小春六花の「CeVIO AI トークボイス」への製作変更につきまして

日頃より小春六花を応援頂きましてありがとうございます。

小春六花の発表より、テキスト読み上げソフトとして「VOICEROID」での展開を告知して参りましたがが、「CeVIO AI トークボイス」に変更して製作を行う事を本日プレスリリースにて告知させて頂きました。

その経緯とご希望の方へのクラウドファンディング参加費の返金について説明させて頂きます。

当初、歌唱音声合成ソフトとしては「Synthesizer V」のライブラリのみの展開を2021年春に展開することを予定しておりました。
人間が歌っているかのような歌声を実現する「Synthesizer V」のAI版を開発していることは存じてはいたのですが、もう少し開発に時間がかかると伺っていた為です。

しかしながら、「Synthesizer V」のライブラリの収録の最中、どうやら年内にはある程度形なりそうなのでAI版も製作してみませんか?との連絡と提案をAHS様より頂きました。
既に予算編成も終わっておりましたが、多大なご支援を頂いた事が功を奏し、製作できそうな目処が立った為、すぐに是非制作したい旨をお返事致しました。

また、小春六花発表当初からの数ヶ月の間に音声合成界隈では新たな発表が相次ぎ、AIを使用したリアルな音声合成もトレンドとして注目されるようになりました。

その最中、AHS様より、音声合成の最新のトレンドであるAIを使用した音声合成ソフトで歌とトークの両方を展開してみないか?というご提案を再度頂きました。

”発売当時に一番新しい技術で、小春六花の声をイメージしている音声により近づける形で製作することにチャレンジをしてみませんか?”という熱量のある提案と説明を頂き、大きな魅力的を感じつつも、正直な所、引っかかるものを感じました。
なぜならクラウドファンディング時に「VOICEROID」ライブラリの製作として募集をし、大きなご支援を頂いた為です。

しかし、弊社は立ち上がったばかりのベンチャーであり、業界への新たな挑戦者でもあります。
出来れば発売時最新の技術で小春六花の音声を再現したいという思いも当然ありました。

そこで、もし「VOICEROID」での展開があるからこそ支援したという方もいらっしゃるので、その方たちへ適切なフォローができるのであればご提案を受け入れたい旨を相談した所、AHS様より「頂いたご支援に影響が無いように、希望者へは弊社が全額返金するので是非やりましょう」との返答を頂き、弊社としては「そこまでおっしゃって頂けるのであれば是非やらせて下さい」と決断するに至りました。

以下はAHS様からの経緯説明になります(追記)
https://www.ah-soft.com/images/press/cevio/rikka_cevio.jpg

勿論、今までテキスト読み上げソフトとして、音声合成界隈を牽引してきた「VOICEROID」は現在に起きましても、また将来におきましても魅力的なソフトであることは間違い無く、その「VOICEROID」での展開を期待されていた方は当然いらっしゃるかと思います。

大きなご期待を寄せて頂いたにも関わらず、このような形で対応させて頂く事は大変心苦しいのですが、その方々へは、株式会社AHS様より直接ご返金の対応をさせて頂きます。

ご希望の方はお手数ですがメールに記載された入力フォームより返金の手続きをお願いいたします。
(受付期間は2020年11月30日までとなりますのでご了承下さい)

※追記になります。 
【リターンの変更点につきまして】
3万円、6万円、20万円コースのお申し込みの方へは、「VOICEROID」に変わりまして「CeVIO AI トークボイス」のライブラリとエディタをセットでお送りさせて頂きます。
「CeVIO AI トークボイス」エディタには感情パラメーターも装備されており、豊かな感情表現が可能です。

20万円コースの手島nari先生と、青山吉能さんのサインにつきましては「CeVIO AI トークボイス」の空パッケージにサインをさせて頂きます。

SynthesizerVコースにお申し込みの方には「SynthesizerV」ライブラリの他、先日発表させて頂きました
より人間に近い形で歌う「Synthesizer V AI」のライブラリを1パッケージでお送りさせて頂きます。

他、リターン内容に変更はございません。
また、一部の表記について、表記を変更致しました。(11月2日)

小春六花は歌唱用音声合成ソフトとして「Synthesizer V」「Synthesizer V AI」、テキスト読み上げソフトとして「CeVIO AI トークボイス」を2021年春に展開致します。
また、新たな試みとしてバイノーラル収録した「exVOICE」もそれぞれのライブラリに収録し、各ソフトに付随する音声は累計で千数百となる予定です。

■「Synthesizer V AI」サウンドデモ
※小春六花の音声ではありませんが、同じ音声合成エンジンの音声となります。
https://youtu.be/YaiS9qzTiuU

■「CeVIO AI トークボイス」サンプルボイス
※小春六花の音声ではありませんが、同じ音声合成エンジンの音声となります。
https://youtu.be/x5tmQF7I2_w

ご支援頂いた方には思い描いていたご期待にお応えすることが出来なかった方もいらっしゃるかと思います。
大変申し訳ありませんでした。

弊社・小春六花は今後も音声合成キャラクターの界隈に新しい風を吹き込み続け、
新たな可能性に挑戦する存在であり続けたいと考えています。

引き続き応援を頂けますよう、今後もより一層努力してまいります。


合同会社TOKYO6 ENTERTAINMENT
代表 赤迫竜一