TRPG 第4話

GM「『こうなっては仕方ない。戦闘だ!ダークキングよお前の力を思い知らせてやれ!』すると部屋の奥から真っ黒なアーマーをまとった男がゆっくりとやってくるよ。」

B「うーん。今回は戦闘は避けられないかー。」

GM「(ニヤリ)『このダークキングは殺しのために生まれ、殺しのために育った男だ!母親の胎内にいたころに母親ごと誘拐され、殺しの訓練を受けた!戸籍も持たず、この世に存在すら知られていない最強のアサシン!』」(うーん。この設定萌えるわ。このシリーズでプレイヤーのライバルキャラにしよう。)

—なんだかんだ苦戦しながらもプレイヤー側の勝利が見えてきて—

GM「『くっ!私をここまで追い込むとは。ここは退散する事にしよう。私が最強と呼ばれる所以は引き際を知っているからだ!』そう言うとダークキングは窓から逃げていくよ。」

B「まって。ダークキングに縄投げて生け捕りにしてみる。」

GM「で、でも、突然の逃走だから縄の準備してる暇なんて...」

C「B、荷物に縄あるしね。」
A「ダークキング瀕死なんだからむしろBに成功ボーナスじゃない?」
B「っていうか6ゾロだわ。クリティカルだから成功だよね?」

GM「(ま、いっか)生け捕りにしてどうするの?警察に引き渡す?」
(次回のシナリオは、脱獄したダークキングが復習に来るシナリオもいいな。)

B「いや。奴隷として売る。」

GM「まって。」

A「売ったら一度しかお金入らないからレンタルがいいんじゃない?」

GM「まって。仮にも冒険者が奴隷販売とかまずいんじゃない(汗 法を犯したら追われる身になるかもしれないし。」

C「ダークキングって戸籍も無ければ法的には存在しないはずの男なんでしょ?存在しないはずの男を奴隷にしても法で裁けないんじゃない?」
A「たぶん裁けないな。」
B「次回からシナリオスタート時に奴隷が稼いだ分の金銭をボーナスでちょうだいね。」

GM「まって。」

A「料金一律だと燃えないから、料金表作ってサイコロで決めよう!」

GM「まって。」

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