シーズン直前インタビュー企画 【白川投手・藤原投手編】
いよいよ2日後に迫った、徳島インディゴソックスの2023年シーズン開幕戦。今回はシーズン・ドラフトに向けて、活躍が期待されるインディゴ投手陣から4投手にインタビューを行いました。インタビュー記事は2回に分けて公開予定で、初回の今回は昨年大活躍した高卒4年目の白川恵翔投手と藤原直也投手へのインタビューです。
【杉本投手・宮澤投手編】はこちらから
2月18日の埼玉西武ライオンズ戦では、大台の150km/hを計測。理想はわかっていても打てない真っ直ぐで、去年はイニング以上の奪三振を記録した。今年は昨年以上の成績を残してNPB入りを目指す。
最速149km/hのストレートと決め球のスライダーのコンビネーションが武器の好投手。NPB入りのために、今年は球速アップと去年以上のイニング数が目標だ。
インタビュー
_去年の成績を振り返ってみていかがですか。
白川 1、2年目も先発として投げていましたが、1年間先発ローテーションとして回るのは初めてで、イニング数が大幅に増えた1年間でした。
藤原 イニング以上の三振を取れたことはよかったです(47回1/3 61奪三振)。ただ、怪我や不調で1年間を通して投げることができなかったのは反省点です。
_お二人とも四球が少ないですが、そこら辺は意識しながら投げていますか。
白川 自分はコントロールがいい方ではないので、余分な四球は出さないように意識しています。ピンチやカウントが悪い時の四球はOKですが、それ以外の余計な四球が多かったので、今年はそれをなくしていきたいです。
藤原 ベースの上で勝負するということは意識しています。自分も白川と同じでコーナーをつけるようなタイプではないので、狙いすぎないようにしています。あとは、ストライク先行で行ければ四球も減るし、三振も増えると思うので、3球で追い込むということを考えて投げています。
_独立リーグに入った経緯は
白川 独立リーグに入った理由は最短一年でプロに行けるからです。
藤原 全員がプロを目指している環境で、各選手の闘争心がすごいなという印象です。
_学生野球との違いは感じますか
白川 高校では失投してもバッターが打ち損じることが多かったのですが、独立リーグでは打たれてしまうところが1番の違いです。球速ももちろん大事だがバッターを打ち取るためにはコントロールが1番大事だということを学びました。
藤原 学生時代は調子が悪くても抑えることができましたが、独立リーグでは少しでもよくないと打たれてしまうので、レベルの高さを感じました。
_試合中球速表示はチェックしますか
白川 します!球速を出しに行った時は投げた瞬間後ろをみています(笑)
藤原 自分もしてます。独立リーグではまず最初に球速がみられると思っているので、球速は意識してます。あとはスライダーの球速もチェックしたりして調子を把握しています。
_試合前のルーティンは
白川 ラインは右足で跨いでいます。あとは、ルーティンを作らないということを意識しています。ルーティンがたくさんあると、それをやらないとになってしまうので絶対にできるルーティンしかやりません。あとは真似するべきではないですが試合前日あまり寝ないで行きます。
藤原 レッドブルは毎回飲んでます。あとは右手を濡らさない。他にも、なるべく体重を重くして試合に臨みたいので試合当日の朝はご飯をたくさん食べます。
_マウンドで1番意識していることは
白川 考えてしまうと体が固まってしまうので、マウンドでは何も考えないということを意識しています。1、2年目は「球速を出そう」や「四球を出さない」など考えていたのですが、昨年は何も考えなくなっていいピッチングをできるようになりました。キャッチボールではその日その日でテーマを持って考えながら取り組んでいます。
藤原 先発だったらもっと考えるかもしれませんが、去年は中継ぎが多くて、投げても1、2イニングなので何も考えずに投げていました。試合中は適当に投げるようにしています。
_俺のここをみろ!というポイントはありますか
白川 人見知りなので、あまり注目してほしくないです。あえてあげるとしたら試合中のマウンドでのオラつき度ですかね。
藤原 三振です。
_最後に今年の目標は
白川 去年の数字を上回ることです。一年間ローテを守って負けなし、多くても1敗で終わりたいです。また、自分たちのプレーで観客を増やしたいです!
藤原 防御率一点台と球速150km/hです。あとは観ている人が楽しくなるようなピッチングをしたいです。藤原を観にいこうと言われるような球場を沸かせられる選手になります!
インタビューは以上です。
2023年の白川・藤原両投手の活躍、そしてNPB指名が楽しみです!
どうぞ、両投手、そして徳島インディゴソックスの応援をお願いします!