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国内の時価総額(2018年12月末日時点)ランキング上位から見る未来(その②)

今回は、国内時価総額4〜6位を見てみます。
前回(こちら)は、NTTグループが被りましたが、今回は、通信・銀行・メーカーと業界はバラバラになりました。

第4位 ソフトバンクグループ 8.0兆円

12月初旬の通信障害の影響が大きく、3位から転落し、4位に甘んじたソフトバンクグループですが、通信を中心とした事業会社です。
FCFの良い事業を作り、そこからどんどん新しい事業へ投資しているような状態で、アジアの配車プラットフォームはソフトバンクグループが出資しているケースが多いです。
今後進むMaaSに対しても、多方面でカバーしているため、ソフトバンクグループの動向から目が離せないといった状況といえるでしょう。

第5位 三菱UFJフィナンシャルグループ 7.4兆円

平成初期ではトップだった銀行が平成の終わりには、再編成等を繰り返し、伸び悩んでいる中で、銀行業で唯一上位10位以内の赤い銀行。
海外のAM(アセットマネージメント)の強化等ありますが、今回はデジタライゼーションを切り出して、取り上げます。
ビッグデータを活用したAIでの審査・サポート業務やMUFJコイン、リストラで悪い噂の流れがちなRPA等述べております。
話題のMUFJコインの進捗しており、実現させたいサービスも検討されております。

RPAでの業務効率は比較的進みやすい業界といえ、新しいことを取り入れられない人には厳しい業界と言えるでしょう。

第6位 キーエンス 6.7兆円

キーエンスといえば、年収ランキングにも上位に食い込む圧倒的な営業利益率の高さが有名ですね。
製品の強みでは、研究開発に力を入れている旨の記載もあり、生産活動に時間が避ける工夫がなされているようにしか見えません。
取り上げるべきは、FA(ファクトリーオートメーション)の先駆者として、生産工場で使用されており、そこから新しい取り組みができていると言えるでしょう。

最後に

国内の上位で見るとデジタルで何かをするといったテクノロジーで生産性を上げる意思を感じます。
他にも有用なテクノロジー企業はたくさんあるため、これからも定期的に調査して、まとめていきます。

参考資料

ソフトバンクグループ
三菱UFJフィナンシャルグループ
キーエンス

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