男から学んだこと

別れた男のことを悪く言うのが、わたしはあまり好きではありません。
別れたのだから、いろいろな事情があったのは勿論です。うまくいかなかったから別れたんです。でもその理由って、相手ばかりにあるのではないと思う。自分にも悪いところはある。心の癖とかね。
あとは環境とかタイミングとか、いろいろなことが積み重なってうまくいかず終わった二人だと思う。

わたしは、関係した男からいろいろなことを学びました。
身体の重ね方、仲直りの仕方、ストレスを貯めこまないようにしたほうがいいことや、男の褒め方など…

その中でもやっぱり、自分を「いい女」にしてくれた人には感謝しています。中でも、
・身体で愛し合うことの素晴らしさ
・受け取り上手になること
この2つは、わたしの人生を変えたとも言えます。
抱き合うことがどれだけ女にとって幸せかを圧倒的に知った時期がありました。あの頃のおかげで、いろんな辛いことがあっても「女に生まれて良かった」と思える自分がいます。
そして、ご馳走してもらったりプレゼントをもらったりしたときに「ごめんんね。いいのに…」ではなく、「ありがとう！」と飛び切りの笑顔で気持ちを受け取ること。これは本当に大事だと知りました。
昔は受け取り下手でした。遠慮ばかりしてたし、「なんだか悪いな」と恐縮してた。
でも受け取り上手な女のほうが絶対愛される。なぜなら男は、喜んでくれた女に対してまた喜ばせたいと思う生き物だから。
大人の男性は喜ばせ甲斐のある女が好きなんですね。
喜ばせたいと思われる価値のある女だと自信を持ち、凜としながらも可愛く「ありがとう」と言う。そんな女がいい女だと、いい男に教えてもらいました。