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建築デザイナー年下イケメンにファストフード女扱いされた日のこと(2/2)

キターーーーーーーーーーーーーーーー!

遅れて現れたD介は全身ブランド服に身を包んだ金子ノブアキ風イケメン!!
一瞬ここがタコベルだということを忘れさせる衝撃イケメン。
だがしかし油断してはいけない、イケメン×ファーストフードは油断してはいけないのだ。

話を聞いていくと、イギリスの大学で建築を学んで〜帰ってきて事務所開いて〜付き合った彼女は全てスッチーで〜それはもうみんな俺にぞっこんで〜
はーいベイビーと言わんばかりの花輪くんを思い出させるストーリーを自信満々に淡々と語り散らし、最後に

『俺は会って7秒の直感を信じているんだ。俺は君が好きだ。』

だったら8秒以降のアピールはなんだったんだよ、30分は語ってたぞ?
でもそんなの関係ねえ!
フォーーーリンラーーーーーーーーーーーーーーーブ!!
イケメンに好きと言われる衝撃はまさにドカーンと雷が落ちてきたレベルの衝撃。
そして巷で噂のビビビも感じちゃってるよ、雷の後遺症かもしれないけど。

店を出ようかと言われそのまま手を繋ぎ、渋谷駅へと向かう私たち。
またねとその日はそのまま解散。
簡単に手も出してこないし誠実確定、万歳三唱!と、確実に誠実へのハードルが低くなっている私。

翌日、来週末渋谷のイタリアンに行こう!とデートのお誘いが来て浮かれポンチは頂点に。
前回の好きという言葉が脳内再生100万回を突破した乙女な私は、ランチの後は何するの?と聞いてみました。

回答は『ホテルでゴロゴロしたい』でした。

誠実確定くんの模範解答じゃないぞ、アレオカシイナー。

歯車がおかしくなる前によし、わたしが誠実子ちゃんになろう。
すかさず『ホテル行くなら会いたくない』と返信。

するとD介より『ホテル行かないおばさんと会う理由は何もないよ』

チュドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン。

完全、感電死。

二度とイケメン×ファーストフードの危険すぎるコラボレーションには手を出さまいと胸に誓ったのでした。

それでは、次回も楽しみに♪

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