新型PS5の実際の発売前に改めて本体価格値下げを考えた方が長い目でみるとソニーの利益を増やすという話

以下の記事は「PS5はやっぱり新型で価格を見直すべきだ」と思う人はXなどで積極的に紹介して欲しい。
場合によってはソニーも考えを改めるだろう。


<新型PS5発売前にソニーは本体価格を値下げすべき>

新型PS5が発表され、ドルベースでは価格据え置き、日本の場合は円安のせいで6000円ほど値上げという事になってしまった。
本来なら発売から三年も経ち、また元々の値段が高めのハードは段階的に値下げしていって普及台数を増やすべきである。
しかし愚かな事にソニーは価格据え置きという完全に間違った選択をしてしまった。これは自滅に近い。

新型PS5の実際の発売日は11月10日でまだ一か月弱ほどあるので、ソニーはこの間に考えを改めて新型PS5については最低でも50ドル、頑張って70ドルくらいは値引きするべきだと思う。
日本円だと499ドルが67000円くらいなので1ドル135円くらいと計算しても、429や449ドルになると旧PS5の価格と同等の6万円くらいか少し安い58000円ほどになる。
また、その値引きのメリットを今回の記事で解説したい。
新型で本体値引きをした方が長い目で見ると確実にソニーの儲けが増える」という事を。

ちなみに私自身はすでにPS5を持っていて、ソニーの二年の長期延長保証に入っている。
「自分が買いやすくなりたいから値引きを提言している」というわけではない。
またPS5がもし壊れると修理代などでかなりかかるので、PS5持っている人でソニーの長期延長保証の加入条件を満たしている人は数千円払って二年の延長保証に加入していくのを猛烈におすすめしておく。
円安のせいで壊れた時の修理代もすごい事になりそうだし。
(この記事書いたしばらく後にソニーがps5の修理料金を大幅に値上げした)

<本体を多少値下げしてもPS5のユーザー数をもっと増やした方が確実にソニーの利益は増えていく>

新型PS5で本体の値段を50ドルや70ドル今の発表価格より下げると、「本体の製造コストを考えると赤字になるのでは?」みたいな意見も当然出ると思う。
ただ、本体販売時点で50ドルや70ドル損をしても、その値下げ効果でユーザーを一人でも多く増やした方が長い目で見ると確実にソニーの儲けは増えていく。

ゲーム機は任天堂もソニーもマイクロソフトも儲けの多くはソフト販売のロイヤリティ収入や専用サービス(switch onlineやps plus,gamepassなど)で得ているわけだが、「本体を買ってくれてユーザー数がきちんと増えていかないと収益が伸びていかない」というのがある。
PS5も「PS5を買った人でないと当然PS5ソフトも買わないし、ps plusにも加入してくれない」というのがある。
PS5本体を持ってる人でないとソニーのゲーム部門に金を落としてくれないわけ。(PS4の分やソニーのPC版ソフトの分は今回は除外しておく)

新型の今の価格でも一応それなりの数今後売れるとは思うものの、今の値段の高さを許して買ってくれるようなコアユーザーはすでにPS5を買った人が多い。
これからは本来なら「本体をもっと買いやすくしてコアより下のライトユーザーよりの人達にも本体を買ってもらい、PS5ソフトをどんどん買ってもらったり、ps plusに加入してもらって毎年まとまった額ソニーが利益を得ていく」という風にすべきだ。
499ドルから50ドルや70ドルくらい値引きすると日本は円安のせいで旧PS5とあまり変わらない価格だが、世界では販売台数がもっと増えるだろう。
というか499ドルのまま売り続けると世界での販売台数も今後どんどん悪化していく事になる。

目先の本体の50ドルから70ドルくらいの利益を優先してしまい、「本体を買った人は将来もっと多くの金をソニーに落としてくれる(PS5ソフト買ったりps plusに加入して)」というのを捨てるのは非常に頭の悪い行為だと思う。
また、ユーザー数が増えるほどSNSでよりPS5のゲームをプレイして楽しむ人達の数も増えていき、それがPS5本体やPS5ソフトの販促にもなるというのがある。

<PS5ユーザー数が増えるほどPS5の本体やソフトの販促にもなるという事>

昨今はXやyoutubeなどでユーザーが楽しそうにゲームを遊んでいるのを見て、自分もそのソフトを遊びたくなり、また本体を持っていない人は本体を買いたくなるというのもある。

マルチソフトの場合はもちろんPS5以外のプラットフォーム版を買って楽しむ人はいるものの、基本的にPS5でソフトを遊ぶ人が増えるほど、それをXやyoutubeで楽しそうにプレイしている人も増えていきPS5ソフトやPS5本体の販促活動になって売れ行きを増やしてくれるというのがある。

しかし世界ではPS5は499ドルと高値のまま、そして日本では円安のせいとはいえ二段階も値上げして7万円近くになってしまうと今後のユーザー数の増加にかなりブレーキがかかってしまう。
目先の50ドル70ドル程度の利益を優先して、SNS上で販促になるユーザー数の増加を抑えるというのは販売戦略的にかなりの大失敗としか言えない。

ソニーは今年度PS5を2500万台くらい売るつもりだったようだが、現時点ではその数字には全然届いておらず、残り数か月の販売を入れても年間販売台数が目標近くいくかどうか怪しくなってきた。
本来はかき入れ時の年末商戦で本体の値引きをするべきだったのに、本体価格据え置きをやってしまったので海外でも年末商戦での売れ行きを低下させてしまうし。(旧モデルはバンドル版あったかもしれんが)

新型PS5で50ドルや70ドルくらい値引きして本体の販売台数を増やして今年度2000万台越えを目指すべきであり、この値引きは来年度のPS5の本体販売台数もかなり増やしてくれる事になる。
そしてその増えたユーザー達はPS5ソフトを買ったりps plusに加入するので、確実に本体販売時に損した50ドルや70ドルはあっという間に回収できる。

PS5を持ってない人はPS5ソフト買ったりしないしps plusに加入しないので、ソニーに全然金を落としてくれない」という当たり前の事をソニーは改めて認識すべきだ。(まぁPS4ユーザーもps plusに加入できるが)
PS5本体の値下げをきちんとしていってユーザー数を増やしていかないとソニーのゲーム事業の収益は今後どんどん低下していくだけ。

<今からでも価格改定はできる>

幸い新型PS5の実際の発売日は11月10日で、まだ発売前の段階だから今からでも価格改定は十分行える。
ソニーは今後のゲーム事業できちんと利益を増やしたかったら急遽新型PS5の価格を50ドルや70ドルくらい値引きするべきだと思う。

PS5はやっぱり値引きして欲しい」と思っている人はこの記事をXなどで積極的に紹介してもらいたい。
場合によってはソニーも考えを改めて日本でも旧PS5と同じ価格か、もう少し安くなるかもしれんよ。

ゲーム専用機はPCほど色々な事出来なかったりインディーゲームの種類がPCより少ないというデメリットがあるものの、「ゲーミングPCよりかなり安くマルチソフトを遊べる」というメリットもある。
50ドル70ドル値下げしてもっと本体を買いやすくすると「ゲーミングPC買うより安くマルチタイトルをプレイしたい」って人を大きく取り込みやすくなる。

<ソニーが考えを改めた前例が何度もある>

本体価格値下げの話ではないが、ソニーがPS3とPSPのストア閉鎖を発表した時、世界中で反対の声が多くて考えを改めたという先例がある。
さすがに任天堂の3DSのストア閉鎖を見るとソニーもそろそろPS3やPSPストアは閉鎖してもおかしくないが。
あの時と同様に日本はもちろん世界でも「PS5はやっぱり新型で値引きしてユーザー数を増やした方が長い目で見ると確実にソニーの儲けが増える」という事を色々な人が言えば、ソニーも考えを改めて新型PS5を発売前に価格改定するかもしれない。

PS1も発売前の段階で本体価格を39800円に設定した(実際はもっと高い値段も当初は考えていた)し、PSPも発表会の場で突然価格を当初予定より大きく下げたという事がある。
(ライバルのサターンも急遽値下げしたのも有名だけど)

実はソニーのゲーム部門は何度も考えを改めているのだ。

<PS系のyoutuberさん達も動画で同じ指摘をどんどんしましょう>

日本でもPS系のソフトをよく紹介しているyoutuberやvtuberさん達は今回私が書いた事と同じような内容の動画を投稿してみるのも良いと思います。
再生数が多いyoutuberさん達が次々とこの指摘をすると、さすがにソニーも考えを改めやすくなるでしょう。