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ドラフト直前!注目選手まとめ投手編

 後期リーグ戦で優勝を果たしたチームの次なる目標は10年連続ドラフト指名だ。投手では先発、中継ぎどちらでも存在感を示した中山晶量投手やストレートに自信を持つ和泉椋麻投手、また先発の白川恵翔投手、クローザーの野木海翔投手とシーズンで安定した成績を残した投手に注目!NPB入りへ期待のかかる4投手を紹介する。


先発中継ぎ抑え全てをこなす便利屋
中山晶量

 中山は前期開幕戦で10奪三振を奪う快投で勝利に貢献。さらには後期序盤に野木の代役として抑えを務めると3セーブを記録。その後は中継ぎとして好投を続けチーム2位の69回1/3でWHIPは0.85と出塁も許さない圧巻の成績を残した。どんな場面でも求められる役割をしっかりとこなし、打者を抑えてきた右腕は結果で信頼を勝ち取った。

 中山の特徴は最速150km/hのストレートとフォークが持ち味。奪三振数も白川に次ぐ67個と決め球を活かした投球術が光った。便利屋としてタフな部分も見せながら持ち味を存分に発揮した中山はブルペンに1人は欲しい投手だ。鳴門高校時代の同級生日本ハム・河野竜生投手や先輩にあたるソフトバンク・板東湧梧投手らNPB入りしを果たした投手の背中を追いかけ、自らも指名を目指す。


怪我もエースナンバー背負った大器
和泉椋麻

 今季から加入の和泉椋麻は背番号1を背負い期待も大きいなか怪我を負い、2登板に終わった。それでも最速は151km/hで今季最終戦で先発した際には148km/hを計測。2回を投げ自慢のストレートで空振り三振を奪うなど、少ない登板ながらも持ち味を発揮している。

 3月に行われた阪神タイガースとのオープン戦では阪神・井上広大から空振り三振を奪う活躍。またアークバリアとの交流戦では150km/hを連発するなど大器の片鱗を見せている。主役は遅れてくると言わんばかりに自慢のストレートでNPB入りを目指している。


16先発で防御率1.83と安定抜群
白川恵翔

 3年目を迎えた白川はチーム最多の16先発で7勝。シーズンを通してHQS6回、QSも含めると7回と先発としての役割を全した。チームで唯一の完封、完投も記録するなど長いイニングを投げることも多く、なおかつ出力を落とさず投げ切れることもアピ―ル。抜群の安定感で徳島IS投手陣の柱として存在感を示した。

 白川は93回2/3で102個と奪三振数が投球回数を上回った。フォーク、スライダーなど空振りが奪える変化球だけでなくストレートも最速149km/と球威が増し、球速以上の力強さを感じさせる。変化球とストレートどちらも1段階レベルアップしたことで三振も倍増し、先発として一気に飛躍した。「阿波の金太郎2世」がNPBで輝く姿に期待がかかる。


最速153km/hのストレートで存在感
野木海翔

 前期から持ち前のストレートで打者を圧倒してきた野木。前期には153km/hを計測し、後期の最終盤にも152km/hを出すなどスピードで存在感を示している。三振も多く奪い、奪三振率13.8、WHIPも1.07とストレートを武器に躍動した。

 またスピードだけではなく四球の数も12個と制球力も悪くない。さらに被打率も.190で対右に限ると.147とほとんど打たれていないことがわかる。こういった自滅をしないということもこともクローザーとして価値ある投球内容だろう。シーズンを通して抑えを務め、優秀な成績を残してきた野木は夢のNPB入りへ、結果でアピールし続けている。


 運命のドラフト会議まであと2週間を切った。選手たちも夢のNPB入りに向け、シーズンを通してアピールを続けてきた。10年連続ドラフト指名の歴史をつなぐことが出来るのか。今年も徳島ISのYouTubeチャンネルで完全生中継。指名の瞬間を見逃すな!

<文・構成・データ分析>
徳島インディゴソックスインターン生 塩澤風太

今シーズンも応援ありがとうございました!
次なる目標は10年連続ドラフト指名!
当日はインディゴソックスのチャンネルへ!
「感喜」の瞬間をともに見届けよう!!

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