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【あなたの番です 最終回】 床島より

前提

これはあくまで『床島だよ』が最終回の流れを予測して描いたもので本編がこの通りに進むことがないことを予めご了承いただきたい。
構成としては、簡単なシナリオをさくっと書いて、都度考察していく形式にしたいと思う。
最終回の9/8までにこの記事を完成させる。毎日1〜2章ずつ更新していくつもりだ。フォロワーさんが最終回までの数日を毎日楽しめたらと思い、書くことを決意した。最後にはエピローグとしていままでの考察の振り返りと正体を軽く明かす。ちなみにこの部分は番組が終わったあとに更新する。
前置きが長くなった。ではどうぞ。

第一章 二階堂の真意

目を覚ますと、拘束されている翔太。事態が飲み込めない。ふと隣を見ると、同じく拘束されている黒島。手に針が刺さっていて、そのチューブの先にはあの菜奈の殺害に使われた忌々しい塩化カリウム。扉の向こうから不敵な笑みを浮かべながら歩いてくる二階堂。
そうだ、二階堂に絞め落とされたのだ。にしても何故黒島ちゃんも拘束されているのか。
二階堂は語り始める。菜奈ちゃんを殺したのは自分だと。そして菜奈が殺されたときに撮られたあの動画の声の加工が外されている。その声は二階堂そのものだった。
そして南から事情を聞きつけた水城率いる刑事が現場に駆けつける。その場で二階堂は事情聴取するために警察に呼ばれる。何かがおかしい...

【考察編】第一章 二階堂の真意

これは前回の番組後の考察でも書いたが、二階堂が黒島を庇ったのである。この際、二階堂にとって重要なのは、『翔太と黒島の双方をしっかり守ること』である。何度も何度もAIに解析させてもすべて『黒島佐和』の文字が出てしまう。そこで黒島を黒幕ということは認め、翔太と黒島どちらも死なせずに復讐が終わる方法を模索する。その方法は自分が身代わりになることだ。(いつかの『会いたいよ』を誰歌ってるかみたいな動画を公式がいろんな役者であげていたが、二階堂はなぜか牢屋で歌っていた。このときの伏線なのか。フォロワーさんに提供していただいた情報だ。ありがとう。)
翔太にとっての一番知りたい部分はもちろん菜奈を殺した犯人とその方法だ。なので二階堂は現状ある証拠を利用して、菜奈を殺した犯人は自分だと言いはった。少し黒島と二階堂の関係にも触れておこう。
前回の考察で時間差を使ったと述べたがあれはあくまでやり方の例の考察で、大事なのは二階堂は黒島をかばうための行動であること、そしてもちろんだが黒島はそれを知って了承を得ているはずである。そして最終回はフィボナッチ数列である"8"日だ。誰かが殺されるはずだ...

第二章 田宮と久住の供述

事情聴取が続く田宮。ずっと言い出せないことがある。これだけは絶対に言ってはだめだ。そうあの人のためにも...


実は田宮が引いた紙は黒島さんの彼氏の名前が書かれた紙だ。最初は誰かわからなかった。だが黒島さんがDVを受けているのを監視カメラでみた田宮は色々調べるうちに、黒島さんの彼氏だと知る。
DVする彼氏が許せなかった。そして殺してしまった。
数日、ベッドに寝込んで考えたことがある。いつかこの事実が公に出たときに"ある理由"で黒島さんが大変なことになる。そのためにも自分の嘘を隠せるであろう演劇をやろうと決意する。

DV彼氏が死んでから黒島さんは徐々に元気になっていった。だが壮絶な事件が起きる。そう、赤池夫婦殺人事件だ。
これはもしかしたら黒島さんの彼氏を僕(田宮)が殺してしまったからかもしれない。強い罪意識を感じる田宮。赤池夫婦を殺したのは黒島さんなのか...?
田宮が引いた紙と、その経緯について全て警察に話し始めた。

(別時刻)久住はついに浮田さんから聞いた真実を伝えることにする。もうずっと抱え込んでいるのが耐えられないのだ。
『俺の紙を引いた人物はわかっている。そう、黒島だ。そして赤池美里が死んだことから、あいつはかなり怪しいと思ってる。ちょっと確かめてくる』といった内容だった。
その直後に浮田さんは死んだんだ。『あの子がもう犯人だ!』と大声をあげる。

【考察編】第二章 田宮と久住の供述

書いてるとおりだが、田宮は黒島の殺人の引き金を引いてしまった罪と、ずっとdvされた黒島に強く同情していた。だからずっと言い出せなかったのである。上に割と詳しく書いたのでここでそんなに書くことはないが、ちなみにおれはいまでも田宮が殺したことに半信半疑だ。黒島が彼氏の死に絡んでいると思う。
そして久住に関してはようやく打ち明けることになる。まあ当たり前だな、黒幕の正体を知ってたので早い段階に言うはずがないわな。ただ何故、久住がここまで黙っていたのか気になる。この理由はまあ話されないんだろうな。普通に交換殺人に関することは一切警察にも、他の人にも話さないって決めてたんだろうな。

第三章 西村と床島の関係と真実

まずはわかっていることを整理しよう。(※確度の高い仮説も同時にいれておく)

- 床島は第一話で死に、管理人と書かれた紙が見つかっている
- 床島は脳に異常があり、記憶力が普通より低下したいた
- コードでぐるぐるになった状態で発見され、眠っていた
- 西村は麻雀マットを床島から床島の死後、もらっている
- 何故か管理人の日誌を西村が持っている
- キウンクエ忘年会で尾野と肩を組んでいる床島が目撃されている
- 何故か西村は交換殺人ゲームを木下から聞く前から知っている
- 西村は経営者である(重要かはさておき)
- 西村が管理室の前で何かやっていたことが目撃されている
- 特番で管理人の死に西村は大きく関わっていると言われている
- 管理人は吉村と書いたが、おそらくそれは西村と書きたかった
- 西村は早苗のあとをついで住民会の会長になった

他にもあるのかな?まあ俺が把握しているのはこんな感じだ。
ここから仮説を立てながら考察していく。

何故か床島は眠っていた。普通に寝ていたところをコードで宙吊りにされることはありえない。この場合、気絶させられていたか、睡眠薬で眠らされていたかの二択だ。

よく自殺説が飛び交っているが物理的にも理屈的にも不可能ではないか?どうやってやるんだ?コードでぐるぐるに自分を巻いて、飛び降りて、その最中に気絶した。意味がわからなくないか。それならコードなんて使わずにそのまま、飛び降りたほうが死ねる確率が高い。しかも翔太が見た時、床島はかなり驚いていた。つまりあれは状況がのみこめていない証拠だ。
よって他殺の線は濃厚でその方向で今後考察する。そして西村を他殺の犯人という仮定のもと進める。
まずは状況から条件をみていく。
気になるところは何故コードでぐるぐるに巻きつけたのか?だ。
普通に屋上から突き落とせばいい。それで、殺すには十分だ。
結果的に翔太と菜奈がベランダ目撃して越しで目撃してから死んでいる。
つまり犯人は目撃させる必要があったのではないか。
何故、翔太と菜奈に目撃させたかったのか。
それは交換殺人の開始を菜奈に見せたかったからである。「さあ、あなたの望む交換殺人ゲームが管理人の死をきっかけにスタートしますよ」というちょっとした演出だと捉えることもできる。

(※注1)ここでは菜奈が交換殺人の首謀者だという前提で考察を進めている
(※注2)西村は交換殺人を早い段階で知っていたことを引用している

そして目撃させて、殺すには、眠らせて、吊るして、電話をさせて、起こして、暴れて、落ちるのが良さそうだと思える。

では次に考察しなければいけないのは、電話をかける仕掛け作りである。

確か記憶が間違っていたら申し訳ないが手塚部屋のベッドの下に鍵が落ちていて、それを届けようと電話したのではないか。
こう考えると西村が下に鍵を滑り込ませていた可能性が高い。

流れを整理する。
西村は管理人 床島の日誌をちょくちょく読んでいたので交換殺人ゲームのことを知る。(菜奈からその事実を聞いていたことも考えられる。その理由は後ほど)
そして西村は床島本人が名前を書かれたことを知る。交換殺人にあやかって殺せるのではないかと考える。殺す動機は麻雀マットの伏線が出ていたことも考えると二人は麻雀仲間で、たまに麻雀を行っていたのではないかと思う。そこで金銭関係のトラブルなどが発生してお互い嫌う関係になっていたのではないかな。(この動機についての伏線が少ないのでこの辺にしておく)
そして次に、何故、西村が菜奈に現場を見せたかったのかを考察しないとこの考察は終われない。
つまり菜奈と西村の間で関係性があり、床島を殺す約束をし、約束を果たしたことを本人に見せないといけない。取引だ。ではどういう取引が行われていたのか?

菜奈のメリット:交換殺人ゲームが進行すること
西村のメリット:床島が死ぬこと。しかも自分が殺したことがばれずに

ここから俺の妄想が大いに入る。許してくれ。
菜奈は以前からキウンクエのマンションを見張っていた。理由は割愛する。
(過去の投稿みてくれ。そこではマンションの住人に菜奈の子供が殺されたからとしている)
そこで床島と菜奈で交換殺人ゲームを企画する(結局今回の交換殺人ゲームは二人の言葉がなければ始まっていない。二人の利害が一致したのだろう)
もちろんあとあと脅されることや情報漏洩のリスクを考えるとどこかで管理人を、他殺でも殺さないといけないと考えていたはずである。そこでまさか管理人が自分の名前が書かれた紙を引いてしまったことを管理人から菜奈は知る。もちろん管理人の目的:西村を殺したいことは事前に聞いているので、西村にその事実を菜奈から伝える。そこで西村は犯行に及ぶ。
ちょっとむずかしいかな。整理しよう。

- 菜奈と床島で交換殺人ゲームを企画する
- だが交換殺人ゲームは誰かが殺さないと連鎖は起こらない。ここが一番むずかしい点である
- そこでたまたま管理人が自分の名前が書かれた紙を引いたことを菜奈が知る
- 菜奈は犬猿関係のあった西村にそれを伝えて取引を持ちかける
- そして床島が殺される(菜奈にとっても2つのメリットがある)
- 菜奈と西村双方にメリットがある

まあ菜奈が床島が西村を殺そうとしていることも伝えたのであろう。以上が床島の死の真実である。


第四章 黒幕の正体と殺す目的

今日は黒幕について深めに考察することにする。
さて、おれはクール1から一貫して黒幕は黒島だと言ってきた。
途中から俺のTwitterを見始めた人はなんで黒島ってこいつ断定してんだよ!って思ってる人もいると思う。なので、大きく今回は、

● 何故、黒島が黒幕だと思うのかについて
● 黒島が殺してきた人は誰なのかについて
● 黒島が何故殺すのかと笑わせる目的について

この3本立てでいきたいと思う。

何故、黒島が黒幕だと思うのかについて
まず一つ目。黒島が引いた紙について。
黒島が引いた紙は、赤池美里である。これはもう番組内でも出ているので詳しく説明する必要はないだろう。見逃した人のために簡単に言うが、浮田は赤池美里と書き、その紙に細工をし、その引いた紙が黒島だと判明したというシンプルなものだ。つまり黒島が赤池美里の紙を引き、赤池美里の遺体が笑っていたことから容易に黒島だと想像つく。そして、マンションの構造上、あの現場から玄関を使わずに非常階段を使って逃げることのできる人は、その下に部屋を持っている人に限る。そうすると可能性として考えられるのが、榎本家、手塚家、黒島、児嶋が可能である。この人らは一回も部屋を通らずにベランダのみで移動が可能である。よって黒島が怪しいと考えた。次の根拠は高知での南の子供殺人事件だ。つまり当時高知にいたのは、内山、尾野(?)、田宮、南、黒島だとわかっている。次に犯行日である。これは一種の例外の殺人(=正体がばれて殺さざるを得なかった殺人)を除いてフィボナッチ数列の数字に該当する。つまり犯人は、フィボナッチ数列の数字を愛していてその日に殺したくなる殺人鬼だと推定される。ちなみにフィボナッチ数列が好きなのは、二階堂と黒島だ。よって3つの事象の共通部分から黒島だと導き出される。全ての殺人にアリバイがある。とか言われているが逆に怪しい。アリバイなんて少しの協力者がいればでっち上げることができるはずだ。これは番組側が黒島はないですよーということを刷り込みたいだけだ。一応、他のも考察しておくか。児嶋佳代の脚を入れたゴルフバッグの宛先の筆跡は黒島の筆跡が酷似していたこと、あとマンションの構造上、上下関係にあるので犯行が行いやすいことから児嶋佳代殺しに黒島がからんでいるとも考えられる。

黒島が殺してきた人は誰なのかについて

まず、赤池美里と赤池吾朗はいいだろう。まあこの2人をやるには協力者が必要だから、内山か誰かが協力したのだろう。
一度笑って死んだ人を整理しよう。

・南の子供
・赤池夫婦
・浮田
・菜奈
・児嶋佳代
・神谷

こんなもんか。誰か漏れてるかな。
南の子供と赤池夫婦は黒島がやったとしておっけい。結論から言うと、全員黒島と内山で殺したと見ていいと思う。どちらがメインかサブかの違いだと思う。

<黒島メイン>
南の子供、赤池夫婦、菜奈、浮田
<内山メイン>
児嶋佳代、神谷

何故かと言うと、被害者の死んだ時の状態が一つ。児嶋と神谷は酷い死に方をしている。あとは毒や首絞めや首切りなのに、児嶋と神谷は必要以上に酷い。これは"見せる"目的があるからだ。
つまり注意を大いに喚起させる必要があるからだ。そう、内山の犯行を際立たせるために。
内山が食品冷凍工場で一瞬バイトしたこと、神谷の映像だけ他の殺人より鮮明に残ってたことから、内山がこの二つはメインと考えていいだろう。


黒島が何故殺すのかと笑わせる目的について

ここは物語の中で、まったく触れられていない部分なので、俺の妄想メインになる。興味ない人は読まなくていい。大きいところから話そう。まずこのドラマのキーワードは愛と番と笑顔である。これはみんなわかっているかな。番は"つがい"つまりペアを表している。つまりこの物語はこの三つのキーワードのもと作られていると考える。まあ、推理小説とか、コナンとか、ジュリアの傷心とかの音楽も絡んだりしているが、大きくはその三つのキーワードである。思い出してくれ、よくこういったシーンをみたんじゃないか?謎の桜木るりと藤井の愛や、翔太の菜奈への愛、二階堂の黒島への愛、翔太のどんなときも笑顔という話や、死んだ人が笑ってるとか、尾野はペアを恨み、そのペアを破局させたくなるとか、主人公の片方が死んでしまうとか、赤池夫婦殺人とか。思い出してみればめちゃくちゃあるんじゃないか。そこから今回のテーマについて妄想することにする。まず、黒島は親がいない(あの病院に来てた親は一時的に雇った親である)小さい頃に両親を殺されている。それも両親とも笑って死んでいたんじゃないかな。そこから黒島はおかしくなる。どんなときも笑わないといけないんじゃないかなと。そして、ある日をきっかけに殺人を犯してしまう。そう、南の子供の殺人だ。そこではじめて殺人の快感を覚える。自分の大好きなフィボナッチ数列の数字の日に人を殺すことを。それとは別に黒島は愛を切望している。小さい頃から愛を十分に受けられなかった黒島はその想いが強い。そして、その愛はやがて殺意をも引き出す。(黒島の元カレは実は黒島が殺したんじゃないかな?)そしてこれは俺の憶測だが、二階堂もまた黒島に殺される。最終話の9月8日、フィボナッチ数列の日に笑って殺される。

第五章 交換殺人の真実と菜奈の正体を知る翔太

エピローグ:考察の振り返りと床島だよの正体


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