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タイトなヘアースタイルのリーゼントは、男気を醸し出す!

こんにちは、浜松市天竜区佐久間町の オールディーズが大好きな理容師の 乗本和男 です。

今のご時世でリーゼントを知ってる若者は何人いるだろうか。来店してくれる学生のお客さんにエルヴィス・プレスリーやビートルズのことを知っているかと聞くと、ほとんどの子供たちは知らないと答えます。ビートルズはかろうじて知っているかなって思ったら、全く知らなかったです。そのくらい僕たちがイメージする世界と、子供たちの世界には、とてつもない開きがあるんですよね。

2年前に公開になった「ELVIS」でしたが、世界的には最高収益を上げ、連日満員でしたが、日本では全くの鳴かず飛ばずでした。初日に仕事を休んで、観に行ったのに、初日にもかかわらず20人くらいしかいなかったのが、とてもショックでしょうがなかったです。それからもう一度観たいと、映画館に1っヶ月後に行ったら、もう ELVIS は上映していませんでした。

そんな経緯もあり、リーゼントを愛する方はどんどん減っていくのは分かっていたんですよね。もうリーゼントは過去の遺物になってしまったのかと考えてしまいがちですが、リーゼントをカッコイイと感じてくれる人も、ポツポツとはいるんです。

リーゼント=不良 というレッテルが印象付けられましたが、実はリーゼントの本当の姿は、イギリスでは紳士がスーツをビシッとキメ、それに合ったヘアースタイルとしてリーゼントをする方が多かったんです。つまりフォーマル的な服装にもリーゼントはピッタリなんですよね。

人それぞれに想いがあるから一概には言えないけど、なんでもそうなんだよね。へアースタイルも服装もビシッとしていたら、ビシッとしたやつが似合うんです。だらっとした服装にビシッとしたリーゼントは似合いません。

そんなリーゼントも、やはり1番大事なのは、自分がビシッとキマったリーゼントを見て、カッコいいと感じるかどうかなんですよね。昨年には、大学生が映画「ELVIS」を観て、カッコよさに感動して、東京から浦川までリーゼントをやりに来ました。そのくらい直感的に感じるものがあれば、きっと好きになれるんです。

もちろん僕の同年代の人は、リーゼントをカッコいいって思っている方はいっぱいます。それは青春時代にカッコいいリーゼントに出会ったからです。今でも僕の店に来店してリーゼントにしていく人は、「リーゼントはサイコー!」って言い続けています。そのくらいタイトで男らしいヘアースタイルなんです。

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