誰が為に大喜利~自分の為 その2~

前回の記事

特効さん、ケータイ大喜利復活にはしゃぐ、が……

ケータイ大喜利が終わってからというもの

大喜利をあまりやらなくなった

せいぜい特番でやっているIPPONグランプリに答えを投稿したり

「ダブルブッキングのオフレコ」というネット配信で

全員匿名の中でポツポツ答えをコメントするぐらいだった

ここまでは前回書いた通り。実にダラダラとしていたものだ


ところが2019年3月30日にケータイ大喜利が放送されると知る

復活の知らせを聞いて喜んだ

特番とはいえ、嬉しかった

それだけに、後になって月一ぐらいでレギュラー放送されると

発表された時にはめちゃめちゃ喜んだ

これであと十年は頑張れる!

あの頃はハッピーだったなぁ……


ところが2020年3月7日

この回で放送が最後になると告げられた

そんなにショックではなかったような気がする

「あーはいはい、なるほどね」

そんな心境だった

ヘキサゴンⅡクイズパレードが最終回を迎える時も

同じぐらい納得したなぁ……


とにかく、大好きなケータイ大喜利は終わった

ダブルブッキングのオフレコなんてとうの昔に終わっている

もはや大喜利をやる理由もきっかけもない

いよいよ大喜利とは縁が切れるものだと思っていた



特効さん、メジャー初段は印籠だと知る

2020年4月2日

行きたかった浅草ニューウェーブの公演は延期になり

緊急事態宣言が出るのか、出ないのかぐらいの状況だった気がする

え、こんな配信やっていたの!?

知らなかった!

三好さんは一個も告知していなかったじゃないか

投稿時間(午後)的にもう(夜に)やっていないだろうと思っていたが

確認してみたら、まさかの配信中

ぶっ通しでやったのか、仕切り直したのかまではわからない


配信の内容は居酒屋で

オキシジェン三好、コンパス中島、ワッショイ堀江、井上の四人が

飲みながら喋っているというものだった

なるほど、とてもほのぼのとした配信だ

最初から見ていたかったなぁ……

コメントをしつつ配信に癒されていたら

三好「あ、特効さん」

ちょっとびっくりしたが、冷静に考えればなんてことはない

Showroomは名前付きでコメントが表示される

それを読み上げられただけなのだ。慌てない慌てない

三好「この人、ケータイ大喜利のメジャーの人だよ」

中島「へー!」

ぎゃー!

……そう言えば三好さんとはどういうわけかTwitter、相互フォローだった

(そうなった経緯はよくわかっていない)

ケータイ大喜利永遠のメジャー初段。一般市民の特効さんです。書き間違えそうなときはひらがなでもいいです。クイズ番組をよく見ます。特撮番組を見ていることもあります。ごくまれに芸人さんを見に行きます。でもクイズ好きでもなければ、お笑い好きでもない気がします。

しっかり私のこのプロフィール(当時)を見られていたのか!


何というか、芸人さんのリアクションを見て、ここで初めて

「ケータイ大喜利メジャー初段って、すごいのか?」

「本職の芸人さんが驚くんだったら、よっぽどなのかな……?」

と実感した

「メジャー初段はすごくない」と思っていたわけじゃない

当然、他のメジャー初段の人の事は尊敬している

ただ「自分がメジャー初段である事はすごいこと」

とはあまり思った事がなかったのだ


とにかく、このタイミングで

メジャー初段は印籠である

ということを知った

印籠と言うか、ポケモンで言えばおうじゃのしるしかな?


そこから配信の内容が急転する

三好さんの一存で大喜利が始まった

当初は私もお題を出して楽しんでいたのだが

最終的に、私は四人の芸人さんと大喜利で対決することになっていた

いや、何でだよ!

せめて「芸人VS視聴者」ぐらいにしてくれないと

ゲームバランスがおかしくなるんじゃないか!

第一、今の自分に大喜利ができるのか!?

そう思っていたけれど

ケータイ大喜利で身に付いた長年の習性って恐ろしいですね

お題を出されたら答えてしまうんですよ

あとはこういう技術とタイピングがあったおかげで

大喜利の答えをお題が出てからすぐぐらいのタイミングで出して

「早いよ!」なんて突っ込まれたりして……

このころから早撃ちの癖があったらしい

不意打ちの答えの面白さはよく知っているのだ


大喜利対決そのものは、視聴者総出で答えをコメントしたり

芸人さんがかなりうまいこと盛り上げてくれたおかげで

めちゃめちゃ面白かったし、楽しかった

(’勝敗? 芸人さんの勝ちでしょう)

どれぐらいの時間、大喜利をやったかはわからないが

あそこまで熱中したのはケータイ大喜利最終回以来だった

いいですね

首をかしげながらも楽しんでいた様子が伝わって来ます

配信をしてくれた三好さんと芸人さんに感謝


まぁでも、これは特番のようなものだ

当分、自分が大喜利をやることはないだろうと思っていた……

つづく

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