぜこの体験はあなたではないといけないのかといったあなたの専門性をゲストは知りたがっています。あなたの専門性をゲストにアピールするように体験ページに書いてみましょう。

専門性をアピールするための書き方について、Airbnbが具体例を紹介しているので参考にみてみましょう。

専門性について
専門性低め:「書道が大好きです!」
これだけではどう書道極めたのかもわからないし、なぜその道の専門家なのかもわかりません。

専門性普通:「5年間書道を学び、最近は友達にも教えています」
体験を主催する資格がある程度わかります。

専門性高め:「サンフランシスコ・アジアアートセンターで書道を教えています。先日は国際書道カンファレンスで『デジタル時代の書道』について講演しました。
この道にかなり精通していることがわかる好ましい例。

あなたの専門性についてAirbnbの担当者が理解できないこともありますので、普段の活動や過去の受賞歴が記載された記事・SNS(Instagram、Youtubeなど)のリンクを記載することもおすすめします。

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専門性についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事『これでばっちり!「専門性」の基準』をご覧ください。

この体験だけのオリジナリティを出す
体験では、『「中の人」のアクセス』という要素も大事になります。それは、あなたの体験に参加することで、普通の観光では訪れない世界にゲストを誘うことです。具体的には、ホストがいないと会えない人に会わせることができる、ホストがいないと行けないところに行ける、ホストがいないと味わえない文化を積極的に味わうことができるといったものです。この「中の人」のアクセスという要素があることで、体験にオリジナリティが生まれます。

「中の人」のアクセス
・特別な場所に案内する。(例:地元の人でないと入りにくい居酒屋、一般人入場禁止のお家の裏庭)
・紹介がないと会えない人、コミュニティ、活動に案内する。
・観光の超定番を意外なひねりやアングルで紹介する。

記載できる写真を用意する
体験がゲストにとって魅力的に見えるかどうかは、体験ページ内の写真が大きな決め手となります。それは、文章よりも写真のほうが体験でどんなことができるのか簡単に知ることができるからです。

しかし、Airbnbが求める写真のクオリティ基準はすごく厳しいです。体験ページに記載される前にAirbnbが全て写真をチェックするので、あなたにとって良い写真でも、Airbnbの写真ガイドラインを守らなければページに記載することができません。多くのホストがこの写真のガイドラインに苦しんでいるので、どのようなことに気をつけるべきか見てみましょう。

心がけたいポイント
+体験に没頭する参加者の姿を撮ったもの
+体験の場所、アクティビティ内容や楽しさを伝える
+いい光が当たる写真を使うこと。 自然光が一番です

避けたいポイント
X自撮りや演出されたような写真を含む
Xフィルター加工(モノクロなど)、スタンプや文字を入れた写真
Xドラッグやヌード、酒類、未成年者の写真のアップロード

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以下、良い写真の具体例です。

「ゲストと仲良くなっていく様子を見せる」「ゲストが楽しんでいる様子やお互いに仲良くなっている様子を見せる」「アクティビティのディテールのやりとりを主役にする」など、人間味をプラスするような写真は記載されやすいです。

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「アクティビティに焦点を当てる」「アクティビティが行われるスペースを主役にする」「ディテールや触感などを捉える」など、体験の様子が紹介された写真も記載されやすいです。

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画像が暗い、写真にフィルターが使われている、ピントがあっていなくてボケている写真など、「技術的な条件」を満たさない写真は記載ができません。

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意識して写真ガイドラインを満たす写真を撮らないと、あなたが体験ホスト用に撮影した写真はカメラ目線の写真や自撮り写真ばかりになってしまいます。意識的にゲストの自然な姿を写し撮るような写真を撮るようにしましょう。

また、初期の段階では魅力的な写真をたくさん記載することは難しいので、体験を重ねるうちに写真の追加・入れ替えで、魅力的な写真を次第に増やしていきましょう。

その他の注意点として、使用する画像は縦画像なので、スマホを縦にして撮影しましょう。スマホを横にして横画像の写真を撮影しないように!動画もページに記載することが可能ですが、体験ページの作成段階では必要ありません。

体験ページを提出する

最後に、体験ページを提出すると、Airbnbの担当者が体験ページに問題がないか確認します。 そして、体験基準を満たしていれば、アプリで実施日時を設定し、予約受付をすることができます。

もし体験基準を満たさず、審査落ちした場合、この記事内にある情報を読み込み、何が原因か理解し、再度提出してみましょう。

体験ホストになるサポートが必要な場合、「体験ホスト招待ページ」より体験ページを作成した人にはFacebookメッセンジャーで直接対応することも可能です。こちらよりご連絡ください。

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参考ページ

・体験掲載に求められる3つの要件
https://blog.atairbnb.com/the-3-pillars-of-a-quality-experience-ja/

・これでばっちり!「専門性」の基準
https://blog.atairbnb.com/spotlight-on-standards-expertise-ja/

・「体験」のクオリティ基準とは?
https://www.airbnb.jp/help/article/1451/what-are-the-quality-standards-for-airbnb-experiences

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