TRPG 第3話

GM「街を歩いていると兵士風の男に呼び止められる。『君たち冒険者なら依頼を引き受けてくれないか?』」 

A「金次第だな。」

 GM「実は、3年前にドラゴンにさらわれた、この国の王女様を救出して欲しいんだ。王様は病を患っていて先が短い。唯一の血統者である王女様をなんとしても救い出したい。」

B「ドラゴンかー。さすがに俺たちでも厳しいな。」
C「この国の軍隊は救出に行かないの?」

GM「この国は最近まで隣国と戦争状態にあったのと、高齢化が進んでおり残った兵士も老人ばかりだ。声をかけてきたのは憲兵隊長だが、かなりの高齢者だ。」

A「軍隊の規模は?」

GM「軍隊の規模も小さい。」

B「殺すか。」
C「王様殺すか。」

GM「まって。」

A「ドラゴンより王様殺した方が楽だな。」
B「いつまでも冒険者じゃいられないし、一国一城の主もいいね。」
C「どうせ王女助けにいっても、今も生きてる保証もないしね。」

GM「まって。」

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