慈愛

八幡様の愛情深さに涙した話です。

今日は、私が質問したことへの八幡様からの回答に、今朝私なりの答えが出た気がしました。
質問と回答はこちら。

受け取り下手な人という表現にしていますが、直接的な表現で言うと「私に意地悪してくる人」のことで、その人自身の問題を解決し、彼らが生きやすくなる方法はないのかと聞きたかったんです。

その「意地悪してくる人」は、親、学校、先生、職場、最終的には夫まで。
特に母は愚痴・悪口・不満ばかり口にする人で、小さい頃から私の居場所はどこにもありませんでした。

そんな中でしたが、25歳の時に転機が訪れます。
転職した先の上司は見抜いていたようで、「親の問題はお前のせいじゃない、お前は悪くない」「お前はお前でいい」という言葉をかけてくれ、その言葉でやっと息が出来るようになりました。
その出来事から、生きているのが楽しくなりました。
環境が劇的に良くなったわけではありませんが、友達も増えましたし、職場で同じように落ち込んでいる人を励ましていたら、業績も上がりました。

今となって気付くのは、その「意地悪してくる人」はもれなく愚痴っぽく、誰かの悪口や不満を言い続けている人ばかりだということです。
そしてその背景も知ることになります。
・年の離れた弟に家族の目がみんな向いてしまい、寂しかった女の子。
・お父さんに話を聞いてもらえずに殴られていた男の子。
・両親が離婚して遠くに引っ越すことが決まっていた男の子。
・業績が思うように上がらずに八つ当たりしていた社長。
・嫁姑問題を抱えて常に姑と戦っていた上司。
・海外駐在妻の婦人会ボランティア活動にこき使われて不満を溜めていたママ友。
皆さん大変だったと思います。母そっくりです。だからこそ、あの質問になりました。
とはいえ、それについては八幡様の仰る通り、正面からぶつかりすぎたと反省しております。

妊娠を機に退職し、親とは絶縁して引っ越しもして、夫とは徹底的に話し合った結果(とはいえ20年ちょっとかかりましたが)一部和解して平穏な毎日を送っています。
つまり、全部手放したんです。

まあ、以前から薄々気づいてはいたのですよ。
問題のある人に絡まれ続けるのは、実の母との関係の練習をずっとさせられているようだなと。
絡んでくる人の心の奥底にある不満を、全部大丈夫だよって受け止めてしまえば、これ以上周りに不幸をまき散らさないようになるかもと。
私が必死になっているのは、母を救いたいからなんだろうなと。

でも、ある人に言われました。
人には人のペースがあると。
これはくま天狗さんのお話の通りで、本人が気付いて歩み寄ってくれるまでどうにもできません。

私はここ数年、私はパワーストーンのブレスレットをして寝ないと寝れません。
しないで寝ると、何故か夜中の2時に起きてしまうんです。
しておけば朝でぐっすり。なので、夜寝るときは手放せません。

そして最近、その原因が実母の生霊の可能性があると、信じたくなかったのですが信じざるを得ない出来事が立て続けに起きました。
これを解決するには、徹底した絶縁しかないと、実の親の葬式にも出ない覚悟をしました。

話は変わりますが、パワーストーンも個性があります。
アズロマラカイトとラブラドライトを一緒に着けると、いろんな夢をみることができます。ちょっと面白いですよ。
夜中に起きてしまう時はオブシディアンや天眼石が効きます。
特にオブシディアンは味方になってくれると本当に心強い石です。

これはパワーストーンをしていてもしていなくても同じかもしれませんが、寝て起きた時に悩みの答えが唐突にわかることもよくあります。
これは「降ってくる・おりてくる」「ひらめく」とは別の感覚で、どちらかと言えば理解する、に近いです。
それが今朝もありました。

八幡様へ私がした質問は、あの質問の真意は、自分でも気づいていませんでしたが、「もう親を見捨てていいですか?」と同義語でした。
その答えがこちら。

僕:「もしかすると、大事なのは言葉の強さではなく、想いの強さなのかもしれませんね。」

八幡様:「やっと出てきましたね。それが答えです。

人の想いが、言葉となって出てきます。その想いの形を、人は自由自在に操れることができるのです。

その言葉は、柔らかくもでき、鋭くもでき、大きくもでき、小さくもできます。言葉を大切に使える人は、自分の心も大切にできる人です。」

僕:「言葉って、心そのものなんですね。」

八幡様:「はい。ですから、自分の心を大切にできる人は、人の心も大切にできる人なのです。

人の心を大切にすることができれば、その言葉はますます美しくなっていきます。

頑張って説得しなくちゃいけない。気づかせなくちゃいけない。ちょっとは辛い思いをさせなくちゃいけない。あのわからず屋にどうやってわかるよう持ってけばいいのか。よし、もう喧嘩するしかないな!

では、伝わりません。アニキ、どうすればいいかわかりますか?」

僕:「はい。正解かどうかはわかりませんが、僕自身がやっていることは、相手のことを好きになることです。」

ああ、確かに母親のことは大っ嫌いですね。

尊敬まで行かなくても、尊重する気持ちはありますか?

それはあります。
大事に思っているからこそ、借金の相談をしてきた両親に、絶縁しても夫に頭を下げて仕送りしてもらっていました。誕生日や母の日・父の日も渡していました。
なのに、母は妹と「あの子は連絡もしないのに、お金ばっかりよこして。財産目当てかしら」と話していたそうです。
今も変わらない母なら関わってほしくないと思いますが、早く死んでほしいと思っているわけではないです。
本当の意味で、人に囲まれていい人生を過ごしてほしいと思っています。
叶うならば、人の気持ちを分かってほしいと願っています。

25歳の時にお世話になった上司から言われた言葉があります。
「言葉の仕事は、親から正しく愛情を受けて、正しく返してきた子じゃないと務まらない。」と。
本当にその通りなんです。

「好きになる」こと

八幡様:「そのとおりです。では、どうしても相手のことを好きになれない場合はどうしますか?」

僕:「あ、それは大丈夫です。必ず、人には良いところがあります。それは間違いありません。ただそれが、まだ見えていないだけだと思います。

だから僕の場合、最初にそれを探します。話していれば何かしら見つかるものです。逆に、ちゃんと話さなければなかなかわかりません。

たくさん喋って、たくさん笑って、たくさん思いを汲んで、相手の伝えたいことをよく聞きます。

その中から、きっと生まれてくるはずだと思っています。」

八幡様:「何が生まれてくるのですか。」

僕:「僕が、伊藤次長に抱いた感情です。尊敬の念です。相手を敬う気持ちです。これがあれば、うまくいくと思います。

相手に、自分の心や自分の気持ちを受け取ってもらいたいときにはなおさら、相手に自分を尊敬してもらうのではなく、自分がまず相手を尊敬することから始めないと、いつまでたっても伝わらないことを、僕は学びました。」

八幡様:「では、相手が自分を試そうとしてくるのは、どういう意味なのでしょう?」

僕:「ああ、それは、自分への尊敬がどれくらいあるのか。とにかくそれを試したくて、場合によっては攻撃してくるのかもしれません。

しかし、相手がこちら側の『尊敬』に気づくと、今度はこちらを『尊重』してくれます。

何度も何度も、会話するたびに重なっていく敬う気持ちは、どんどん尊敬に変わっていくのだと思います。

これもまさに、伊藤次長から学んだことです。」

線香って火が消えないと煙が出ませんね。
燃えているときは自分の納得いかない心に一生懸命になりすぎているのかもしれません。
だから、火が消えたら煙広がる響き合う(青雲)

くまちゃんがくま天狗の話を書いてくれたのは、いつか気付くよと教えてくれたのだと思います。
見捨てろとは一言もありませんでした。

なんとなく、一緒に寝たオブシディアンの大玉ブレスレットが導いてくれたがします。
もうこんな時間なので、寝ます。


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