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8月の鮎攻めで獲った、香りが良い鮎をいただきました。

こんにちは、浜松市天竜区佐久間町の オールディーズが大好きな理容師の 乗本和男 です。

僕はあまり鮎は食べないのですが、陽子や子供たちは鮎が大好きなんです。僕が鮎の友釣りをやっていた時には、多少は野鮎を釣って来たので毎年よく食べることができたんですよね。

でも最近では地元でも、自分で鮎を釣らないと、なかなか口に入ることがないんです。ただ、お盆の季節から始まる鮎攻めでは、1番香りが良くて脂が乗っている野鮎を獲ることができるんです。

でもそれには川のエリアを買わなくては行けないし、攻める網も持っていないと行けないし、何より引っ掛けができる人がいないと獲れないので、誰でも出来ることではないんですよね。

そんな季節が過ぎて、9月に入り、今度子供たちが帰省して来る時に、鮎を食べたいって言って来たんです。簗の落ち鮎を毎年頼んでいるのですが、それは10月に入ってからなので、弱ったなと思い、ヘアーカットをしながらそのことをお客さに話したんです。

そしたらそのお客さん、毎年鮎攻めをやるみたいで、今年も何百もの鮎を獲り、仲間と分け合ったって言うんですよね。その時に子供たちの話をしたんです。そしたら「少しお裾分けをしてあげるわ」って言って、支払いを終えて家に帰って、野鮎を持って来てくれたんです。

20本くらいの野鮎は大きさも手頃な20cmくらいの鮎ばかりで、塩焼きにしたら美味しそうでした。まさかこんなにいただけるとは、子供たちの希望を叶えてあげたかったので、本当に嬉しいです。ありがとうございました。

自分で鮎の友釣りやっている時には、全く鮎が欲しいなんて思っことはありませんが、こうやって簡単に手に入らなくなると、鮎の貴重さを感じることができます。

きっと簗で落ちた落ち鮎より、香りが強く味が美味しいので、鮎の本来の旨さを感じてくれるでしょう。でも落ち鮎は、また卵や白子がいっぱい入った鮎です。そちらも魅力的ですよね。

鮎のシーズンもあと少し、多くの人が浦川の鮎の友釣りを楽しでくれたら嬉しいです。


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