地方創生ベンチャーサミット2019 ローカルテックに参加した感想

2月3日、地方創生ベンチャーサミット2019に参加しました。
こちらの会では、片山さつきさんの基調講演に始まり、現役市長やテック系起業家が集まる会で、刺激的な内容でした。

少子高齢化の進む日本では、特に地方で、人口減少による産業縮小等、課題先進国となっています。
その中で、自分が何ができるかを考えるきっかけにしたくこのイベントに参加しました。

オープニングトークでは、
行政 × ベンチャー企業 の対比を説明し、
なかなかプロジェクトが進みにくい中、たくさんの事例を生んでいる福岡市の現状等も踏まえながら、どんな課題があるかを説明していました。

特に印象的なのは、地方を風景で見るべし、といった内容で、このイベントは東京の麹町で行われましたが、東京の真ん中で考えるのではなく、現地・現物・現場をまずは見て、感じることが重要と言われており、共感しました。

片山さんの基調講演で印象的だったのは、
・地方の人口流出の大部分は女性である
・国家戦略特区でスーパー都市を開発する
の2つです。

女性の社会進出を背景ではあるものの、事実ベースで、東京に流入した女性が外部に戻るケースが少なく、それが人口が都心集中になっている要因の一つであると分析していました。
UIJターンを進める施策を進めていくといった内容もあるため、今後、地方創生をテーマに掲げたい人は注目です。

また、スーパー都市の話は、中国アリババのお膝元の杭州で見た管理都市を徹底するにはどうしたらできるかといった発想で、中国やアメリカでなく、日本ではできるチャンスがあり、これを今後海外に販売することができるソリューションであると強く説明していました。

それから、それぞれ分科会を挟みました。
2クールありましたが、私は、ブロックチェーン→ドローン とテクノロジー系の内容を聴講しました。

今できることや規制問題、それにどう行政が対応するかについて討議がありました。

最後の締めくくりは、懇親会。
懇親会でコラボが決まったり、今後の仕事に繋がったりした事例もある目玉イベントです。
この時間を有意義に過ごすために、市長からあった一言が印象に残りました。

組長を抑えるのではなく、その周辺の事務方を抑えろ

一緒に仕事をしたいのであれば、秘書さんが一緒に付いているはずなので、その人と名刺交換をすることが大切です。

地方創生に関わる人は必見のイベントだなぁと改めて感じました。
今回は第4回目のイベントであり、毎年実施を目指しているようなので、今後の開催に期待です。

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