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国内の時価総額(2018年12月末日時点)ランキング上位から見る未来(その①)

2018年の年末ということで、国内の時価総額ランキングを見ていました。
TOP3社は、トヨタ自動車・NTTドコモ・NTTとなっていた。
今年最大のIPOは文句なしでソフトバンクだが、ソフトバンクは早速10位につける強さ。

さて、国内TOP3社のIR情報を見れば、日本のトレンドが読めると思い、どんな施策を進めているのかアニュアルレポートを中心にトピックスを切り出した。

トヨタでは、スマートモビリティ構想を謳っており、自動運転でのスマートシティ化やMaaSについても触れられていた。
人口減の社会の中でも新車販売に頼らず、価値を出し続けるよう工夫されているのがよくわかる。

次にNTTドコモ。携帯電話シェアトップで、乗換率が世界的に見ても低いのが特徴。来年、通信事業として、楽天が参入するが、盤石な体制と思われる。通信事業6割とスマートライフ事業3割となっており、キャリア決済でのサービスも充実している。中計でBeyond宣言をしており、6個の宣言に沿って、事業を進めていくことが想像される。
それにしても、携帯会社が、ドコモ2位、KDDI9位、ソフトバンク10位と上位に連なるのを見れば、携帯生活に依存する生活者がいかに大手キャリアに依存しているかが見て取れる。余談だが、格安SIMも都会では特に不自由しないため、早めの乗換を推奨したい。

そして、NTT本体。デジタルトランスフォームを事例とともに紹介しており、スマートシティで必要な5Gの通信を担うため、盤石な体制である。

この3社に共通して、SDGsとの関連を記載しており、持続可能な世の中へどう貢献するかを述べていた。 

最後に

企業の公開情報を読み解くと、これからの未来に対する気づきが得られます。
今後も続けていき、未来への思考を深めていこうと思います。

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