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海水の濁り汚れ!なぜ活魚水槽や生簀に発生してしまうのか|役立ちコラム

水が濁って臭い!白い泡も浮かんでいる。。。

活魚水槽・生け簀を導入すると必ずと言っていいほど経験する「海水の濁り汚れ」、本当に多くの方がこのようなトラブルに遭遇すると思います。

そんな水槽導入後に一番のテーマとなる海水の濁り汚れ対策を東京水槽が考えてみます。

【原因と解説】原因は○○だった

「水槽にたくさんの白い泡が発生、、」
「水が汚い、、白く濁っている、、」
「水が臭い、、」

このような場合は、魚の入れ過ぎやフンの蓄積により水槽内のたんぱく質や有機物が増えたことで濾過槽のバクテリアの浄化能力以上に海水が汚れて、水が汚れたことが原因であることが多いです。

と言うことは、濾過槽内のバクテリアの数が少ないことで分解が間に合わず、水質が悪化しているということです。

(Q)なぜ水槽に汚れや匂いの原因が増えるの?消す方法は?

水槽に入れた魚介類から発生したフンや粘膜・粘液、餌の食べ残しなどが水中にあると、分解がすすみ海水内の栄養分が増え富栄養化していきます。

汚れを分解する過程でたんぱく質が発生し、たんぱく質が増えすぎると白い泡が水槽を覆うように発生してしまいます。(時々わたがしのようにものすごい白い泡になる。)

汚れや匂いなどを消すためには、水換えを行ったり、バクテリアを育てる、水質浄化装置を使うなどして放置せずに対応が必要です。

(Q)なぜバクテリアが必要なの?

バクテリアは目には見えませんが、水槽の濾過材などに棲んで魚介類のフンやエサの食べ残しなどを分解して、水槽の水をきれいにしてくれるいる微生物(濾過槽の重要機能)です。

バクテリアが十分に足りている水槽の水は透明で水質が良い状態ですが、バクテリアが汚れに対して少ない場合は水の濁りや不快臭だけでなく魚が死にやすい水質環境になってしまいます。
水質の変化に気づいた場合は放置せずにすぐの対応をおすすめしています。

※使用開始から2ヶ月くらいまでの水槽内は、濾過材の中で海水を濾過してくれるバクテリアが育ち切っていない関係で海水が汚れて魚介類が死にやすくなります。(=この場合は水替えが必要。)

(Q)なぜ白く濁ったり泡が発生するの?

白濁りや泡立ちの原因で一番多いのは「バクテリアの不足」です。

 ・最近水槽を導入した。
 ・水槽の大きさに対して、入れている魚が多すぎる。
 ・濾過材を頻繁に洗っている。

などの理由でバクテリアが不足し、水槽内の汚れの分解が間に合わなくなることで水が白く濁ったり白い泡が発生してしまいます。

大事な魚たちを守るために

水槽内の汚れや濁りをリセットすることができる「水換え」が一番早い対策です。

汚れや匂いなどを消すためにも、症状を放置せずに対策をして、大事な魚たちを守っていくことをオススメします。

※東京水槽製作所の活魚水槽はこちら

公式サイト

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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