君のいない部屋

ドアを閉めながら、君を探す僕がいる

太陽の日差しが窓をすり抜けて
小さな虹がかかったベッドに横たわる君

温かい君のハートに頬ずりする僕に
君は長くて優しい毛を揺らすんだ

永遠に続くと思っていた君と僕の時間

寒がりな君に
木漏れ日を照らしてくれるのかい
雨嫌いな君に
傘を差してくれるのかい

君のいる場所は暖かい毛布がたくさんあるのかい

春になった僕の部屋はまだ少し寒いよ
君のいた場所に涼しい風が通り抜けるから

君のお菓子でいっぱいの箱
いつも周りで飛び跳ねていた君
お腹いっぱい食べられたかな

僕はときどき君の気持ちに気が付けなったね
いつも僕を見ていた君の気持ちに

今はまだ涙が零れてしまうけど
あの時はもう戻ってこないけれど
君と僕の時間は今もこの部屋にある

いつか、また君と僕の時間がリスタートしたら
あの時の気持ちを教えてよ

いつもの小道を一緒に歩こう
君の好きだった公園で
あの頃のように、笑いながら

最後までお読みいただき有難うございました!😊🙏