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【とくしま福祉広報】No.126

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とくしま福祉広報No.126
やさしさの波紋(RIPPLE ・リプル)が大きく広がって行くように・・・
特集在宅福祉を支援する
ボランティア活動・藍住町
ひと・動き子どもたちからのパワーをエネルギーにして自然体で暮らす
角田喜代さん
徳島県社=
シリーズ⑥
在宅福祉を考える。
在宅福祉を支援するボランティア活動
ねてみた。
これからはグループ間のネットワークづくりをしたいという山地さん
福祉ボランティアの町藍住町
徳島市近郊に位置する藍住町は、急激に人口が増え、どんどん核家族化が進み、都市型に変化しつつある町である。藍住町では平成元年に「福祉ボランティアの町づくり宣言」を掲げ、行政・住民が一体となって福祉の町づくりを進めてきた。また藍住町社会福祉協議会でも
福祉活動が積極的に展開されている藍住町を訪
てくるだろう。今回はその住民参加による在宅
これからの在宅福祉を支援する大きな力になっ
動を基本とした住民参加型在宅福祉サービスは
福祉を身近な問題に沿って考え、ボランティア活
:'―己と• “•
次回訪問の打ち合わせをする山地さんと大石さん
ぶれあいのまちづくり事業」をとおしてボランティア活動の推進を図っている。
現在、藍住町には身近な地域福祉の充実を図る、地区推進協議会の他に、男女を問わず、あらゆる年齢層の地域住民が自主的に活動する十四のボランティアグループがある。これらのグループは社協に事務局を置き、高齢者、障害者、子どもなどあらゆる層を対象とするボランティア活動に取り組んでいる。また、それらの活動を調整するボランティア連絡協議会も組織され、グループ間の情報交換、ボランティアスクールの開催などが精力的に行われている。
より専門的に活動できる住民参加型在宅福祉活動藍住町では、地域仲間で結成された従来のボランティアグルーフに加えて、町などが主催する各種講座の修了生で結成される在宅福祉サービスグループが増えつつある。この種のグループは専門的な知識や技術を備えているため、よりニーズに則した活動が期待できる。また、利用者らも長期にわたって気がねなく専門的なケアを受けたいとの
このように町や福祉施設では補い切れない細かいサ上ピスを提供できるのが住民参加による在宅福祉サービスの利点であろう。「でも、会の窓口設定のことなどまだまだいろいろな課題をかかえています。ほんとうは無償でサービスしてもいいと思っていたんですが、町のヘルパーとの兼ね合いもあり、特別な状況を除いては有償でさせていただいています。利用してくださる方もその方が遠慮なく頼めると言ってくださいますしね。」そう話す山地さんの傍らで一番の理解者であろう大石さんは笑顔でうなずく。利用者からの感謝の気持ちが何よりの励ましになっているようだ。希望もあり、特別な事情を除いては有償にすることも検討中である。このような活動は社会福祉協議会や行政、各種福祉施設などが行う公的在宅福祉サービスと連動することでより一層厚みのある対応が図れることになる。
藍住町では県下に先駆けて、このょうな住民参加型在宅福祉サービスグループがすでに活動を始めている。ホームヘルパー三級課程講習修了生で結成された老人介護サービスグループ「ふれあいの会」、保育サービス講習会修了生で結成された保育サービスグループ「ラッコの会」がそれである。そこでこの二つのグループを取材してみることにした。
次に五十代から二十代の女性十七人が保育サービスを実施している「ラッコの会」の活動風景をのぞいてみた。その日の活動はコンサート鑑賞のための託児サービスだった。乳幼児から小学生まで託児室は実ににぎやか。子どもをあやしながら、会長の別宮文恵さんは話してくれた。「まだ発足して間もないのに、反響が大きくて私たち自身驚いています。それだけ仕事やいろいろな活動をしている若いおかあさんが多いということですよね。転居してきたばかりの核家族が増える一方で、子育ての悩みを誰にも相談できずにいる人がたくさんいます。そんな人たちの手助けができればと思っています。」まだまだ自分の楽しみは子育てが終わってからでいいとする考えが根強い中、「ラッコの会」でも様々な課題を抱えているようだ。その一っでもある有償制度について、=)んなにニーズがあるということはどうしても会の運営を続行しなければなりません。そのためにサービス提供者だけに負担がかかることをできるだけ避けたいんです。サービスを受ける側にも提供する側にも快く参「
ふれあいの会」のよき理解者、大石さん
子どもたちからのパワーをエネルギーにして自然体で暮らす
加してもらうために有償サービスにするということは必要不可欠な事だと思います弓会のメンバーは意欲的に語る。
サービスを利用した若いお母さんの安心した表情を見ても、今後の展開が期待できそうである。
シリーズ⑥

  • •• 眉9• 一--- -. 在宅福祉を考える。
    乳児から小学生までのこどもを楽しく遊ばせる「ラッコの会」のメンバー
    ボランティアグループをコーディネイトするのが社協の役割
    藍住町のボランティアグループ活動が活発な背景について、人口の急激な増加と、それに伴う核家族化を挙げる人が多い。平均年齢が三十六歳という若さをみても納得できることである。藍住町民はその人口増加に戸惑っているのか、地元出身者かそうでないかによってそれぞれを旧住民、新住民という言葉で表現する。今回の取材でも幾度となく耳にした。あえてこの言葉を使えば、現在町民の約70%が新住民であるという。「転居してきたばかりで隣近所とのつきあいもなく、不安な生活をおくる人が多いこと庭先の洗濯物の量で角田さんのお宅はすぐに見つけることができました。末っ子の真衣子ちゃんを抱いて、出迎えてくれたのは徳島市飯谷町に住む角田喜代さん。角田さんはご主人の司さんと六人の子どもたち、そして喜代さんのご両親とおばあちゃんの十一人家族で暮らしています。喜代さんの一日は芳乃ちゃん(+歳)の着替えから始まります。しょう子ちゃんと双子姉妹で生まれた芳乃ちゃんは重度の障害を持っています。朝食の準備はおかあさん、芳乃ちゃんを養護学校へ送るのはご主人の司さん、ふろ焚きはおばあちゃん、同居を始めて十年になるという角田さん一家、自然に役割分担ができているようです。「でも子育てはできるだけ夫婦でやりたいんです。その気持ちを両親も理解してくれ、距離をおいて見守ってくれています。」「家族が多いことを認識して自分ができることを自分で考えて、自分の意志で行動して欲
    角田喜代さん(つのだきよ)
    で、ニーズの発掘ができやすい地域性があるのではないでしょうか。また新住民の自己主張の場、友達作り、生きがい作りの場として、活用されているのかもしれないですね。」社協スタッフは話す。運営方法は違っていても、どのグルー。フも自分たちの町を、住みやすくするために全力を注いでいることに間違いない。新住民、旧住民のこだわりなく、これらのグループ全体を十分把握し、スムーズに活動できるよう、コーディネイトしていくことが‘藍住町社会福祉協議会に課せられた重要な任務である。
    しかし、「正直言って、今は次々結成されるグループの活動内容を、把握するための情報収集に追われているのが現状ですね。」社協スタッフは苦笑いする。まさに住民パワーに圧倒されている感じだ。それでも「ボランティア精神は子どもの頃から体験することで身についてくるもの。今後は学校‘児童館などとも協力して親子でできる福祉教育を進めていきたい。」そんな吉田五朗事務局長の言葉から、長い目で見る福祉への取り組み姿勢がうかがわれ、今後をおおいに期待したい。
    しい。それが助け合いの気持ちを育てることになると思うんです□喜代さんは大家族での子育てについて熱っぽく話してくれました。また芳乃ちゃんを育てることでは「成長過程での普通の何げないことに感動できるようになりました。他の子どもたちのことをゆとりを持って見てあげられるんです。」子どもたち自身も芳乃ちゃんにだけではなく、おじいちゃんおばあちゃんにもとてもやさしいそうです。「やさしくするのは人間として当たり前のことなんですよね、そんないろんな
    今年一月、また一っ精神障害者の自立を支援するためのボランティアグループ「ハートあいずみ」が発足した。会長の森内桂子さんは、「勉強しながら身近なところからできる範囲で活動していきたい。」という。まさに身近なところからニーズを発掘し、できる範囲で誰もが楽しみながら福祉に参加できる、それが、ボランティア活動である。県下でも注目されている藍住町のボランティア活動、地域住民、社協、行政が一体となって末長く継続させることで、他の市町村に良い刺激を与え、徳島県内のリーダー的存在になって欲しいものである。当たり前を、身近な環境の中から子どもたちに教えていきたいんです。ひとつの物事でも視点を変えて見ればいろんなことが学べますよね。」明るく前向きに生きていく喜代さんですが、芳乃ちゃんの障害に気づいた時には、一緒に死のうかと思ったといいます。今のような気持ちになれたのはご主人の励ましと家族や回りの人たちの協力のおかげだと感謝の気持ちを忘れていません。
    喜代さんと芳乃ちゃんは現在障害の重い子どもたちのサークル「フレンズ」に参加しています。「福祉の活動はやっぱり一人では無理です。これからもいろんな人との出会いを大切にしながら、積極的に行動していきたいと思っています。」「頑張る芳乃の姿に家族みんなが励まされています。私自身も、子どもたちからパワーをもらっているんです。子どもが十人いてもいいと思うくらいです。根がのんきなんでしょうかね。」そういって喜代さんは元気に笑いました。大家族の中で自然体で暮らす喜代さんの笑顔は、とてもしあわせそうに輝いていました。
    「ハートあいずみ」会長森内さん
    とくしまボランティア9
    推進センターヘの預託[
    ◇こども芸術祭実行委員会(徳島市南末広町)から児童福祉に金一封
    ◇徳島県立徳島工業高等学校生徒会(徳島市北矢三町二丁目)から社会福祉施設へ車イスニ台
    ◇徳島県職業能力開発協会百長坂本好](徳島市新浜町一丁目)から県内の社会福祉施設において大工・左官の技術ボランティア
    ◇喜田正浩様(板野郡松茂町).湯浅和則様(阿南市福井町)から社会福祉施設へ足踏みミシン及び洗濯機
    ◇入野修治様(徳島市渋野町)から香典返しにかえて金一封
    ◇徳島県生命保険協会[会長罷~野俊幸]•生保労連徳島県の仲間[代表・小野弘文□ 徳島市八百屋町二丁目)から社会福祉施設へ幼児用車イス等
    ◇国三和銀行の「地域社会福祉口座・ボランティア」の預金者の利息の一部から金一封
    ◇徳島県トヨタ販売会社グループ代表幹事会社トヨタカローラ徳島ぼ石表取締役杜長・北島義貴](徳島市論田町本浦)から社会福祉事業へ金一封
    ◇粟田良二様(鳴門市鳴門町土佐泊浦)から県内の社会福祉施設へ塩わかめ百箱
    ◇寺内シゲノ様(徳島市北山町下田尻)から社会福祉施設へ衣類等
    ◇全国本田労働組合連合会・ホンダ四輪販売中四国労働組合[執行委員長・堀部公正二岡山市本町)から小規模作業所ヘホームこたっ五台
    ◇団全日本生命保険外務員協会百長・柴田和子](東京都中央区日本橋室町)から県内の市町村社会福祉協議会34ヶ所へ福祉巡回車34台
    /恩徳島県民生民荘閲‘’’’:
    Profileo fT oru Emori
    I. [閏愈,:)私のひとりごと
    `● I江守徹1""'" I.叩『"氏[II霞I
    平成9 年は、民生晏員割賓創設80 罵年の
    この鸞纏ある80罵年を記念し
    甍鳥県民生饗員児重_
    また、記念講潰には、
    欝優江守微さんをお
    民生委員児重墾員籠
    一般の嘗様方のお纏
    ひとりひとりの安心をささえる
    点うンティア鵠鰈
    掛金
    /↓{ランティア自身のケガや他人の身体•財物に与えた損害など、活動中の事故を鱈します。
    A プラン300円
    B プラン500円
    meプラン2,260円
    (天臨険補償プラン)
    ●お串込み、ご照会は、あなたの地域の市区郡町村取扱代理店(福祉保険サービス) 渇翻県の社会椙社協議会へ。II 〒|00 東京菰千代日区霞が開3-3-2
    l推追団体全国社会椙祉協議会) 新霞が開ピルTELl!一揖1-4村1




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