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他己評価でジコにあう

プライドが高すぎる。
上司に叱られる時は大体それ。

自分としては、プライドというより「もっとできる」「もっとよくなるはず」を追い求めてるだけなのだけれど。
経営サイドの目線で見たらそれは、コストに合わない。となる。

会社員だから仕方ない、というのもわかる。
でも1mmでも、1%でも、喜んでもらえるものをつくりたいと常に思う。そのための自分の手間や労力は惜しみたくない。これは単なる自己満なのか?

ここ2年ほど、私の精神状態は泥の中深く潜った状態で、その中でもなんとか足掻き、努力してきた結果、ようやく浮上の兆しも感じられるようになってきた。
とは言えここ最近は自信喪失、存在価値を見失いがちだった。ちょっと大きな案件がうまく進まないのも原因だとおもう。

何者にもなれずにここまできてしまった自分に焦っていた。まるで20代のように。(いま、アラフィフ)

いまの自分に何ができるのだろう、自分の内側から湧き上がるものなんてあるのだろうか、というネガティブシンキングに支配され、不安と焦りで苦しくなり、とうとうそのことを上司に相談した。

「あのさ、みんなが5,000円の牛丼を求めてるわけじゃないよ」

え、たまにはお茶漬けも食べたくなるじゃん的な話?

上司の私への評価はつまりこうだ。
「君は安い牛丼としてニーズがあるんだ、そこに誰も高級店のクオリティーは求めてないんだよ」と。

焦って苦しんでる私をラクにさせようと、かけてくれた苦肉のことばかもしれない。
でもその他己評価、なんかモヤモヤする。

モヤモヤするけど、サービス精神旺盛(で破滅思考)な私は自分でさらに追い打ちをかける。

「そうか380円の松屋の牛めしか。吉野家でもすき家でもなく、松屋の牛めしとして求められているのか」と自分なりのランキングで自己評価を落とせるだけ落としてみせた。

親切な上司の優しい例え話で自身へのプレッシャーは軽減したが、思わず下ランクの牛丼という評価に遭う
という大事故が勃発した。

将来について考えている。


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