ひとりごと #2

動画ストリーミングサービス沼

DVDを借りて、観る。こんな時代が懐かしい。

これが観たい！と言うか、
何か面白そうな映画ないかな的なノリです。

パターンはいつもこう。
新作コーナー→おすすめコーナー→旧作ドラマ
興味あるコーナーを一通りぐるぐるして数本選ぶ。

それだけでもわくわくしていたけどどうしても
不満に思うことが一つだけあった。

昔のドラマを観たくなって、懐かしく感じながら
借りようとした時、そのドラマに限ってレンタル中
になってるんですよね・・・

新しいサービスの登場

日常のルーティーンの中に当たり前のように
レンタルビデオ店に行ってたけど、
動画ストリーミングなるものが出ましたよね。
月額制の。

今までのルーティーンでしていたことを辞め
これに切り替えることに違和感や疑問を持ったけど
一ヶ月無料だったので試しに契約してみました。

レンタルビデオ店での行動パターンが家に居ながら
テレビの前でそれがいとも簡単にできてしまった。
当時は、まだそれほどタイトルが多くなかったが
自分にとってはそのくらいでもちょうどよかった。

どんなにたくさん観ようが、定額制だから
今までのレンタル料金をざっと計算しても
相当お得に感じた。しかも、1ヶ月無料で！

無料の1ヶ月間、毎日面白そうなタイトルを探して
存分に楽しんだ。そして、それ以降から現在まで
レンタルビデオ店には一度も足を運んでいない。

案の定、他のストリーミングサービスも数社
課金し出して、観たいものの幅を広げてしまい、
レンタルビデオ店に通ってたときよりも
はるかに出費は多いがもう止めることはできない。

些細なことがきっかけだったりする

そう、これは Netflix と言う誰もが知ってる
であろう業界の先駆け的なサービスの話。

実はこの会社、創業当時からオンラインでDVD
レンタルのサービスを始めた会社。
ウィキペディアによると、
オンラインでのDVDレンタルを思いついたのは
創業者が『アポロ13』のビデオテープを
レンタルした際、返却期限に間に合わず40ドルの
延滞料金を支払った経験がきっかけとなっている。

月額制のストリーミング配信を生み出してからは
誰もが知る巨大企業に成長した。

このきっかけがあったか、なかったかだけで
世に出るスピード感が全然違うだろうし、
もしかしたら、このサービスは
今存在していなかったのかもしれない。

ビジネスで生き残ること、それは

私と同じような人が世界にはたくさんいて、
急にレンタルビデオ店に行かなくなった時の
店側の気持ちを想像しただけで何か悲しい。

日常の便利サービスが生まれるきっかけは大抵

不便を便利にすること。
悩みを解決すること。

と言う答えが出る。

でも、そんなことはみんな分かっている。

誰かの真似じゃなくて誰もしていないことを
０から１にすることがどれだけ難しいことか。

だって、今ここに存在していないものを
どうやって形にできますか？
見たことないものを作ってください！って
無理ですよね。

でも、それができた者たちだけが世界を変える。
既存サービスも、今よりもっと便利になる
サービスを生み出さなければ淘汰されていく。

とても分かりやすい画像を紹介します。

ドミノです。
この手で止めていることが便利なサービスだと
仮定してみてください。
ドミノが一つでも倒れてしまえば、たちまち
今まで積み上げてきたものが全て失われる。
だけど、
そうならないようについ立をある一定間隔で
設置すれば被害を最小限に抑えることができる。

業務形態の方向転換だけでは、
もはや今の時代は生き残れない。

常に新鮮で正しい情報をキャッチし、
アイデアを出し続けチャレンジしなければ・・・

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