ドリフターズが面白い
漫画「ドリフターズ」が本当に面白い!
前作「ヘルシング」も面白かったけれども、ドリフターズは登場人物も分かりやすくて、入り込みやすいです。
2016年には、アニメ化もされています。
まずアニメから入るのもありだと思います。
何が面白いかというと、ワクワクする設定と重厚感のある世界観です。
内容としては、過去の実在した偉人たちが、異世界に飛ばされます。
そこで漂流物(ドリフターズ)と、廃棄物(エンズ)に分かれて戦うという設定です。
しかも、出てくる偉人たちの幅がすごい!
戦国時代、平安時代、古代ローマ、15世紀フランスなどなど。歴史が好きな自分としては、たまりません!
登場人物が出てくる度に、
この人は何をした人なのだろうと調べたくなります。
主要人物は3人。
手前から島津豊久、織田信長、那須与一。
この3人を軸に物語が進んでいきます。
織田信長、那須与一は歴史の授業でも出てきますね。
島津豊久については、あまり知られていないかもしれません。
安土桃山時代の武将で、有名な薩摩の「島津家」です。関ヶ原の戦いでは、石田三成側につき、敗戦の中自ら盾となり叔父を逃したとの事で英雄として伝承されています。
このあたりは、冒頭でも描かれております。
本作では、ほぼこの島津豊久が主人公として扱われています。
寝ても覚めても戦の事にしか考えていない、「全知全能が戦に特化したやつ」として描かれています。
個人的にハマるのが、この島津豊久の真っ直ぐで、カッコいい台詞です。
1番心に響いた台詞は、間一髪のところを助けてもらった時に言った台詞です。
礼はすぐに言わないと、人はすぐ言えなくなる。
生きるか死ぬかの戦をしていた武将が言うからこその重みを感じます。
今の時代だって、明日自分がどうなるか分からないある意味乱世ではないでしょうか。
だからそこ、伝えるべき言葉はすぐ言わないとなと、改めて学びました!
他にもたくさん登場人物も出てきますし、作者らしい笑える場面も散りばめられています。
漫画もアニメも、非常にスピード感があって楽しめるものになっております。
是非読んで観てみてください。
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