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塾生代表選No.4 中川翼

毎日note健康生活もいよいよ大詰め。

そして投票もいよいよ最終日となりましたが、
このタイミングで最後の立候補者紹介でございます!

激ねむ&ほろ酔いという何とも言えない健康状態ですが
気力で頑張っていきましょ~!!

がーすー


塾生新聞の候補者メッセージの記事です。
毎回読んでいらっしゃる熱心な方はこのくだり6回目ですね。

https://www.jukushin.com/archives/39659

そして今回は、
No4. 中川翼 (文学2年) さんについてです。

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Twitter:@TBS_Flet30


立候補の経緯


彼は先日の討論会において、
「自分は優秀でもなく、ちゃらんぽらんな人間だが、
やることはやってきた。」とおっしゃっていた。

私は彼と同い年ではあるものの
学部も違えばキャンパスも違うため、
申し訳ないが彼の素質についてを詳しくは知らない。

ただ同時に、彼は自分のことや塾生代表について
「サークルにも参加して経験も積んできた。塾生代表はその延長線上。」
「選挙で負けても1慶應生として模範的な生活を送る」
という風にも言っていた。

私はこれまで5人の塾生代表についての記事を書いてきたが、
5人すべてが、「塾生に歩幅を合わせて並んで歩く」
ようなタイプだったのに対して、
彼は「塾生の前で先導し、どこに向かうべきかを支持する」
ような、ありそうでなかったタイプだと感じた。

無論、そのようなタイプを目指すにしても、
先導者が迷走してしまうと、追随する我々も迷走をしてしまう
というリスクが存在する。

ただ彼の場合は、とにかく真面目なのである。
それもモラルやルールなどに縛られているのではなく、
しっかりと自分の中に芯があって、それに基づいて真面目な印象を受けた。

彼は現在、本校の隠ぺい体質とメディアの活用方法
違和感と危機感を覚えている。

詳細については、後述の公約の項でも記すが、
まず隠ぺい体質については、
・予算と会計のブラックボックス化
・右も左もわからない新入生に対してのサービスが少なすぎること

の2点を指摘。

そしてメディアの活用方法は、
彼の高校時代の図書館と比較して、
あまりにも日吉のメディアセンターが騒がしかったことに辟易したという。

これら2点に着目・指摘し、改善を目指して行動できる候補者が
自分しかいないのではないかと感じたことで、
「開かれた慶應義塾を」をスローガンとして
彼は立候補を決意したという。


公約1:三田祭の透明化


全塾の予算の中でも、
特に多くの費用が使われるイベントが
俗にいう三田祭である。

数多くの団体が出展・出店をし、
今年の三田祭も、初日以外はあいにくの天気ではあったが
大盛況のうちの終了した。

このような、三田祭などのお金が動く学内諸活動に関して、
そのお金の分配やお金の動き・組織体制などを透明化し、
クリーンな慶應義塾を目指していくとともに、

全塾に加盟している
文連・体育会・応援指導部
などの団体は完全にオープンな状態にする。

また、オープンで可視化された予算の動きや組織体制から、
塾生代表や全塾の活動をより広く詳しく知っていただき、
投票率の低下に歯止めをかけるという狙いもある。

例えば、三田祭実行委員会は毎年1年生を対象に
実行委員会に入るための選抜試験が行われているが
その選考基準が不透明なので、これを明確化させるなど。

具体的には

・透明化をすることによる牽制
・不正を発見次第弾劾・除名処分
・自治会費の分配を決めるリーダーズキャンプの公開
・監査・予算折衝の様子をニコ生やYouTube Liveなどで
 全世界リアルタイムで可視化できるようにする

といったことを行うとともに、
塾生の貴重なお金を無駄遣いする人・集団に対し
強い遺憾の意を表明した。

非公認団体の資金面や組織体制を公開させ、
万が一の時は適切な処分を塾生代表の権限で下すのは
現状不可能なことであるが、
公認団体の場合は可能なので、
そういった部分から牽制をかけて、
不祥事を起こしにくくしていく
方針。


公約2:メディアを使いやすく


日吉のメディアセンターなどで
他の塾生に不快感を与えるほどに騒いでる人たち
もしくはそういった人たちが多い日吉キャンパスを
日吉動物園として揶揄することが多いが、

この日吉動物園についての問題は
13年前 (2006年) からメディアセンターが分析を行っており、
古くから続く根強い問題とされている。

そこで、この日吉動物園に本格的にメスを入れる方針が盛り込まれている。

具体的には、メディアと連携して、私語の撲滅を進めることを目指しており、
彼も塾生代表となった場合、撲滅のために巡回を行うという。
メディア内がうるさいことに対して不快感を抱きつつも
気を遣って注意ができないというジレンマを解決するという
狙いもある。

さらに、メディアの開館時間の延長や日曜開館
メディア側に提案・交渉する。

三田のメディアでは、
卒論時期などの一部期間で日曜開館が実現しており、
日吉などのほかのキャンパス内のメディアセンターに関しても、
正しくメディアを活用できる塾生からの需要が高まれば
実現に近づくのではないか
と考えている。

その需要を高めるためにも、
まずはメディアを正しく活用できる塾生を増やす。
治安と安心・快適性を取り戻すことが急務だとしている。


公約3:課外活動をやりやすく


全塾生から徴収されている自治会費を還元する手段として、
彼はまず「ノンサー向け活動助成金制度」を設立し、
サークルに所属しているか否かに関わらず
自治会費がまんべんなく平等に還元されるようにする。

この活動助成金制度では、
何か突発的にしたくなった、
もしくはサークルほどではないにせよラフにスポーツがしたいなどの際、
必要なものを購入するときに
その助成金を利用して購入をすることができるというシステムとなっている。

例えば、ノンサーの方が
突発的に1日だけセパタクローをやりたくなった場合は、
そのセパタクローに必要なコートを借りる費用を
活動助成金でまかなったり、

数学検定1級に挑戦したい場合は
その参考書や問題集などの費用を
活動助成金でまかなうことができる。

活動助成金制度に関しては、現段階では
まだまだ不十分なところもあるそうで、
さらに案を深掘りしていく
とのこと。

また、ポスター貼りやビラ配り、集会などに関しての規制緩和
や撤廃
を求める案を学生部に提案し交渉、
全塾によるフリー掲示板の設置も検討中とのこと。


まとめ


全体的に、モラル面での是正を中心とした公約がメインに
なっていたのかなといった印象です。

個人的には、課題をやるときや空き時間に
メディアを使うことが多く、
僕が普段利用している2階の自習室はそこまで騒音は
気にはなっていませんが、
日吉動物園の温床になっていることには問題があると思います。

ぜひとも改善をしていただきたいですね。

また、日曜開館や開館時間延長についても
毎週毎日は無理があるとしても
テスト前は異常に混雑していてどこも席が埋まっているので、
三田のようなテスト前などの限定的なタイミングでの
日曜開館や開館時間延長はあってもいいと思います。

こうして6人の公約を見てきましたが、
公約って各々のバックグラウンドや性格、
どういった人やモノと常にかかわっており、
どういったモノに興味があるのかをすべて映してくれており、

6人分見てて非常に面白かったです。

サークル同期が立候補することがきっかけで、
6人分の記事を書きましたが、
正直ただただ大変でした。

でもこうしてみると、この大学って
いくらでも直せるところや直すべきところが
出てきており、
まだまだ大学として発展途上なんだと思うとともに、

仮にこの中の一人が当選したとしても
他の方々の公約もぜひ尊重して
団結してより良い大学を作っていってほしいと思いました。

まあ、その前に無効選挙を回避しないといけないんですけどね~
wwwwwwwwwwww

無効選挙になるとここまでの私のいい感じの締めが
台無しになってしまうので、ぜひお願いしますね。


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