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【とくしま福祉広報】No.127

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Vol.127
とくしま福祉広報Vol.127 JUN. 1997 発行:社会福祉法人徳島県社会福祉協議会徳島市中昭和町1-2 TEL 0886-54-4461
リプルは提案します
まちづくりを
そんなやさしさにあふれる
ともに語り合える
みんながお互いを理解し合い
たくさんの人が生活しています
わたしたちの住むまちには
RlPPLE Vol.127 JUN. 1997 Vol.127 JUN. 1997 RIPP
E
こどもたちの笑顔と寝顔が
私たちのビタミンです
地域のニーズにマッチした
施設をH 指して
` —_, 95ー· • し→・一· f’ ”·
子どもたちと遊ぶ。このひとときを一番大切にしたい。
ことでしょう。
地域に密着した施設になる
持つことになり、より一層
に地域住民とのふれあいを
指導をする自立支援センタ
この施設を通して、さら
「地域の人達に真の養護施
設を知ってほしい。」と熱
く語られる佐藤苑長
慣、対人関係の形成などの
ー「望」を開設しました。した。
い。」佐藤苑長は力強く語られま
地域住民に周知しなければならな
児を対象に、日常の生活習味を持つ施設であるということを、
会的自立を目前にした年長だまだ多い。今は子育て支援の意
年、養護施設に暮らす、社暗いイメージを持っている人がま
徳島児童ホームでは、昨どもだけが暮らす施設だからと、
できました。「養護施設というと、親のない子
い支援者であることを実感
な表情を見ると、子育ての頼もし
養う養護施設です。
学童保育の保護者の人にも、施設信を持って社会に適応する能力を
はヽそれぞれの立場が自覚でき、性のある考え方や、明る<穏やかちの日常生活を指導・援助し、自
ていました。「でも、子どもたちめとする、職員のみなさんの柔軟ここも家庭に代わって子どもた
佐の山崎健二さんはこう指摘されこのような坂野賀夫園長をはじ豪快な挨拶に迎えられました。
配することもあります。」園長補ざしたいですね。」
していくのではないかと思って心って、地域中心の施設づくりをめ
す。その負担が子どもたちに影響かる分、職員全員の意志統一を図
面でいろいろな負担が生じてきまとなることもあります。負担がか子育て支援
養護施設を
するということは、設備や職員のえることなど、実際にはいい影響
に対しての正しい理解を得てもら
たちば
イ」、放課後から保護者が帰宅する
施設です。
四つの児童福祉サービスを実施し
「ショートステイ」、仕事などで
て保育する「トワイライトステ
えて他の保育サービス事業を実施
実施しました。「学年、
年齢の枠を広げて、夏
休み、春休みの間も子
「夜、仕事
を持つ母親と子どもの
阿南市にある、た
ちばな学苑では、佐藤文哉苑長の
ほしい。」
帰宅が夜遅くなる保護者に代わっ「幼稚園児も預かって
るどもを見てほしい。」
庭の事情で一時的に子どもを預か
ています。保護者の疾病など、家
現在ここでは、地域に密着したついてのニーズ調査を
を対象に、学童保育に
「地域のニーズを知り、それに沿った施
設運営を。」と語られる坂野園長
達を援助し、育成するための養護に地域の幼稚園・小学校の保護者「しかし、従来の養護施設に加
どもたちの健全な精神と身体の発徳島児童ホームでは、平成三年た対応を心掛けているそうです。
由で家庭で養育できなくなった子開始されたものです。とるなど、それぞれの事情にあっ
徳島児童ホームは、何らかの理の施策と地域のニーズに対応してイトステイ」に切り換える措置を
地域のニーズ1=. 、
子育て家庭へ、ぶ
在宅福祉サトビg
必要性を実感` 的、肉体的負担などを背景に、国も、夜間に及ぶ場合は、「トワイラ
も、女性の職場進出、育児の心理の枠をなくし、時間延長について
相談室」などです。いずれの事業す。ここでは、預かる子どもの年齢
に応じる「徳島児童ホームこどもた事業が、「城東子どもクラブ」

徳島児童ホ|公(学童保育)」、子どもの様々な問題この結果を踏まえてスタートし
まで保育する「城東子どもクラブ実な思いが伝わってきます。

近年、わが国ではますます少子化が進んでいます。その原因や背景を考慮し、安心して子ど、防、育てヒごJとのできる子育て
が鼻
支援社会の形成が急がね看一。そは這育ば支
、,` 援のためのトータルなサーの児
童養護施設を訪ねてみましート結果からは、様々な事情を抱
えながら子育てをする保護者の切
もらいたい。」このようなアンケ
く家庭の都合で一時的に預かって
保育施設があれば。」「長期ではな
ために、もう少し時間枠の便利な
R9ppしE Vol.127 JUN. 1997 Vol.127 JUN. 1997 RIPPしE
自らの仕事を最高と考え前向きに仕事に取り
組む久保さん。
自分がする側にもなります。「本
ボランティアをされる側でもあり、
『ヒューマンボランティア協会』も援が届くことを期待しています。
って設立したということもあり、く話す久保さん。多くの人々の応
自らが障害者である久保さんは、ことです。女性経営者が中心になすごくやりがいがある。」と力強
事をするようになりました。に、ボランティア活動に参加する思います。今は一人で大変ですが、
が縁で、発足と同時に事務局で仕人たちが別の自分を見つけるため「僕にとっては最高の仕事だと
協会の役員に名前を連ねていたの貢献するために、また企業で働くャンプを実施しています。
で知り合った人たちの中の一人が、ました。企業が仕事以外で社会にアの人々が一堂に会し、サマーキ
の出会いにつながりました。放送局う言葉を良く耳にするようになり
最近「企業ボランティア」といす。また夏休みの初めには、子ど
を放送局に頼んだごとが、今回のの熱い思いが感じられました。身近に感じてもらうことがー目的で
多忙を極めています。「スタッフコンサート当日のビデオ撮影
『ヒューマンボランティア協会』と
もたち・障害者・企業ボランティ
"リヽ
1月行きたい。」という言葉に協会へ車に乗ることで、ボランティアを
や打合せに出掛けることが多く、員会の中枢メンバーでした。数年肘張らず、できることからやって実際に車イスやリフト付きワゴン
さんです。いろいろな所との折衝久保さんは十三年間、その実行委に障害者と触れ合ってもらい、肩
の事務局で奮闘しているのが久保
ィア活動を推進することです。

定着した「やまびこコンサート」。く分かります。一人でも多くの人協会の第一弾の活動は
のポランティア体験学習」です。
「小学生
せてくれる催しとして、すっかりンティアを必要としているかが良さんの言葉が胸に響きました。
会の目的は、民間の力でボランテ障害者が素晴らしい演奏を聴か持ちが分かるし、どんな人がボラと生きていけないんです。」久保
ィア協会』が設立されました。協てくれました。いですね。けれど僕には弱者の気すが、障害者は健常者の力がない
心となって『ヒューマンボランテい。」と、久保さんは笑顔で答えうものか?・というのは分かりにく
この春、県内の女性経営者が中を増やし、
害者を知rらなくても生きて行け
いろいろな活動をした当の意味でボランティアがどういけて欲しいのです。」「健常者は障
ちを、小学生の純真な心に刻みつ
といった弱者へのいたわりの気持
入れています。「障害者やお年寄り
また協会は、福祉教育にも力を
進めようとしています。
軽い気持ちで、「ショートステイ」に期待できそうです。
保護者の育児疲れや夜間保育など、いるたちばな学苑の今後も、大い
ちになってくることがあります。合った子育て支援事業を展開して
そのため子どもの人権が忘れられが時代背景を踏まえ、その社会に
のに大変な社会になっています。
たちばな学苑でも「ショートス
テイ」、「トワイライトステイ」
援事業の必要性を強調されます。
「日本の社会を存続させるため
を受けました。
います。
題で、ほんとうに子どもを育てる苑長を柱とした大家族という印象
さい。」施設の関係者の方々は口をそろえてそうおっしゃ
「近頃環境、育児資金などの問りを見ていると、施設というより
者に望まれることです。
を提供しています。のみなさんの、さりげないやりと
いう地域に密着した保育サービスた下校してきた子どもたちと職員
ナンこどもクラブ(学童保育)」と佐藤苑長の姿が印象的でした。ま
「アに協力を要請して行きたいという
ても楽しそうに行政や福祉関係者
に思い、と
子どもたちを送り出してからも、頭の中は子どものことばかり
子どもを守るために、
会の役目。」心から子どもを大切
のない子どもたちを守るのは、社
挙権がなく、立場を主張するすべ
:悶り知霜雷/
徳島県では、国の施策である「エンゼルプラン」の趣旨を踏まえ、
子育て支援計画「とくしま子ども未来21プラン」を策定しています。
子育て家庭に対する在宅福祉サービスのうち「ショートステイ事業」
「トワイライトステイ事業」は、市町村からの委託を受け、すべての
養護施設、乳児院で実施されていますが、施設の地域的偏
在もあり、遠隔地からの利用者が少ないのが現状のようで
す。しかし、一方では、徳島児童ホームで実施されたニー
ズ調査の結果からもわかるように、子育て支援を希望して
今回の取材で、これらの子育て支援事業を、子育て中の
一般家庭に、解りやすく周知することの必要性を強く感じ
ました。地域社会での家庭、個人の孤立が進む中、困った
時に、相談できる場所を知っているということは、実に心
強いものです。
また施設側も、子どもを守るという熱意に支えられ、マ
ニュアルにとらわれず、あらゆる事情に対応していますが、
設備の不備、職員の負担など諸問題を抱えています。これ
らの施設の現状を把握し、支援することが行政、福祉関係
「一人で考えないで、とにかく気軽に飛び込んで来てくだ
これからの社会を担うのは子どもたち。今回訪ねた二つの養護施
設では、安心して子どもを生み、育てることのできる社会の実現に
向かって、着実に動き出しているようです。
「企業ボランティア」を広く推し
問題が重視されているけれど、選
いる保護者は増大しています。
切にしなければならない。高齢者
には、未来を担う子どもたちを大
問題予防対策としての、子育て支
では遅いですから。」佐藤苑長は
して頂きたい。問題があってから

「トワイライトステイ」を利用
Vol.127 JUN. 1997 RlppしE
介護保険担当職員が

、I I J I l --
(介護保険贔担当)福祉係長三:湘喬月且美:
高齢イャ・少子化が進み、家庭での介護
が次第に難しくなってきています。そこ
ですべての人が安心し仄暮らすことので
きる社会的介護システムの整備が必要と
なってきています。
平成12 年度に介護保険制度が導入され
る予定で今着々と準備が進められていま;;i``:閲覧閲ぼ謬□9巴らに国と都J._府県が支え、介護比必要と
され§ま、ラ‘‘¢"に応&て在宅ヤ←ビス~5設サさ亙スを受けらふとが{屡、
`祭費度も1 割を未人如負q旦すること
辱な内容で奇。この制麗ヵ冤入さ
1 、福祉施設。・市町村社会緯袖協議会
に大きな影響を与え忍こと命予庄! 冒j言言佐◇
栂岡一様(小松島市日開野町)から香典返しにかえて金一封
◇テルウェル徳島営業所〈所長・旭野明〉(徳島市中洲町二丁目)から市町村社会福祉協議会へ金一封
◇向ソールドアウトミュージック(徳島市南昭和町一丁目)から「高橋克典」コンサート及び「中西圭三」コンサート、J FL 大塚FC ホームゲームに児童福祉施設の子供達を招待
◇黒田正義様(徳島市国府町南岩延)から車椅子一台
◇匿名で児童福祉施設に巾着袋(布製ポーチ)百十六個
◇徳島県アイスクリーム流通協会〈会長・丸関剛生〉(徳島市南昭和町五丁惰汀惰79 悶心い『一目)から児童福祉施設にアイスクリーム千個
◇徳島新聞社〈理事社長・坂田雄幸〉(徳島市中徳島町二丁目)から「平山郁夫展」及び「大日本プロレスリング」に社会福祉施設入所者を招待
◇フクタレコード(徳島市東新町一)から全日本プロレス「1 スーパーパワーシリーズ」に社会福祉施設入所者を招待
◇昧南海徳島ビルディング〈代表取締役社長・草郷龍太郎〉(徳島市寺島本町東三丁目)から社会福祉事業へ金一封配分されました。
祉施設入居者等の義援金にそれぞ
会に、一般歳末たすけあいは、福
区分
©”砂聾警鯰攣iーとう
[
ぃI 募金総額1 億7 、2 5 5 万円
いては、市町村歳末た
目標額(円)
歳末たすけあいにつ
役立てております。
進に効果的に配分し、実





や、地域福祉事業の推
は、福祉施設等の充実
達成額(%)
は、共同募金について
いただきました募金
対前年
増減額(円)
みなさまからお寄せ
五同募塁1100,000,000 125,719,194
歳末たすけ
あい募金
43,715,000 46,839,842
霜1覧I 28,715,ooo 33,514,336
一般歳末
たすけあい
15,000,000

t 11111U[ 13,325,506
143,715,000 172,559,036
125.7
107.1
116.7
88.8
120.1
1,578,439
-3,938,114
-387,081
-3,551,033
-2,359,675
目標達成率は八十八・八%にとどまりました。
一般歳末たすけあいは、
の実績で、目標額を二十五・七%上回る成績となりました。
おります。
一千三百三十二万余円の実績で
三百五十一万余円の実績で、目標額を十六・七%上回って
歳末たすけあい募金は、市町村歳末たすけあいが、三千
この内訳は、一般共同募金は一億二千五百七十一万円余
県民の皆様の温かいご理解と関係者のご尽力によって、目標額一億
四千三百七十一万五千円に対して、実績は一億七千二百五十五万余円
で、目標額を二十・一%上回る成績となりました。あらためてお礼を
申し上げます。
平成八年度の共同募金の実績がまとまりました。
リプ』レ●発行所:社会福祉法人徳島県社会福祉協議会徳島市中昭和町1 丁目2 番地徳島県立総合福祉センター3 F n0886~54-4461


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