たまには?普通の日記 5回目追記あり


美味しいカフェへ行きました。
うふふー。
ブルマン🎵


ブルマン

なんと!ブルマン、600円以下で飲めてしまいます。デパートのコーヒー豆屋さんに数席、飲んでいける場所があるんです。そこでコーヒー豆引いて淹れてくれるんです。風景は、お買い物なさるお客さん。楽しい😀ですー。キャピタルコーヒー☕︎
ご参考までにメニュー表を。


メニュー

夜はスープカレーの老舗、多分発祥のお店、アジャンタへ行きました。


ラムカレー


またあとから追記にきますー。一旦寝ます。おやすみなさい💤

伏線
コーヒー豆🫘、豆…マメ?


追記
目が覚めましたー。
私、起業した経験ございませんから、今後その予定もございませんし、資金集めに奔走するという経験もないんですね。そこを攻める方がいらっしゃる。そこで、昔を思い出しました。東京にいた頃、仲良くしていた方々が、有名人になりたかったんです。セミプロ集団。毎月、会場を借りて、イベントをやっておりました。私、宣伝する人で、文章書いたりデザイン考えたりしていたんです。その頃を思い出して、頑張ってお金稼ぎます。

小説のタイトル 道民の⭕️⭕️様、貴方に罪はなにもないですが、お会いしたこともございませんが、犠牲になってください。そして、私はこう思うんです。貴方を呼び捨てに出来るのは私だけであってほしい、例えまめでも私は許せないのかもしれない…

さて、皆様、道民の⭕️⭕️様とはどなたでしょうか?



物語の始まりです。パチパチ👏



いつまでも消えなかった。

 微風、いや、微風にも及ばない空気の揺れ、私が吐く息で消えそうになるくらいの弱々しい炎なのに、このキャンドルの青白い炎はいつまでも消えないのだ。
息を吹きかけると、折れるように炎は揺れた。消えたかと思う。しかし、消えてはいないのだ。ぼんやりとキャンドルの炎を見つめていると、青白い炎が蘇った。ゆっくりと、しかし一瞬で。
 こんな頼りない炎でも周囲の温度を微かに上昇させているのだろうか。一瞬だけ炎の周りの大気が幻惑する。でも幻惑しただけだ。小さな炎が生み出すことが出来る大気の微かな上昇など、私の皮膚では感じ取れない。この身を暖めてくれることもなければ、短すぎる炎ではタバコに火をつける事も出来ない、そんな小さな炎。そして私は意識する。吐く息が強すぎないように、蝋燭の炎が消えてしまわないように、と。
 炎が明るすぎるのだろうか?目を閉じると、網膜に光が焼きついているようで煩わしくなり、再びテーブルの上のキャンドルを見つめた。目を閉じているよりも、こうやって炎を眺めているほうが眩しくはなかった。ラトゥールの絵のようだ、そんなことをぼんやり思った。


 外は暗くなり始め、揺れる炎の明かりが部屋に影を落とし、そして心も揺れた。
 キャンドルの炎に男への想いを見るような、そんな気がした。私に貼り付いて剥がれない男への微かな想いを揺れる蝋燭の炎に重ね、そして唐突に確認する。男の不在を。男の不在はガソリンとなって炎を裂しく燃やすかのように、劇的に私の心を哀しみで震わせた。

 恋、これが恋というものならば、もう二度と恋などしたくない、そう思ったすぐ後に、いいえ、私はこの甘さに一生溺れていたいと相反することを思う、そんな恋だった。

 文章を記すことで、過ぎし出来事を蘇らせ留めることが出来るのならば、私はここに留めたい。
 あの恋の残り香を撒き散らし、甘い哀しみを、満たされることのない男への欲情を、「言葉」というもので再生し留めてしまう、それが私の愛のカタチ。いいえ、違う。音楽と共にカタチにしよう、だから、章のタイトルは曲名。

第一章

安っぽい部屋を占領するベッドの上で、男は中肉中背の身体を丸め、両手で顔を覆っていた。

「僕に、僕に問題があるから、嫌…なんだ…」
男の細く美しい指先の隙間から聞こえてきた言葉。

 この人が好き、そう心が震える。



つづく。
つづき

私、貴方が好きなの。本当に好き。問題が何かわからないわ、私。いいの。たとえ遊びであってもいい。ただ、好きな人が、私で、私を通して尽き果ててくれば。貴方が好きなの。だから、私でいってくれれば嬉しいし、私、忘れない。

 秋の終わり。デートを繰り返し、誘ったのは私だった。
 私は部屋の中央にあるベッドに腰掛けている。浅く腰掛けている。背を向けた窓にはススキノ。ビルしか見えない。窓を開けて思いっきり手を伸ばせば、隣のビルの窓に手が届くんじゃないかと思う、それくらいの距離。男はベッドの足元で立っている。出会った頃と同じ、青いジャンパーを着たままだ。季節は秋から冬に移り変わっていた。あの頃よりも風は冷たさを増し、この部屋に入って最初に私は厚手のコートを脱ぎ、椅子の背もたれにかけた。なのに、男の身体を包むものは、出会った頃とあまり変わりはしなかった。薄手の青いジャンパー。その下には紺色の三つ揃えのスーツ。ネクタイは白と薄い青のストライプだ。時折額にふわりとかかる前髪は目に入らないよういつも切り揃えられていた。

スーツとか、ほんとは苦手なんだ。なんだか、権力を表しているようでさ、

そう俯いて言っていたのを思い出した。
 男は何も言わず、カーテンを引いて私の隣に腰を下ろし、両膝に左右の手のひらを上向きにして置いたかと思うと、10本の指を一本一本丁寧に点検しているかのように、黙したまま俯き続けた。
 女、そう、私。ベージュのスーツに身を包んだ私は、傍にある男の右手に自分の左手を重ね、男の方に身体を向け、右手で男の額にぱらりと落ちる前髪を撫でては解く、繰り返し繰り返し長めの前髪を撫でては解いていた。

 好きなの。

 今朝から降り出した雨は夕暮れには上がっていた。雨の匂いだけが残っていた。この部屋にも雨の匂いが、地方都市のどこか寂れた都会の喧騒と共に忍び込んできている。男の肩からも雨の残り香がした。そして、その残香がふわりと揺れた。
男の身体が私の方へと向きを変え、細く美しい指先がスーツの下の白いワイシャツのボタンを、お気に入りのグリフォーニのワイシャツ、そのボタンを上から外していった。そして吐き捨てるように、息を吐き捨てるように細く短く小さくわらい、言った。

 ジャケットが邪魔だな、と。

つづく
つづき

 ジャケットを脱ぎ、男の肩に顔を埋めても、男の指先は私のシャツのボタンをどこか不器用に外し続け、それが終わると、俯いたまま、「僕も脱がなくちゃな。」と小さな声で言いながら、私に背を向け、薄手の青いジャンパーに続いて、紺、明るめの紺のベストを足元に脱ぎ捨てた。取り残された私は、男に外されたボタンを持て余し、

 どうしたらいいのか…わからないわ。

 そんな子供のようなことを囁きながら、私も俯くしかなかった。私には迷いがあって、その迷いを打ち消す強さは男にはなくて。音のない室内に、窓からは週末の繁華街、ススキノという街の喧騒が入り込んでくる。サイレン。日常的に聞こえてくるサイレンの音は、もはやサイレンの役割すら果たさないなかもしれない。
 男の両腕が私の両肩を掴み、シャツの胸元を押さえながら私は目を閉じる。男は自分に向き合うように私の身体の向きを変え、男の唇が私の唇を塞いだ。男の指先が私の服を脱がし、ブラジャーのホックを外しながら言った「痛くない」という男の言葉が私への問いかけであることにも気づかず、私は目を閉じ続けていた。

 男の右の手のひらが首筋から胸元へと流れてゆき、私の右の乳房を温かく包み込んだ。男の唇が男の手を追ってゆくように首筋から胸元へと口付けてゆき迷いと暖かさの狭間で揺れ動く波が私に声をあげさせる。男の柔らかい前髪が私の首筋に触れた。もう一度「痛くない?」と男が言う。首を横に一度振るだけで、答えることさえも出来なくなっていく。
 流れゆく情報を掴む事だけを目的に生きてきた私の目に、今何よりもはっきりと見えるのは、男の何処か暗く悲しげな表情で、その表情の源のような目を縁取る睫毛に触れると

 好きなんだ。出会った時から、いや、出会う前から文章を見て好きになった。

 強い口調、いつもより強い口調でそう言った。

 うん、私も貴方が好き。

 いつから僕を好き?

 男の手が乳房から腰、臀部へと落ちてゆき、男の唇が男の手を追い続け、落ちてゆく。そして私も堕ちていった。

つづく
つづき

 身体が温かいよ、熱あるみたいだ。寒くない?心配だな。身体の中も温かい。僕の指、冷たくない?

 私、ね、貴方より、年上なの。だから、ね、若くはないわ。誰かと比べたり、しないで。あのね、妊娠は困る。

 男は私を押しつぶさないように覆い被さり、首筋に何度も口付け、両膝をついて肘を伸ばして上半身を起こし、背を丸めて私の頬に口付け、そしてベッドサイドへと移動した。向けられた男の背を見つめる。肩の動きに合わせて窪みを作る肩甲骨の下あたりにある傷跡を眺め、触れたいと思っていると男が振り返った。

結婚してもいいよ、と男が静かに言う。

うん、

目を閉じ、男の動きを空気の揺れで感じる。男が私の身体を指先でなぞってゆき、目を開ければ、私は男の顔を下から見つめる。こうやって男の顔を眺める女は私だけであって欲しい、私だけで満足して欲しい、そんな叶わぬ想いに埋め尽くされた。

男が足を開くように私の右足を掴み、心とは裏腹に両足をきつく閉じれば、男の右足が私の両足をこじ開け、そして、男の手が私の右足を軽く持ち上げた。
 男が私の身体にゆっくりと入って、そして動いた。

つづく




 




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?